ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

南山にて

2022-12-29 16:50:21 | 下草刈り
あまり、年末という気がしない。

掃除は明日するので、今日は久しぶりに何の用も無い日。

午前中、溜まっている録画を見ていたが、天気がいいので外に出かけたくなった。

でも、ただの散歩はあまり好きでない。
三沢川沿いは、桜の咲く季節なら散歩もいいが、私は、ただ歩くだけの散歩は苦手だ。

散歩なら、南山に行こうかな、南山ならちょっと笹刈りの作業もしょうかな。

お昼を早めに食べて南山に入った。

いつものシイタケ山の登道を、キツイなと思いながら登る。

この間の南ちゃんの作業日に、作業したカエデの広場らか入る。
ナラ枯れで、枝等がたくさん落ちていて荒れていた所を、キレイにした。



でも、まだまだ桜の広場へと続く小道の両側は、荒れている。





今年は、ここの手入れがなかなか出来なかった。
来年は、カエデの広場から桜の広場までを集中的にやりたいな。



いつも私が作業しているクヌギ林に入る。
以前は、南ちゃんの仲間と作業していたが、手が回らなくなった。
私は、このクヌギ林が好きなので、時々、暇なときに一人で入って作業している。





今年、思いの外、たくさんのイチヤクソウが芽を出した。
以前、芽を出していた所のイチヤクソウは消えてしまったが、あちこち、違うところに芽を出した。
そっと、落ち葉をかき分けて、覗いて見る。



ドングリから芽を出した、クヌギやコナラの幼木も育ってきた。
今年は、ナラ枯れで多くの木を切ったので、嬉しい。

何にも考えていないような、考えているような無心の作業が楽しい。
心や頭に溜まっている澱のようなものが、全て消えて行ってスッキリした気持ちになる。

作業後は、クヌギ林のイチヤクソウを2株ほど、友達と一の森に移植したので、それを見に行った。
藪の中に付けられた小道を行く。



ネットで調べると、イチヤクソウは絶対に移植は無理と出ていた。

南山で、イチヤクソウはクヌギ林でしか見たこと無い。
それで、ダメ元と大きく掘り起こして一の森へ持っていった。土の中の菌と共生しているので。

こっちも、落ち葉をそっとかき分けて見る。
今のところ、元気にしている。



帰りに、コーヒーを飲みながら談笑している義塾の人たちと、ちょっと話をした。

彼らはいつも、のんびり、ゆったりと里山ライフを楽しんでいる。
夫が生きていたら、彼らと一緒に何かを作ったり、話をしたり楽しんだだろうと思う。

南山へ入るのは、今日で終わり。







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私の生まれ故郷に降る雪

2022-12-24 19:15:03 | Weblog
私の生まれ故郷は、新潟の柏崎だ。

テレビでたくさんの車が雪で動けなくなった柏崎の様子を、流していてビックリした。

柏崎に住む妹にラインしても、冬に雪が降るのは当たり前の事。
「ほら、こんなもんよ」と写真が送られてきた。

妹が住んでいるところは、街の中心に近いので、積もるといってもそれほどでもない。

でも、私達の生まれた所は、もっと山の方なので、子供の頃は、それはそれはたくさん積もった。

今と違って、子供の頃は幹線道路が雪で除雪が出来なくて、車が通れないことはよくあった。
それに、自家用車とかマイカーなんて言葉も無かった頃。
雪に振り込められても、毎年の事とそんなに気にもしなかった。
ただ、父は早く起きて、新聞配達者の為に、カンジキで歩くための道をつけていた。

今は、どこの家にも車が1〜2台はあるので、雪が多いと困る。
だから家庭用の除雪機を備えている。

朝日新聞の天声人語に草野心平の、雪の詩が書かれていた。

しんしんしんしん/しんしんしんしん
しんしんしんしんゆきがふりつもる・・・・
これが92文字繰り返されている。

子供の頃、何日も何日も降り続く雪は、全ての音を消し、本当に世界はしんしんの世界になる。

でも、今は、車の音や生活音など諸々の音が聞こえ、無音の世界は少くなった。

本当に降り積もる雪には、雪の降る音がある。

子供の頃、そんな雪をあかずに見ていたことがある。

積もる雪は、砂粒のような粉雪だ。
その粉雪が、サラサラサラサラと音を立てて降る。
濃密度の粉雪は、世界を白灰色の一色に染める。
隣の家も屋敷林も、輪郭も分からない。

