終わってみれば、楽しかった。
友達が久しぶりに応援に来てくれたし、おしゃべりも出来たし。
彼女とは、もう30年程の付き合いになる。夫の転勤で東京に戻ってきて、パートに出た時の同僚だった。気が合って食事をしたり旅行に行ったり。
6年ほどで、その職場を辞めて私は正社員として他の会社に入った。彼女も、別の会社に移ったが、それからは忙しくなって時々しか会えなかった。
ちょっとしたプランクがあった事もあったが、最近は年に4~5回くらいしか会えない。でも会えば、積り積もった話しに時間も忘れる。
サッカーには、招待券をあげるが、自分でチケットを買っても来てくれる。
彼女が、「武藤くん、いなくなったら寂しいね。」
「大丈夫。ユースからの選手は、大きく育ってくれたら嬉しいものよ。楽しみだもの。それに、残っている選手にも思い入れのある選手達もいるし」
武藤くんのユースの時の試合には、何回も応援に行っていたが、あまり、彼の記憶は無い。一緒に行く友達は詳しいけど、私は、試合は見ているがあまり選手達を覚えれない。
それに、昨日は何といっても野澤くんのプレーする姿が見れた。それは、最高に嬉しかった。先発でなく途中からのプレーだったのに、堂々として見えた。これからも、もっともっと彼のプレーが見たい。
それと、お気に入りの陸くんが、累積の徳永の代わりに出た。
「これからも、ずっとリクを使って欲しい。徳永のプレーは飽きた」 と言ったら、友達に笑われた。
しかし、地震にはビックリした。開けた場所で、これといって揺れを比較する物が無いので、あまり、地震だ!という気持ちは無かった。
ずっと昔、友達と西が丘になでしこの試合を応援に行った時は、照明灯がグラングランと揺れて凄かった。
電車が止まったりで帰りが大変だった。その夜には国立で東京の試合があるので、無理かもと思いながらウロウロした。
試合も、遅れて始まり、開始にはちょっと間に合わなかったが、何とか辿り着く事が出来たのを思い出した。
そして、新潟地震の時には、丁度、横浜でヒーローインタビューを聞いていた時だった。あの時は、携帯も繋がらなくて、家に帰るまで新潟で大きな地震があった事を知らなかったっけ。
昨日は中2日の試合だったが、選手達に疲れを感じなかった。絶対に勝つんだとの気持ちを感じた。
後半には、私の方が緊張して力が入り、肩が凝った。特に武藤くんのPK。
PKが決まった瞬間のサポーターの沸騰は半端なかった。どこもかしこも周り中がバンザイをし、ハイタッチを繰り返していた。
武藤くんがゴールして勝って、武藤くんの移籍の話しを聞きたかったので、本当にホッとした。まるで、シナリオがあるように劇的に終わる事が出来た。
最近、キャプテンはオウンゴールだったり、PKを与えたり、イエローをもらったりと、不運が続いているが、それでも、私達は、彼を信頼しているから、それも、しょうがないと思っている。1失点したら(サッカーで1失点は想定内と思っていないと)、2点3点と取れるように、選手達が頑張ればいい事だと思っている。点を取れないのが問題なのだ。
そして、昨日は、2点取って勝った。楽しかった。
帰りの駅までの道がどれだけ人で渋滞しても、全然、気にならない。
でも、その人込みの中で、突然、小さな男の子の泣き声。
「お父さん! お父さんがいない!」 と。
繋いだ手が離れてしまったのだろう。あんなに混んでいては、分からない。直ぐに、係りの人に男の子を預けた。その人は、高く抱きかかえるようにして、人込みから出て行った。人々の頭の上にその子の顔が見えたから、きっと、お父さんも直ぐに分かっただろう。
直ぐに、水曜日にはナビスコの試合がある。
アウェイの湘南。私一人の参戦かなと思っていたら、友達が、「武藤くんもいなくなるし、会社に行って早退できるか聞いてみる」 と言っていた。
一緒に応援出来るといいな。
ファーストステージの最終節のホーム清水戦で、武藤くんのお別れの挨拶があるという。寂しいけど、向こうでガンバレ武藤くん。
そして、それまでは、東京の選手として勝利の為に走れ。
ガンバレ!! トーキョー!!





