ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

夫が退職

2006-03-31 22:24:40 | Weblog
会社の定年年齢は当に過ぎているが、もう二年、もう一年と会社人生は延びたが、やっと今月で退職となった。今年に入ってから、特に先月から、あっちこっちで送別が開かれ、ほとんど家で夕食を共にしなかった。体が心配だったけど、本人もそれなりに自制していたみたいで、あまり酔っ払っては帰って来なかった。

長い長い会社人生も、今日で終わり。帰って来たら三つ指ついて「長い間お疲れ様でした。お帰りなさい」と迎えようと待っていた。ところが、「タクシーで来たけど、荷物が多いから下まで迎えに来て」と電話。お決まりの花束やら記念品やら、あれやこれや・・・。

それで、「三つ指ついて、迎えたかったのに」と言った。「それを、やって」と言うので先に家に入り、正座をし丁寧にお辞儀をして迎え入れた。

本当にお疲れ様でした。しばらくはゆっくりと休んで下さい。そして、子供達がプレゼントしてくれた旅行券で、どこかに行って来ましょう。外国旅行は私と娘と二人で行く事が多かったけど、今度は二人で行きましょう。私も、まだ会社勤めなのでそんなに遠くまでは行けないけど。取りあえずは温泉にでも行って来ましょう。
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FC東京のサッカーがつまらない・・・

2006-03-30 21:34:16 | FC東京とサッカー
最近、東京のサッカーがつまらない。勝っても、やっぱりつまらない。家で愚痴る事が多い。夫や子供に「じゃー見に行かなければいいのに」と言われる。でも、やっぱり見に行く。そして帰って来ると「つまらない」とグチグチ言う。東京を見初めて七年目。どんなに負けつづけても、東京サッカーをつまらないと思った事は無い。「今日も負けてしまった。悲しいな、辛いな」と思ってもツマラナイと思わなかった。

友達は「イロイロ考えて見ていると、それなりに面白いよ。それに行け行けドンドンのサッカーで勝って面白いの?」と言われた。彼女は98年まではジュビロのサポーターだった。そしてガーロ監督は、あのジュビロのようなサッカーをやろうとしているのだと、言う。磐田の“華麗なパス回し”そしてゴールへと繋がる流れるようなプレー。磐田に6-1で負けた時、その素晴らしいパスまわしに思わず見とれていた。そして、目の前で高原やゴンちゃんにゴールを決められた時なんて、思わず「うまい!」と皆で手を叩いたものだ。

そう、そんなサッカーを目指しているのだろう。友達がいかにあの頃の磐田のサッカーが素晴らしかったか、コンコンと解説してくれた。時間がかかるけど、そうなれば強いよ、と。

でも、東京にはドゥンガはいない。あの頃の名波も俊哉もいない。そして、あの頃の高原やゴンちゃんもいない。あまりにも選手が若すぎて、経験値がなさ過ぎる。文丈さんやフジくんをと思うのだが・・・

私はどんなサッカーが好きなのだろうと考えた。昔、磐田や鹿島やヴェルディのサッカーを見て「うまいな!カッコいいな!」と思っていつもTVで見ていた。

でも、99年3月14日、西が丘で初めてFC東京のサッカーを見た時は衝撃的だった。こんなにサッカーが面白いなんて!私が東京に夢中になった原点だった。そう、私は、走って走って走り回ってゴールに向かうサッカーが好きだ。部活と言われようが、前を向いた攻撃的なサッカーが好きだ。髪をなびかせて、楽しそうにドリブルするナオくんが好きだ。

浦和やガンバや横浜や川崎のように点をとれるチームを見ていて、決定的に東京との違いは助っ人の外人だなと思った。東京は個人個人で見ると素晴らしい素質をもった選手が沢山そろっていると思う。ただ、あまりにも外人FWが点を取らな過ぎる。バックや中盤がどんなに頑張っても、やっぱり点を取る人が点を取ってくれないと時間が立つにしたがい気持ちが下がってくる。ゴールネットを揺すらなければ勝てないのだから。

もっとゴールシーンが多くなれば、面白いサッカーをやれるようになれば、お客さんも足を運ぶようになるだろう。そして、土曜日の横浜戦ではそんなサッカーを見たい。
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明日のFC東京対浦和戦