私が中学生の頃、38(さんぱち)豪雪の時、そんな雪が何日も何日も降り続いて雪は電線を越えた。

そんな積もる雪の時は、風も無くそんなに寒くない。
だから、じわじわと雪が降り積もって行く様子を、テレビも無かった子供の頃、じっと見つめていた自分が懐かしい。

今年、15年も空き家になっていた実家を、更地にしたので、どれだけ雪が降っても心配しなくてよくなった。

私が小学生の頃に、国語に載っていた詩が今でも忘れられない。

太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ
      




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映画「アバター」

2022-12-22 11:05:22 | 映画
友達と見に行ってきた。

昔、娘と見に行った時も、その映像に圧倒された記憶がある。

今回も期待して見に行った。そして、4DXで見た。冬なので霧は出ないようにストップして。

主人公の住んでいる森の美しさ。木々のざわめき、青い空の中で揺れる葉を透かして漏れてくる光のキラメキ。
不思議な形状の生き物たち。

その中で森と一体になって遊ぶアバターの子供たち。

その中で始まった侵略者の襲撃。圧倒的な兵器類。

そして、追われる主人公の家族。

たどり着いた海の民と生きて行くことになり、森から海に適応するために諸々のことを学ぶ。

今度は、圧倒的な海の美しさ。海の知的な生き物たちと共存していく生き方。

そんな平和な生活は続かず、戦闘が始まる。

その圧倒的な戦闘シーンに、4DXなのもあり、思わず座席を握りしめる。

現実の世界でも、過去から今までも、多分未来へも、人は争いや戦争を止めない。

だからこそ、現実世界でも、侵略者の悪行は許してはいけないと思う。

この戦いで亡くなった主人公の子供が、海の民の墓所に埋葬されるシーンに、ナウシカの有名なシーンを思い出した。

友達と「凄かったね」「どうやって映像を作るんだろうね。」と。
アニメと違って実写である。生身の人間が演じているのである。
その合成技術の進化に圧倒された。

この映画の前に友達と「ブラックパンサー」を見て「こういう映画はもういいね」と話していた。

「アバター」にあって「ブラックパンサー」に無かったのは、見ていた私を納得させる物語だ。

何のために戦うのか。何を守ろうとしているのか。家族や仲間や他の生き物との生存の為に。

それにしても、あの心に染み入る森と海の美しさ。

でも地球にも美しい自然はある。
しかし、今、世界中で壊されて行く森や海や環境を思うと悲しくなる。

せめて、私は目の前に広がる里山を、微力ながら手入れをしながら守っていきたい。

映画館での公開が終わる頃に、もう一度、あの森や海の美しさを体験に行こうかな。







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映画「ザリガニの鳴くところ」

2022-12-03 19:25:11 | 映画
湿地帯で青年の変死体が発見される、という言葉に引かれて見に行った。

昔、湿地帯で少女の死体が発見され、誰が彼女を殺したのか、というアメリカドラマがあった。
内容もほとんど忘れたが、何故か湿地帯という言葉が記憶に残っている。

私は、海外ドラマをよく見る。特にヨーロッパドラマに、よく湿地帯が出てくる。
アメリカドラマと違って、ヨーロッパのドラマの湿地帯は、陰鬱だ。
いつも曇っていて時には雨が降っていたり、さも事件が起きそうな風景が多い。

この映画の湿地帯は、アメリカのノースカロライナで、明るくて緑が綺麗で、あちこちに張り巡らせている水路が美しい。

そんな湿地帯の奥で、主人公のカイアの家族は住んでいた。

でも、決して幸せではなかった。父は酒を飲んでは、母を殴り、子供を殴る。
でも、50年も昔の頃は、そんな家庭は多かったと思う。

そして、母が家を出ていく。その後、姉と兄が家を出ていく。直ぐ上の兄も出ていった。小さいカイアは父と残される。
母は、出ていく時に「何かあったら、ザリガニが鳴くところに逃げなさい」と言って。
このザリガニの鳴くところは、最後まで出てこない。もの凄く気になっていた。

