毎年、中高生の夏体験ボランティアを受け入れている。
初めて受け入れた時には、この暑い夏に里山の下草刈りに、子ども達が集まるかしらと心配した。
でも、毎年、10人以上の申し込みがあった。
去年は、コロナで中止になった。
今年は、人数を制限して募集したが、それでも中学生の8人の参加があった。
南山に初めて入る子もいた。
まず、自己紹介。
山の中だし、距離を取って話をしなければ、マスクははずしていいよ、と言ったけど、マスクを外す子はいなかった。
その為に、水分を取るためにチョコチョコ休憩した。
「一生懸命にやらなくていいよ。ポチポチでいいからね」と、言ったけど、今年の生徒は夢中(?)で笹刈に没頭していた。
綺麗になった。
その後は、細めの立ち木を切る体験。
今回は南ちゃんのスタッフの参加が少なくて、以前はスタッフの参加が多くて、特に男性たちが何人かいたので、ちょっと太めの木も伐り倒した事もあった。
最後は、木に縄を結んで、皆で声を合わせて引っ張った。
今年はコロナの為、お昼は無しで早めに終わりにした。
収穫してあるジャガイモをお土産に、「楽しかったです」との言葉と一緒に帰って行った。
以前は、お弁当も持って来て一緒に食べ、冷えたスイカも農家さんから買って来て皆で食べた。
そよ風が、火照った体を吹き抜けて行く里山の木陰で、種をペッペッと飛ばしながら食べるスイカは最高に美味しかった。
来年は、そうなっていたらいいな。
生徒を見送って、残った私達だけで、お昼を食べ、楽しくおしゃべりをした。