2006-03-28 21:28:39 | FC東京とサッカー
チケットが買えなかったので、TV放送を見れる友達の家に集まり応援する事になった。何人集まるか。「とっても狭いよ」と言うけど、皆で応援出来るならOKよ。

はっきり言って今の時期に浦和と当たるのは怖い。たとえ代表で何人かいないと言っても、今の浦和には、そんな事は関係ない程の戦力だ。あの京都に、やっと勝ったウチは大丈夫だろうかと、思う。

増嶋くん、今度こそは頑張ってね。なんだかんだ言う人がいるけど、私は応援している。モニがいない今がチャンスだから。ジャーンと協力して0で抑えてね。

伊野波くんは、今度は誰に密着するのだろう。ワシントンかしら。期待しているよ。

明日は期待と不安で仕事に集中出来るかしら。

“頑張れ!FC東京!”
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“宇宙戦艦ヤマト”の葬送曲

2006-03-27 20:58:14 | Weblog
作曲家の宮川泰氏が亡くなられた。TVでその告別式を見た。たくさんの昔のそして今の歌手達が焼香に来ていた。宮川氏が作られた歌が流れていた。特に私の青春の頃の歌は、聞くと懐かしく私自身の恋の季節を思い出す。あの頃は、宮川氏が作るような歌謡曲が、家族皆が口ずさむ歌だった。そして、テレビが家に一台しか無く、その一台のテレビを囲み家族皆でドラマやアニメを見ていた。子供とイロイロ話しながら。

そして、“宇宙戦艦ヤマト”も子供達と主題歌を歌いながら夢中になって見ていた。長男はお父さんと熱心にヤマトのプラモデルを作っていた。劇場にもヤマトの映画を一緒に見に行った。

その“宇宙戦艦ヤマト”の主題曲が出棺の時、生オーケストラで演奏された。大勢の人達が見送る中、“宇宙戦艦ヤマト”のオーケストラの演奏に見送られ厳かに旅立って行く。その歌の歌詞、そのままに。これは、彼の遺言だという。

宮川氏は土に返るのではなく、宇宙に旅立っていった。星々の海へ。見送る人々は拍手で送ったという。宮川氏らしい幕引きに感動した。

私は昔から子供達に、「お母さんは生命豊かな黒潮に乗っていつまでも美しい地球の海を漂いたい」と言っている。星々の海も又、ロマンチック、夢の世界・・・。

宮川さん安らかにお眠り下さい。
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FC東京、やっと勝つ

2006-03-26 21:02:02 | FC東京とサッカー
前半、良かった。ここで、せめて2点3点を取ったら楽になるのにと、思っていた。案の定、同点にされた。始めユータのオウンゴールかと思ったら、そうではなかった。ユータ怒ってゴメンね。

それにしてもナカナカ、ゴール出来ない。どうして、点が入らないのと思うほど。まア、シュートも少ないけど。そこで打て!と思うのに、ウロウロしてシュートしない。それに、最近、ミドルシュートがほとんどないなア。

トク!判断おそい!とか、トク!早く前にだせ!遅いから前線がオフサイドになる!と、さんざん文句いって、ゴメン。あなたのゴールは素晴らしかった!勝ち点3をありがとう。

伊野波クン、あなたは偉い!あのシツコク密着したディフェンス。あのパウリ―ニョに仕事をさせなかった。スッポンの小峯より上だ。

今日はユータや梶山より、宮沢クンをだして欲しかった。彼の方がいいように思うのだが。それに、川口クンはいい。スピードがあるし、動き出しも速くていい。中盤がもっと早く、彼に出せればオフサイドにならないのに。

しかし、星クンへの拍手や、中払へのブーイングをわからない人達も多いのだろうな。中払の蟹ばさみは絶対に忘れない。あの時の、目の前のケリーの苦しみは何年経っても鮮やかに思い出す。3ヶ月もケリーはピッチに立てなかった。

プッフバルトさんが、見に来ていたけどニンマリして帰ったのではないかしら。試合を見ないで殆ど人と話していた。何か、浦和との試合イヤだな・・・
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小説「さくら」西加奈子

2006-03-26 11:50:07 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
本屋さんに、この本が平積みされていても、“感動します”“この本は人を幸せにする力をもっています”“わが書斎の本棚の殿堂入りです”とコメントが書いてあっても、自分では買わなかっただろう。たまたま、娘の友達が誕生日プレゼントにくれたので読んだ。娘が「こういうタイプの本は初めて読んだ。自分では買わないと思う。好みが違うから」と。

