お正月前に、南ちゃんの畑へ大根とネギを取りに行った。
山の入り口に自転車が止めてある。誰の自転車だろう、誰か作業をしているのかしらと思いながら畑へ行った。
そしたら、イシカワさんが畑を耕していた。まあ、何とご苦労さまな事。本当に畑仕事が好きなんだなと思う。
しばらく、山を見ながら四方山話をする。
その後、大根とネギを取って帰る。
今年最後の南山へ行ったので、あちこちをウロウロしながら写真を撮った。
<カエデの広場>
私達が下草刈りを始めた一歩の場所。藪におおわれた山にどうやって入るのだろう、どうやって下草刈りをするのだろう、続けて行けるのだろうか、不安を感じながらの一歩だった。
言いだしたからには、やりつづけなければ、と必死だった。
<桜の広場>
落ち葉が一杯降り積もった緩やかな登りの小道をサクサクと歩いて行くと、桜の広場に出る。
カエデの広場から下草刈りを続けて、まもなく一年を迎える頃、私は、道を作るような感じで一直線に下草刈りをしていた。
そして、スポッと何も無い空間に出た。周りを大きな山桜が囲んでいる丸い広場。
本当に、そこは、不思議なくらいにポッカリと何も生えていない広場だった。
そこを、桜の広場と名付け、時々はイベントを開く。
<クヌギ林>
桜の広場からクヌギ林に降りる所に、カブトムシの寝床がある。
クヌギ林は、私達の活動を知って 「ウチの山も綺麗にして欲しい」 と地元の山持ちの人に頼まれてやり始めた。溢れる程の落ち葉は、私達の畑の堆肥に利用させてもらっている。畑の傍なので本当に助かっている。
<一の森>
人の山を綺麗にするだけでなく、南山に私達の真の居場所が欲しい、これから自然を守ろうと語る上にも、揺るぎない足場になる所が欲しいと、NPO法人を取り、お金を出し合い、寄付を募り、小さな小さな場所だけど手に入れた。そこを一の森と名づける。
今では私達の活動が、地元の農家の人達に認められつつあるのが嬉しい。
でも、売ってもらった場所を見た時に、呆然となった。まるで、私達を拒むように、見上げる壁のように、足を踏み入れるのを拒否するように、そこはクズに覆われた5メートル以上の篠笹の山だった。
あれから5年が過ぎた。
でも、一歩を踏み入れ、二歩目を踏み入れ、目の前だけを見つめながら、刈って行ったら、いつのまにか素晴らしい林に変わっていた。
私達の持ち分は小さな面積だが、周りの持ち主達の許可を得て、手入れされた面積は、ドンドン広がっている。
来年は、どこまで綺麗な林が作れるだろう。考えるだけで楽しい。
そして、ここにもカブトムシの寝床。
今日は富士山見えず。
<番外のテラス>
じゅんさんが秘密に綺麗にしている場所がある。内緒内緒の場所。私は勝手に 「じゅんさんのテラス」 と呼んでいる。一人で、ちょっとの間にここまで綺麗にした事にビックリ。いつ、皆に公表するのだろう。隠れてお昼もいいかも。
来年の南ちゃんは、森の安全祈願と小屋のペンキ塗り替えから始まる。
山の入り口に自転車が止めてある。誰の自転車だろう、誰か作業をしているのかしらと思いながら畑へ行った。
そしたら、イシカワさんが畑を耕していた。まあ、何とご苦労さまな事。本当に畑仕事が好きなんだなと思う。
しばらく、山を見ながら四方山話をする。
その後、大根とネギを取って帰る。
今年最後の南山へ行ったので、あちこちをウロウロしながら写真を撮った。
<カエデの広場>
私達が下草刈りを始めた一歩の場所。藪におおわれた山にどうやって入るのだろう、どうやって下草刈りをするのだろう、続けて行けるのだろうか、不安を感じながらの一歩だった。
言いだしたからには、やりつづけなければ、と必死だった。
<桜の広場>
落ち葉が一杯降り積もった緩やかな登りの小道をサクサクと歩いて行くと、桜の広場に出る。
カエデの広場から下草刈りを続けて、まもなく一年を迎える頃、私は、道を作るような感じで一直線に下草刈りをしていた。
そして、スポッと何も無い空間に出た。周りを大きな山桜が囲んでいる丸い広場。
本当に、そこは、不思議なくらいにポッカリと何も生えていない広場だった。
そこを、桜の広場と名付け、時々はイベントを開く。
<クヌギ林>
桜の広場からクヌギ林に降りる所に、カブトムシの寝床がある。
クヌギ林は、私達の活動を知って 「ウチの山も綺麗にして欲しい」 と地元の山持ちの人に頼まれてやり始めた。溢れる程の落ち葉は、私達の畑の堆肥に利用させてもらっている。畑の傍なので本当に助かっている。
<一の森>
人の山を綺麗にするだけでなく、南山に私達の真の居場所が欲しい、これから自然を守ろうと語る上にも、揺るぎない足場になる所が欲しいと、NPO法人を取り、お金を出し合い、寄付を募り、小さな小さな場所だけど手に入れた。そこを一の森と名づける。
今では私達の活動が、地元の農家の人達に認められつつあるのが嬉しい。
でも、売ってもらった場所を見た時に、呆然となった。まるで、私達を拒むように、見上げる壁のように、足を踏み入れるのを拒否するように、そこはクズに覆われた5メートル以上の篠笹の山だった。
あれから5年が過ぎた。
でも、一歩を踏み入れ、二歩目を踏み入れ、目の前だけを見つめながら、刈って行ったら、いつのまにか素晴らしい林に変わっていた。
私達の持ち分は小さな面積だが、周りの持ち主達の許可を得て、手入れされた面積は、ドンドン広がっている。
来年は、どこまで綺麗な林が作れるだろう。考えるだけで楽しい。
そして、ここにもカブトムシの寝床。
今日は富士山見えず。
<番外のテラス>
じゅんさんが秘密に綺麗にしている場所がある。内緒内緒の場所。私は勝手に 「じゅんさんのテラス」 と呼んでいる。一人で、ちょっとの間にここまで綺麗にした事にビックリ。いつ、皆に公表するのだろう。隠れてお昼もいいかも。
来年の南ちゃんは、森の安全祈願と小屋のペンキ塗り替えから始まる。