ふみさんの日々雑感

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「笑わない数学」

2022-10-12 10:51:58 | テレビ
NHkの「笑わない数学」が面白かった。

何が面白いって、分からないことが面白かった。

もう一度、最初から見たいなって思っている。

司会の尾形貴弘さんが一生懸命に説明してくれる。

「どうでしょう、分かりましたか?」
「いいえ、分かりません」と、つっこみながら見ていた。

たまたま、孫がお父さんと一緒にちょっと寄った時、録画を見ていた。

その時は、地球が丸いことを数学で証明する問題を説明していた。

孫のゆなはじっと見ていて、「面白い?」って聞いたら「うん」と言う。

お父さんが「帰るよ」と言っても「見る」と言って動かない。

言葉と数式等の画面のどこが面白いのかって思うが、私には面白かった。

「フェルマーの最終定理」が出てきた時、「博士の愛した数式」を思い出した。

小説も読んで、映画は映画館とテレビで3回見た。

そして、娘が小学校の頃を思い出した。

大阪から、東京に戻ってきた時に娘は4年生だった。

5年生になった時、泣きながら「私、算数が全然分からない」と言う。

確かに、大阪の学校と東京世田谷の学校では、レベルが違っていて心配はしていた。

それで、直ぐに塾を探した。いくつも回って大手ではない、母と3人の息子でやっている小さな塾にお願いした。

それから中学に入った頃「お母さん、私、数学が面白い」と言って、成績順位も上がっていった。

高校の時にも、「面白い」と言い、大学のときには「趣味は因数分解」と言って友達に笑われていた。

そんな事を思い出しながら、笑わない数学を見ていた。

たくさんの問題や定理や理論が説明された。

昔の人々が、どうしてそんなに数学にのめり込むのだろう、命がけで真理を追求する話に、私がのめり込んだ。

分からない事が、面白いって面白い。

コメント
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