サンクトペテルブルクでツアーの仲間の人が個人でちょっと遠くに行きたいから、タクシーをと添乗員に頼んだ。
そういえば、余りタクシーを見ない。添乗員さんに聞いたら、日本のように流しのタクシーは無いそうだ。タクシーは電話で頼むそうだ。
では、街中でどうしてもタクシーに乗りたい時にはどうするのか。それは、車道に降りて、走っている車に向けて手を斜め下に上げる。日本はタクシーを止める時に、手を上に上げるが向こうでは手は斜め下。
という事は、要するにヒッチハイクではないか。そして、止まった車に行き先を言い、料金を交渉するそうだ。そういえば、バス移動の時、時々、そんな人を見た。タクシーを止めるのかと思っていた。バス停でも、自分の乗りたいバスが来たら、必ず手を斜め下に上げないと止まらないそうだ。
一度、夫と街を散策している時、手を斜め下に出している大きな荷物を持った人を見た。それで、二人で風景を見ている振りをして観察していた。しばらくして、一台のワゴンが止まった。なるほど男性はしばらく車の人と話をしていた。交渉がまとまったようで、後ろのハッチを開けて荷物を入れ、車に乗りこんだ。
最近、日本でヒッチハイクを見ない。ずっと前までは、東名の入り口あたりで、“名古屋”とか“京都”とか書いた紙を持って立っていた人をよく見た。
サッカーサポーターも、お金の無い若い人達がヒッチハイクで地方に行っていた。中には車を乗り継いで、九州まで二日間もかかって行ったというツワモノもいた。その人の掲示板に書かれていた珍道中記は面白かった。でも、いつからか彼もヒッチハイクはやらなくなり、その掲示板も消滅して行った。多分、今はブログに書いているのだろう。
私も一度だけ若い頃にヒッチハイクをした事がある。まだ、免許証を持っていなかった頃。帰省していた時、どうしても町に(私の実家は田舎で、町までバスで20分くらい)用があった。その日は、父が朝早くに出かけていたので、車で送ってもらえなかった。それでバスに行く事にしていた。ところが、そのバスに乗り遅れてしまった。日中はバスは一時間に一本しかない。モチロン、携帯なんて存在しない時代だったから、連絡の取りようがない。で、ドキドキしながらヒッチハイクをした。
今の時節は、乗せてもらうほうも、乗せるほうも、非常にリスクがあると思う。
ロシアでの旅行は、いつもそうだが、ジーパンですごした。バスに乗っている時、気がついた。ひざの上が破れそうに薄くなったいる。「アレ!」と思っていた。
その次に気がついたら、一筋、二筋、破れ目がついている。「ヤダ、破れたらどうしょう」と思っていた。朝、ジーパンをはいたら、そこに足の指が入り、ビリっと破れてしまった。
東京では破れたジーパンや服をファッションとして着ている人はいるが、向こうではそんな若者は一人も見なかった。ソーイングセットを持っていたから、縫おうかなと思ったけど、よけい変なのでやめたが、すごく気になった。
同じツアーの人に言われた。「ナウいわ。かっこいいよ」と。“ナウい”って・・・。いつの時代の言葉・・・。
愛着のあるジーパンだけど、膝で切って夏に家ではく事にして新しいジーパンを買った。
そういえば、余りタクシーを見ない。添乗員さんに聞いたら、日本のように流しのタクシーは無いそうだ。タクシーは電話で頼むそうだ。
では、街中でどうしてもタクシーに乗りたい時にはどうするのか。それは、車道に降りて、走っている車に向けて手を斜め下に上げる。日本はタクシーを止める時に、手を上に上げるが向こうでは手は斜め下。
という事は、要するにヒッチハイクではないか。そして、止まった車に行き先を言い、料金を交渉するそうだ。そういえば、バス移動の時、時々、そんな人を見た。タクシーを止めるのかと思っていた。バス停でも、自分の乗りたいバスが来たら、必ず手を斜め下に上げないと止まらないそうだ。
一度、夫と街を散策している時、手を斜め下に出している大きな荷物を持った人を見た。それで、二人で風景を見ている振りをして観察していた。しばらくして、一台のワゴンが止まった。なるほど男性はしばらく車の人と話をしていた。交渉がまとまったようで、後ろのハッチを開けて荷物を入れ、車に乗りこんだ。
最近、日本でヒッチハイクを見ない。ずっと前までは、東名の入り口あたりで、“名古屋”とか“京都”とか書いた紙を持って立っていた人をよく見た。
サッカーサポーターも、お金の無い若い人達がヒッチハイクで地方に行っていた。中には車を乗り継いで、九州まで二日間もかかって行ったというツワモノもいた。その人の掲示板に書かれていた珍道中記は面白かった。でも、いつからか彼もヒッチハイクはやらなくなり、その掲示板も消滅して行った。多分、今はブログに書いているのだろう。
私も一度だけ若い頃にヒッチハイクをした事がある。まだ、免許証を持っていなかった頃。帰省していた時、どうしても町に(私の実家は田舎で、町までバスで20分くらい)用があった。その日は、父が朝早くに出かけていたので、車で送ってもらえなかった。それでバスに行く事にしていた。ところが、そのバスに乗り遅れてしまった。日中はバスは一時間に一本しかない。モチロン、携帯なんて存在しない時代だったから、連絡の取りようがない。で、ドキドキしながらヒッチハイクをした。
今の時節は、乗せてもらうほうも、乗せるほうも、非常にリスクがあると思う。
ロシアでの旅行は、いつもそうだが、ジーパンですごした。バスに乗っている時、気がついた。ひざの上が破れそうに薄くなったいる。「アレ!」と思っていた。
その次に気がついたら、一筋、二筋、破れ目がついている。「ヤダ、破れたらどうしょう」と思っていた。朝、ジーパンをはいたら、そこに足の指が入り、ビリっと破れてしまった。
東京では破れたジーパンや服をファッションとして着ている人はいるが、向こうではそんな若者は一人も見なかった。ソーイングセットを持っていたから、縫おうかなと思ったけど、よけい変なのでやめたが、すごく気になった。
同じツアーの人に言われた。「ナウいわ。かっこいいよ」と。“ナウい”って・・・。いつの時代の言葉・・・。
愛着のあるジーパンだけど、膝で切って夏に家ではく事にして新しいジーパンを買った。