友達が久しぶりに応援に来てくれたし、おしゃべりも出来たし。
彼女とは、もう30年程の付き合いになる。夫の転勤で東京に戻ってきて、パートに出た時の同僚だった。気が合って食事をしたり旅行に行ったり。
6年ほどで、その職場を辞めて私は正社員として他の会社に入った。彼女も、別の会社に移ったが、それからは忙しくなって時々しか会えなかった。
ちょっとしたプランクがあった事もあったが、最近は年に4~5回くらいしか会えない。でも会えば、積り積もった話しに時間も忘れる。
サッカーには、招待券をあげるが、自分でチケットを買っても来てくれる。
彼女が、「武藤くん、いなくなったら寂しいね。」
「大丈夫。ユースからの選手は、大きく育ってくれたら嬉しいものよ。楽しみだもの。それに、残っている選手にも思い入れのある選手達もいるし」
武藤くんのユースの時の試合には、何回も応援に行っていたが、あまり、彼の記憶は無い。一緒に行く友達は詳しいけど、私は、試合は見ているがあまり選手達を覚えれない。
それに、昨日は何といっても野澤くんのプレーする姿が見れた。それは、最高に嬉しかった。先発でなく途中からのプレーだったのに、堂々として見えた。これからも、もっともっと彼のプレーが見たい。
それと、お気に入りの陸くんが、累積の徳永の代わりに出た。
「これからも、ずっとリクを使って欲しい。徳永のプレーは飽きた」 と言ったら、友達に笑われた。
しかし、地震にはビックリした。開けた場所で、これといって揺れを比較する物が無いので、あまり、地震だ!という気持ちは無かった。
ずっと昔、友達と西が丘になでしこの試合を応援に行った時は、照明灯がグラングランと揺れて凄かった。
電車が止まったりで帰りが大変だった。その夜には国立で東京の試合があるので、無理かもと思いながらウロウロした。
試合も、遅れて始まり、開始にはちょっと間に合わなかったが、何とか辿り着く事が出来たのを思い出した。
そして、新潟地震の時には、丁度、横浜でヒーローインタビューを聞いていた時だった。あの時は、携帯も繋がらなくて、家に帰るまで新潟で大きな地震があった事を知らなかったっけ。
昨日は中2日の試合だったが、選手達に疲れを感じなかった。絶対に勝つんだとの気持ちを感じた。
後半には、私の方が緊張して力が入り、肩が凝った。特に武藤くんのPK。
PKが決まった瞬間のサポーターの沸騰は半端なかった。どこもかしこも周り中がバンザイをし、ハイタッチを繰り返していた。
武藤くんがゴールして勝って、武藤くんの移籍の話しを聞きたかったので、本当にホッとした。まるで、シナリオがあるように劇的に終わる事が出来た。
最近、キャプテンはオウンゴールだったり、PKを与えたり、イエローをもらったりと、不運が続いているが、それでも、私達は、彼を信頼しているから、それも、しょうがないと思っている。1失点したら(サッカーで1失点は想定内と思っていないと)、2点3点と取れるように、選手達が頑張ればいい事だと思っている。点を取れないのが問題なのだ。
そして、昨日は、2点取って勝った。楽しかった。
帰りの駅までの道がどれだけ人で渋滞しても、全然、気にならない。
でも、その人込みの中で、突然、小さな男の子の泣き声。
「お父さん! お父さんがいない!」 と。
繋いだ手が離れてしまったのだろう。あんなに混んでいては、分からない。直ぐに、係りの人に男の子を預けた。その人は、高く抱きかかえるようにして、人込みから出て行った。人々の頭の上にその子の顔が見えたから、きっと、お父さんも直ぐに分かっただろう。
直ぐに、水曜日にはナビスコの試合がある。
アウェイの湘南。私一人の参戦かなと思っていたら、友達が、「武藤くんもいなくなるし、会社に行って早退できるか聞いてみる」 と言っていた。
一緒に応援出来るといいな。
ファーストステージの最終節のホーム清水戦で、武藤くんのお別れの挨拶があるという。寂しいけど、向こうでガンバレ武藤くん。
そして、それまでは、東京の選手として勝利の為に走れ。
ガンバレ!! トーキョー!!