美しい家族の物語。絵に描いたような美しい家族。主人公の“僕”のお兄さんは、生まれた時から周りの女の子を釘付けにするほど、美しくハンサム。おまけに記憶力抜群で常に成績もトップ。運動能力も抜群。僕はいつも「はじめくんの弟。長谷川くんの弟」と呼ばれる。

そして、暴力的に美しい容貌と性格の妹。小さい時から、いつも、いつも兄ちゃんにくっついていた妹。どの年齢になっても通り過ぎる人達が「なんて美しい!」と溜息をつくほど美しい妹。人は“美人ね”とは言わない。“美しい”と言うのである。そして「ミキちゃんのお兄さん。長谷川さんのお兄さん」と呼ばれる僕。

世界一幸せだわと言う、美しいお母さん。宇宙一幸せものだと言う、美しいお父さん。そして、その飼い犬の美しくない犬“さくら”

本はその家族と子供達の日常のエピソードが淡々と続いて行く。本当に家族は仲がいい。春、お母さんが設えた花壇が美しく花開いた時、家族と“さくら”の集合写真を毎年撮り続けた。反抗期もなく、美しく年を重ねて行く家族。

ある時、不幸は突然にやって来る。雨の夜、コンビニに買い物に行った、美しいお兄さんが交通事故にあう。下半身をぐちゃぐちゃにされ、美しい顔の半分を削ぎ取られたお兄さん。ここから美しい家族の歯車が狂いだす。すべての人達に賞賛の眼差しを浴び続けてきたお兄さんの日常が、こんどは嫌悪の恐怖の眼差しを浴びる。生きるために車椅子で“さくら”を連れて散歩に出れるようになったが、とうとう自分の命を絶ってしまう。

美しいお父さんが壊れ、痩せこけて小さくなり、とうとう家を出てしまう。美しいお母さんはみるみる際限も無いほどに太り始め、お父さんが愛した細い腰は醜く膨らみ、美しい目鼻立ちはめり込んで記号になってしまう。美しい妹は、恋しい兄ちゃんが死んでしまい、学校にも行かなってしまう。

現実を受け入れ、残された家族が“さくら”を挟んでやっと再生に向かい始める新年で本は終わる。

世の中にはいろんな家族がいる。最初から不協和音だけの家族もいるし、子供が小さい時は楽しい家庭だったが、子供が成長するにしたがい家庭内暴力が始まる家族もいる。そして、今は引きこもり・ニート問題が新聞を賑わす。究極は「人を殺してみたかった」とナイフを持つ。

社会で一番小さくて、そして何よりも大切な家族と言うユニット。たまたま、男と女が好きになり一緒になって子供が出来て家族になる。年月を重ねてそれぞれが成長して行き、どこかで真直ぐの道が分かれてしまったり、曲がってしまったり、行き止まりになってしまったり。

人間の心は決して強くは無い。ちょっとした事で傷つき壊れてしまう事がある。世の中に100%は無いが、たった一つだけ100%がある。それは、この世の生きとし生きる全ての人や生き物に必ず終わりがあると言う事。大富豪でも、権力の頂点にいる人でも、そして私も、その終わりの日に向かい生きて行かなければならない。時間を止める事も、延ばすことも出来ない。そんな事を考えながら、今日の、そして明日の、近い未来の生活を思った。



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平凡なチームになったFC東京

2006-03-22 23:20:53 | FC東京とサッカー
エルゴラに載った加部究氏の記事。原サッカーとガーロサッカーの比較。

原全監督がとにかく国際基準に近いコンセプトで戦おうという発想からチーム作りに着手した。が、Jリーグでは稀有だった国際的な潮流に則したコンセプトを捨て去ったしまった。ポゼッションを強化するために招聘したはずだったガーロ監督の指揮により、結局は可能性の低いロングカウンターに依存するJリーグでも平凡なチームに変わり果ててしまった。

そして氏は言う。ブラジル人監督にトップチームの指導を託すという選択に疑問を覚える。欧州で成功した指導者はほとんど見当たらない。

清水戦の時のブーイングの嵐の中で「原、戻って来てくれ!」と叫んでいたファンが何人もいたという。確かに原サッカーは見ていて楽しかった。私が始めて西が丘で見て魅せられた東京のサッカーの面白さ、あの躍動的なサッカーをもっと攻撃的に発展させようとしていた。

