あ~あ、今年のFC東京との楽しい時間は終わってしまった。
もし、国立で東京の試合が無かったら、鹿児島に住む友達は帰って来なかった。お正月は、向こうで過ごすと言っていたから。
でも、仙台に勝って国立に戻ってくる事になり、あわててチケットと飛行機を手当てしたと言う。
以前、ナビスコでの2回の国立決勝では、仲間と場所取りに大変な思いをした。会社帰りにチェックに行ったり、当日は始発で行ったり。
天皇杯の決勝の時にも、場所取りを頑張ったが、結局は、全員の分のチケットを持っていた友達が遅れて来て、中に入れたのが行列が無くなった頃だった。
でも、人数分の席は前後したが、ちゃんと取れた。
だから、今回は、場所取りに頑張る事を止めた。
入場も千駄ヶ谷ではなく、青山門から入る事にした。15分遅れでゴール裏に入れると言うので。
それで、信濃町駅で11時に待ち合わせして、青山門に向かった。
付いてビックリ。
5組くらいしか並んでいない。それも、バックスタンドの指定席の人達。
シートを敷いて荷物を置いて、時間も一杯あるしコンビニに食料等を仕入れに行く事にした。
買い物して戻ったら、行列が伸びていた。
ポカポカ暖かいし、おしゃべりして開場を待つ。
入り口で先着者に配っている物(今回はひざ掛け)をもらい、ゴール裏とバックスタンドを仕切る柵の所で15分待つ。同じ考えの東京サポーターが私達の後に行列を作る。
時間になり、スタジアムには入ったら、まだまだ、ガラガラ。こっちに並んで正解だった。あの沢山の千駄ヶ谷に並んだ人が、中に入り終わるにはまだまだ時間が一杯かかるだろう。
友達と、「次回、いつになるか分からないが、その時もこの方法で並ぼうね」 と。普段のリーグ戦よりも楽だった。
久しぶりに会った友達とおしゃべりしていれば、時間なんてアッと言う間に過ぎる。
気が付いたら、本当に久しぶりの昔の仲間が私達のそばを登って行く。
声をかけて、「久しぶり!!元気だった?」
「オレも年とったよ。」
「大丈夫。あなたと同じだけ私達も年とったから」
「もう、2回もギックリ腰をやっちゃったよ」
「大丈夫。私は3回もぎっくり腰やったから」 と皆で笑いながら近況を話す。
昔、立ちあがったばかりのFC東京で、その彼も含めてまだまだ数少ないサポーター達と、勝ったから負けたからと言い、試合後に飲みながら食べながら今を未来を熱く語り合った。
サポーターのホームページの掲示板でのオフ会の集まり、忘年会、新年会。サポーターも選手もフロントも一緒になって未来を語った。
そして、手分けして駅でチラシを配った。会社に行く前に、途中下車して30分くらい、社長達とチラシを配ったっけ。
J2の頃、地方のアウェイに行くと太鼓さん達が来ていなくて、「あら、誰が仕切るの?あたなやりなさいよ」と声の大きな男性にリードを任せたり。人数が少ないから「トーキョー!トーキョー!」 と手拍子しか出来なかったり。
初めて鳥栖に行った時には、10人くらいしかいなかった。それでも、入場者数も少なかったから、声は選手には聞こえたと思う。
初めて、アウェイの広島に行った時には、広島のサポーターの人が向こうのゴール裏から回って来て、「リーダーさんに挨拶しに来ました」 と。「え、リーダー?誰だろう」 と。丁度、太鼓さんが降りて来たので、彼に頼んだ事もあったっけ。
彼と話していたら、そんな昔の事を思い出した。
そして、そんなJ2の東京が、初めて天皇杯の準決勝で国立に立った事がある!!