父と二人になったカイアは、父とあまり会わないように、ボートで水路を巡っていた。
その時、一人の男の子と出会う。

そのうちに父も出ていき、カイアは一人で湿地帯で暮らし、大きくなって行く。
母が、よく絵を書いていたように、カイアも生き物のの絵を書きながら、生活していた。
その絵は、カイアの人生を助けてくれるくれることになる。

そして、湿地に紛れ込んできた青年と恋を育んで行く。美しい湿地の森と微笑ましい二人の日々。
彼は学校に行っていないカイアに字を教え楽しい日々を過ごして行くが、彼は大学に行くために街に行ってしまう。必ず帰って来るからと。

でも、彼は帰ってこなかった。

そんなカイヤに、近づいてきた街の有力者の青年との日々。そして、彼の死体が湿地帯で発見される。

カイヤは殺人者として逮捕される。

その裁判の様子。街の人がカイヤを犯人として決めつける様子。
ただ、彼女を小さい時から見てきた雑貨屋の黒人夫婦はカイアを信じていた。この映画で、黒人は、この夫婦しか出てこない。まだ、そんな時代。
感動的な弁護士の最終弁論でカイアは無罪となる。

後半は、戻ってきた彼と幸せな晩年を過ごす。

ラスト、白髪のおばあさんになって、自分の命の終わりを悟り、一人ボートで行った所こそ、お母さんが言った「ザリガニの鳴くところ」だった。

その最後のシーンに涙がこぼれた。

会いたくて 会いたくて会いたくて、でも会えなかったお母さん。

そのシーンを思い出すと、また涙が溢れそう。







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ワールドカップ 日本代表

2022-12-03 11:14:22 | サッカー
今回のワールドカップが本当に面白い。

毎回、ワールドカップは楽しみで、録画したりして見ている。

今回、死の組と言われてどうなることかと思っていた。

でも、その前に、なでしこやなでしこユースのワールドカップを見ていた。
ほとんどが夜中の中継だったので、録画して応援していた。

男子と違って、女子は外国のどのチームと比べても小柄だ。
大人と子どもくらいも違う選手もいる。そんな相手の国に勝利した時の感動は、一人で見ていても思わず声を上げて、ガッツポーズをしてしまう。

そして、そんな彼女たちのひたむきな勝利への走りに感動する。
もっともっと女子のサッカーも応援してほしいなって思う。

インタビューに、森保監督は、なでしこのサッカーにも学んでいると言っていた。

それに、どんなに格上の相手でも、サッカーはやってみなければ分からない。
今回のワールドカップは、マサにそれを証明した。

そして今、日本代表は、日本中を感動の渦に巻き込んだ。日本ってこんなに強かったっけ、と思ってしまう。

コロナになってから、Jリーグの試合でも、制限があったりして思いっきりの応援が出来なかった。
だから、現地での、あの応援風景を見ていて正直、羨ましく思う。

コロナになってから、Jリーグも交代枠が5人になった。
3人交代の時よりも、サッカーの試合に大きな影響を与えたと、私は思っている。
選手たちも、ピッチに立てる確率が高くなるのだから、モチベーションも高かったと思う。

ドイツとスペイン戦も、いつものように3人しか交代できなかったら、果たしてどうだったのだろうと思う。
東京の試合でも、後半に2人、3人と交代して劇的に内容が変わることがある。
このシステムの方が見ていて面白いから、これからもずっとこの方法でやっていってほしいと思う。

昨日はハイになっていて全然眠くなかった。

一日、あちこちのテレビを追っていた。

私は、こなに劇的な試合内容で、「死の組」から抜け出せるとは思わなかった。

本当にサッカーって面白いし、楽しい。

次は、クロアチア戦。
どんな試合になるのだろう。楽しみだ。

ガンバレ!!  日本代表!!











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