FC東京がJリーグとなり、20年。
その記念の試合として清水戦があった。
生憎の雨だったけど、観客が沢山入った。
記念の金色のTシャツが配られ、スタジアムは金色に染まった。
清水戦の前には、過去FC東京でプレーした選手達が集合してのOB戦があった。
懐かしい選手達が集まった。昔と変わらない人、変わってしまった人。
アマラオには、たまたま、ユーロスポーツで2階から階段を下りる時に、下から登って来てドキドキしながら握手をしてもらった。彼は、やっぱりアマラオだった。
多分、ユキヒコがいなくなってからだと思うが、スタジアムに来なくなった仲間の一人が、OB戦があると言うので、久しぶりに来た。
初期の頃、アウェイにも一緒に観光も兼て行ったけ・・・。彼女にとっては今の東京は別のチームなのだろうな。
友達と、昔話に花を咲かせながら、OB戦を楽しんだ。
でも、彼女は、OB戦が終わったら、帰って行った。その方が良かったのかも、寂しいけど。
そして、いつも、試合ギリギリに来る友達が、ビール片手に遅れてやって来た。
「あれ、〇〇さんが久しぶりに来たけど帰ったよ。OB戦見たの?」
「もう、人が一杯いて壁になっていて、入れなかったから、向こうの清水の方で見ていたよ。清水のサポーターも金色Tシャツ持っている人達がいたけど」
そして、再び、昔の話をしながら、「昔は楽しかったね」と。過去は、辛かった事も全て楽しい思い出になる。
こんな記念の試合は、絶対に勝たなければならない試合。
今のFC東京を築いて来てくれたOB達に、先輩たちに、東京はこんなに強くいいチームになりました、と胸を張る試合を見せて欲しかった。
試合後にブーイングを浴びるような試合をするなんて、とても悲しかった。
相変わらず、カウンターに弱く、反対にカウンターが出来なくて。そして、またまたPKを与えて。
雨の降る試合は、ミドルでもいいからもっともっとシュートを打つべきだと友達と話した。キーパーだって滑ってミスするかもしれないし、DFだってミスするかもしれないし。
反対に、ペナルティーエリア内で、シュートを選択しないいで、パスする方がカットされたりミスに繋がる。
帰りも、愚痴をいいながら、雨の中をノロノロと駅へ。
あの、中断前の勢いはどこに行ってしまったのだろう。
どんなに嘆いても、試合は最終戦の浦和戦に向かって続いて行く。そして、私は、やっぱりスタジアムに応援に行く。もしかしたら、今回は、勝てるかもと思いながら。
これを書く前に、J3の試合をDAZNで見た。
面白かった。
無駄な横パスバックパスも無く、前へ前へゴールへとボールを運んで行った。
友達と太田ではなく小川をなぜ使わないのだろう、と話しているが、本当に小川の方がいい。
アナウンサーも何回も「正確な小川のキック」と言っていた。
何回もあるコーナーキックを何回も蹴る太田に可能性を感じないが、今日の小川のコーナーキックからゴールが生まれている。
そして自信を持ってプレーをしている。
そして、太田と違い、前の選手を追い越してライン際まで走り込み、そしてボールを受け中にクロスを入れる。
そこに、FWの選手や中盤の選手が流れ混んで来た。
これが東京のプレーだったと私は思う。
昔から、東京のサイドは躍動感があった。
OB達を見ていて、本当に個性的な選手がいたなと、楽しかったなと。
そう思うのは、私の過去への幻想だろうか。
次は、名古屋戦。
トヨタスタジアムは、安城に住んでいた亡くなった姉と一緒に行った。
いつも、途中のお店で味噌煮込みうどんを食べた。
時間はかかるけど、ひかりで行って豊橋で名鉄に乗り換えて、知立で三河線に乗り換える。
私には、一番分かりやすくて行きやすい。
今度こそ、勝てるだろうか。
ガンバレ! トーキョー!!
OB戦