いつも西が丘で試合を応援していた私達が、国立のスタジアムに足を踏み入れた時の、あの衝撃を今でも忘れられない。
沢山の照明が輝くスタジアムは満員に膨らみ、青赤の旗と、鹿島の旗が沢山翻っていた。東京の試合で初めて見る風景、想像も考えもしなかった光景。
鳥肌が立った。
興奮で舞い上がってしまって、試合内容なんて頭の中に刻まれなかった。
引き分けだったけど、幸せだった。国立で東京の選手達のプレーを見る幸福感で一杯だった。
そして、J1に上がって、国立は一年間だけど私達のホームスタジアムとなった。東京スタジアムの完成が翌年だったので。
多分、国立をホームスタジアムとしたのはFC東京しかないと思う。
だからこそ、昨日は勝って、決勝に行きたかった。
ピッチに繰り広げられたゲームは、ハッキリ言って、私の望んでいたサッカーでは無かった。
負けない試合ではなく、勝ちに行く試合をキックオフからして欲しかった。リーグ戦ではないのだから、引き分けなんてないのだから。
90分で勝負を決める戦いをして欲しかった。
0-0で進んでも本当に面白いスリリングな試合もある。
でも、リーグ戦での1試合みたいな試合は天皇杯にはふさわしくない。
まるで、最初から延長を予期していたような交代だったし。絶対にPKには行って欲しくなかったのに。東京と違い、相手はチャンピオン、修羅場を経験し、度胸もある、メンタルも強いだろうし。
何か、ポポ監督のサッカーを象徴するような一戦だった。
そして、新しい監督の発表があった。長友がいたチェゼーナの監督をしていた人。
長友がいたのでチェゼーナの試合はよく見ていたが、監督は覚えていない。
チェゼーナのサッカーは面白かった。
見ていて、そのサッカーに懐かしさを覚えた。とにかくサイドがガンガン上がって行く。
昔、ナオ君が髪をなびかせて小鹿のように駆け抜けていた頃の原サッサーを見ているようだった。ゴール裏もウチのように熱くヤンチャな感じがした。
だから、長友が移籍するまでずっと見ていた。今の長友のチームの試合は見た事ないが。
東京が積み上げて来たパスサッカーに、そのサッカーがプラスされたら、面白いだろうなと思う。
新しい監督に期待するし、一人ワクワクしている。
それに、香港行きを決めたので、そこで、新しいサッカーを見れるのが何よりも楽しみだ。
もし、国立で東京の試合が無かったら、鹿児島に住む友達は帰って来なかった。お正月は、向こうで過ごすと言っていたから。
でも、仙台に勝って国立に戻ってくる事になり、あわててチケットと飛行機を手当てしたと言う。
以前、ナビスコでの2回の国立決勝では、仲間と場所取りに大変な思いをした。会社帰りにチェックに行ったり、当日は始発で行ったり。
天皇杯の決勝の時にも、場所取りを頑張ったが、結局は、全員の分のチケットを持っていた友達が遅れて来て、中に入れたのが行列が無くなった頃だった。
でも、人数分の席は前後したが、ちゃんと取れた。
だから、今回は、場所取りに頑張る事を止めた。
入場も千駄ヶ谷ではなく、青山門から入る事にした。15分遅れでゴール裏に入れると言うので。
それで、信濃町駅で11時に待ち合わせして、青山門に向かった。
付いてビックリ。
5組くらいしか並んでいない。それも、バックスタンドの指定席の人達。
シートを敷いて荷物を置いて、時間も一杯あるしコンビニに食料等を仕入れに行く事にした。
買い物して戻ったら、行列が伸びていた。
ポカポカ暖かいし、おしゃべりして開場を待つ。
入り口で先着者に配っている物(今回はひざ掛け)をもらい、ゴール裏とバックスタンドを仕切る柵の所で15分待つ。同じ考えの東京サポーターが私達の後に行列を作る。
時間になり、スタジアムには入ったら、まだまだ、ガラガラ。こっちに並んで正解だった。あの沢山の千駄ヶ谷に並んだ人が、中に入り終わるにはまだまだ時間が一杯かかるだろう。
友達と、「次回、いつになるか分からないが、その時もこの方法で並ぼうね」 と。普段のリーグ戦よりも楽だった。