その反面、私の東京はパス回しは上手ではなかったとは思う。磐田や鹿島と戦った時、彼らのあまりにも華麗なパス回しに「うまいな~!」と皆で思わず見とれてしまった事があった。そして、それがゴールに結びついた時、敵ながら思わず拍手してしまった。多分、ガーロ監督もそう言う事なんだろうとは思うが・・・

川崎戦では飛田給からのバスツアーに参加した。その時、まだ時間があったので駅前の東京グッツを売っているお店の人でゴール裏の住人と話をした。彼に比べればサッカーを見る目なんて、まだまだ子供の私に「原さんのサッカーでは限界が来ていた。もっと上に行くには必要な事だ。」と。「じゃー当分、我慢が続くのかしら」「いや、我慢する事はないよ」もっともっと一杯、彼の言葉を聞きたかったけどバスの時間がなくて、「頑張って応援しましょう」と別れた。

ガンバで躍動しているカジくんをみていると、それは彼にとって正解だったのかもと思ってしまう。今のガーロ東京ではカジくんやナオくんのようなスピードの選手が生きるのだろうか。それぞれの個が生き生きと楽しそうにボールを操るサッカーが見たい。スピーディにゴールに向かうワクワクするサッカーが見たい。

又、友達に「東京のサッカーは面白いのよ。見に来て」と誘えるサッカーが見たい。今までの攻撃サッカーにガーロサッカーがプラスすれば、きっとすばらしいサッカーになるのだろうが・・・.平凡なチームなんて言われるのは寂しい。
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FC東京逃げ切れず

2006-03-21 22:02:41 | FC東京とサッカー
ワールドベースボールクラシックの途中で家を出る。等々力に着くまで携帯でチェックしながら行った。途中6-5に追いつかれた時はドキドキした。試合が始まるのを待っていると、ゴール裏が沸いた。「勝った!優勝だ!」の声。ゴール裏で拍手、拍手。

そして、FC東京と川崎戦のキックオフ。試合の入り方は良かった。うん、今日はいけるかもと、思った。でも、又、チグハグナな時間帯になった。そして、失点。あ~又か・・・と心が沈黙してしまう。

でも、後半の後半は活性化した。ゴール裏も沸騰して、2点。何とか、何とか勝ってと祈りのゴール裏の応援。でも、今の東京はまだ・・・。勝てなかった勝ち点1.

でも、宮沢と増嶋との交代は何だったのだろう。私達のまわりでも、どよめいた。「どうして、宮沢の交代が増嶋なんだ!」との声が飛び交った。守り切りたいのなら、フジくんではないの。私達も混乱したけど、ピッチ上も微妙にずれたのではないかしら。そして、失点。

ノリオがゴールに向かう時、もっとシンプルにシュートまで持って行ってほしい。ダイレクトが無理ならせめてワンタッチでシュートを。最高の状態が2・3回あった。早く打て!と言っているうちに囲まれて奪われるか相手に当ててしまう。考え過ぎるなと言いたい。

私のまわりの人達が、パスはスペースに出せ!足元ばかりにパスするな!とどなっていた。本当にそう思う。足元、足元ばかりだと、スピードが遅くなる。相手も守りやすくなる。周りも、走り出しが遅くなる。せめて走者の2・3歩前にボールを落とすようにしないと、全体がスピードダウンしてしまう。でも、時には怒涛の攻めで「そうだ!行けーーー!」と興奮する場面もあった。華麗なパス回しは見れないけど、やっぱり、カウンターで責め上がるのは見ている方は面白い。

ドイちゃん、ゴールキックは多用しないほうがいい。ほとんど、マイボールにならない。早く前に進めたいのだろうけど、相手ボールになって、又、ドイちゃんのほうに全員が迫って来る。モニやジャーンに渡そうよ。

次はホーム。せめてホームでは勝とうよ。子供達が一杯、応援に来るのだから。子供達に勝利の喜びを!
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ワールド・ベースボール・クラシック

2006-03-19 16:17:54 | Weblog
韓国に勝った!韓国はサッカーでは永遠のライバル。サッカーでは負け越している韓国に絶対に勝って欲しかった。

イチローが「同じ国に三回も負けるわけには行かないでしょう。絶対に勝ちます」と闘志を燃やしていた。イチローのこの大会に対する気持ちには並々ならぬ物を感ずる。「国を背負って勝負する事なんて初めて。国歌を聞いてとても感動した」と言っていた。