久しぶりに会った友達とおしゃべりしていれば、時間なんてアッと言う間に過ぎる。
気が付いたら、本当に久しぶりの昔の仲間が私達のそばを登って行く。
声をかけて、「久しぶり!!元気だった?」
「オレも年とったよ。」
「大丈夫。あなたと同じだけ私達も年とったから」
「もう、2回もギックリ腰をやっちゃったよ」
「大丈夫。私は3回もぎっくり腰やったから」 と皆で笑いながら近況を話す。
昔、立ちあがったばかりのFC東京で、その彼も含めてまだまだ数少ないサポーター達と、勝ったから負けたからと言い、試合後に飲みながら食べながら今を未来を熱く語り合った。
サポーターのホームページの掲示板でのオフ会の集まり、忘年会、新年会。サポーターも選手もフロントも一緒になって未来を語った。
そして、手分けして駅でチラシを配った。会社に行く前に、途中下車して30分くらい、社長達とチラシを配ったっけ。
J2の頃、地方のアウェイに行くと太鼓さん達が来ていなくて、「あら、誰が仕切るの?あたなやりなさいよ」と声の大きな男性にリードを任せたり。人数が少ないから「トーキョー!トーキョー!」 と手拍子しか出来なかったり。
初めて鳥栖に行った時には、10人くらいしかいなかった。それでも、入場者数も少なかったから、声は選手には聞こえたと思う。
初めて、アウェイの広島に行った時には、広島のサポーターの人が向こうのゴール裏から回って来て、「リーダーさんに挨拶しに来ました」 と。「え、リーダー?誰だろう」 と。丁度、太鼓さんが降りて来たので、彼に頼んだ事もあったっけ。
彼と話していたら、そんな昔の事を思い出した。
そして、そんなJ2の東京が、初めて天皇杯の準決勝で国立に立った事がある!!
いつも西が丘で試合を応援していた私達が、国立のスタジアムに足を踏み入れた時の、あの衝撃を今でも忘れられない。
沢山の照明が輝くスタジアムは満員に膨らみ、青赤の旗と、鹿島の旗が沢山翻っていた。東京の試合で初めて見る風景、想像も考えもしなかった光景。
鳥肌が立った。
興奮で舞い上がってしまって、試合内容なんて頭の中に刻まれなかった。
引き分けだったけど、幸せだった。国立で東京の選手達のプレーを見る幸福感で一杯だった。
そして、J1に上がって、国立は一年間だけど私達のホームスタジアムとなった。東京スタジアムの完成が翌年だったので。
多分、国立をホームスタジアムとしたのはFC東京しかないと思う。
だからこそ、昨日は勝って、決勝に行きたかった。
ピッチに繰り広げられたゲームは、ハッキリ言って、私の望んでいたサッカーでは無かった。
負けない試合ではなく、勝ちに行く試合をキックオフからして欲しかった。リーグ戦ではないのだから、引き分けなんてないのだから。
90分で勝負を決める戦いをして欲しかった。
0-0で進んでも本当に面白いスリリングな試合もある。
でも、リーグ戦での1試合みたいな試合は天皇杯にはふさわしくない。
まるで、最初から延長を予期していたような交代だったし。絶対にPKには行って欲しくなかったのに。東京と違い、相手はチャンピオン、修羅場を経験し、度胸もある、メンタルも強いだろうし。
何か、ポポ監督のサッカーを象徴するような一戦だった。
そして、新しい監督の発表があった。長友がいたチェゼーナの監督をしていた人。
長友がいたのでチェゼーナの試合はよく見ていたが、監督は覚えていない。
チェゼーナのサッカーは面白かった。
見ていて、そのサッカーに懐かしさを覚えた。とにかくサイドがガンガン上がって行く。
昔、ナオ君が髪をなびかせて小鹿のように駆け抜けていた頃の原サッサーを見ているようだった。ゴール裏もウチのように熱くヤンチャな感じがした。
だから、長友が移籍するまでずっと見ていた。今の長友のチームの試合は見た事ないが。
東京が積み上げて来たパスサッカーに、そのサッカーがプラスされたら、面白いだろうなと思う。
新しい監督に期待するし、一人ワクワクしている。
それに、香港行きを決めたので、そこで、新しいサッカーを見れるのが何よりも楽しみだ。