サッカーにはどの年代にも国の代表として、国歌の元で試合が始まる。野球にはそれがない。オリンピックでの競技は無くなってしまったし。

この韓国戦は、普段、プロ野球を見なくなった私でも固唾を飲んで見ていた。日本での予選の韓国戦での日本の応援がぬるいと怒っていたサッカーファンがいたが、さすがに今日の日本の応援はTVでも、その熱気がつたわってくる。確かに韓国の応援の方が凄いけども。

韓国は日本との試合では本当に、応援の力の入れ方が違う。私も一度だけ韓国で戦われた、アテネオリンピック代表の日韓練習試合の応援に行った事がある。たかが、練習試合。もう、日本相手だとスタジアム中が真っ赤になって揺れた。

6-0。なんと言っても、0で抑えた事うれしい。ぜひ、次も勝って優勝してほしい。ベースボールの国、アメリカで世界ナンバー1になってほしい。
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ドラマ「女王の教室」番外編

2006-03-19 15:41:33 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
「いい加減、目覚めなさい!」気持ちいいキメ台詞が凛とした真矢先生から発せられる。

“エピソード1と2”まるでスターウォーズのような題名だけど、初めて悪魔のような先生の誕生の謎が分かる。

放送初期の頃は放送反対の声が大きかった。でも、私から見ればどうしてPTAが反対するのか分からなかった。もし、子供に見せたくなければスイッチを切ればいい事だ。それに、今のTVは柔らかい番組ばかりで、つまらない。時にはこういう骨のあるドラマが始まると、とたんにへんな正義を振りかざす。娘と見ていて、ラストは多分感動で終わるだろうと話していた。予想通り、ラストの“仰げば尊し”で涙ポロポロだった。

娘曰く「小学校の先生は、絶対に強くなければいけない」と、言う。そうでないと、子供は先生を馬鹿にして好き勝手になるから。

娘が小学校の時の5~6年生の担任の先生を思い出した。おじいさん先生だった。娘は4年生の時、この学校に転校してきた。4年生はクラス替えをしての2年目なので、馴染むのが大変だったみたいだ。友達も固まって出来ているし。そして、クラス替えの5年生。子供達は良い事は家で話すけど、悪い事は絶対に家で話してくれない。PTAでも話は出なかったし、クラスでの父母会でも先生は穏やかに感じた。

5年生になってしばらくして、何となく娘の感じが変わったように思った。表情が尖ったように思った。学校で何かあるのか、虐めか、それとなく聞いても「何でもない」と言う。そのうちに風邪をひいて微熱が出て医者に行った。「たいした事ないですね。今日は休んで、明日からは学校に行っても大丈夫でしょう」と言った。でも、私はちょっと心が疲れているみたいだったので、丁度いいとしばらく休ませた。私も、パートを休み、どうしても休めない時は夫にお昼までに帰ってきてもらい、娘と一緒にいた。娘はすっかり元気になりそれから卒業するまで、一日も休まず元気に中学生になった。

中学生になって、初めて娘が5・6年生の担任の話をした。怖かったと。ちょっとでも悪戯しても、先生の言う事を聞かなくても、時間に後れても、直ぐに殴ったと。娘は、その年まで、現実に人が殴られる所を見たことがなかったので、初めて生徒が殴られる所を見て、怖くて涙が出て震えが止まらなかったと言った。娘は殴られた事も、怒られた事はなかったが先生が怖くてしょうがなかったと。そして、私は、娘は一言も言わなかったが何かあるとは思っていた。

「女王の教室」を、見ていて娘が言った。「あの小学校の先生は“エルム街の悪夢”だと、友達と言っていたけど、絶対に記憶に残る先生だった。でも、いまから思うとあのクラスは私が経験した学校生活で一番まとまっていたよ。良いとか悪いとかは別にして、やっぱり先生は一番強くなければいけないと思う。子供が女王であり、王様では絶対にいけないと思う」と。

真矢先生の、天使の時のエピソード1のパステルカラーの服装の時の瞳の表情、エピソード2のグレーの時の瞳の表情、そしてクロの悪魔の女王になった時の表情とを描き分ける天海祐希さんの演技に感服した。そして、英二役の森田直幸くんのいい子と悪い子の表情も良かった。
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