浦和に勝った! 完勝! 最高!
コロナ禍で、行こうかどうしょうか迷った。でも、抽選が当たったので気を付けて行く事にした。
最近、地元から出ていないし、電車にもほとんど乗っていない。
娘にも、「行っていいの?気を付けて」と言われているので、そんなに遠い距離でもないので、行きかえりをタクシーにした。
この日の為に作ったマスクをして。
現地で会った友達に、「私は都心まで通勤しているよ」と言われたけど。
コンコースを歩き、バックスタンドの自分の席まで歩きながら、いつもの試合の時と違い人通りが少ないなと思った。当然だけど。
いつもはゴール裏観戦だけど、久しぶりのバックスタンド。
座席の前の列も後ろの列も誰もいなくて、隣の席とは3席空いている。
ゴール裏にはサポーターの思いの段幕が。
「浦和さん、次は満員のスタジアムで。味スタ、留守にしていました。東京から出ません。コロナに負けない」
時々、ビジョンに注意事項が表示される。席を立たないでくださいとか、声を出さないでくださいとか、手拍子をしないでくださいとか・・・。
試合を通して私達は、おおむね決まり事を守ったと思う。思わず、「あッ!」と小さく声が漏れる事はあったが。
試合前のユルネバは「心の中で歌ってください」と画面に表示され、だからマフラーを掲げて心の中で歌った。早く大声で皆で歌いたい。
絶対に勝つ!とキックオフの笛を聞きながら選手達に、負けるなと拍手を送る。
攻撃にも守備にも、ちょっとしたプレーにも思わずの拍手が、スタジアムを包む。
選手達の指示の声、ボールを蹴る音、サポーターの思いのこもった拍手。
後半に、目の前の浦和キーパーが大声で何か言った。何を言ったか忘れたが、思わず聞こえないほどの笑い声がさざ波のように狭い範囲に広がった。口から出すのは呼吸だけは、結構、難しい。
いつもとの応援とは違い、友達と話す事もないので、凄く試合に集中する。
これまでは、家で一人でⅮAZNで応援していて、ゴールが決まり、そして勝利すれば一人で万歳して「やった!やった!」と一人で盛り上がっていたけど、声を出せなくても友達と話せなくても、やっぱりスタジアムでの応援は最高に楽しい。
それに、画面に映らない所での敵味方の駆け引きが見れる。ゴール前での攻防の時でも、キーパーやその前で残ってるDFの選手の動きとか見れる。
私が家で、画面の隅をのぞき込むようにしていて、「何しているの?」と言われ、「画面に映っていない奥の方が見えるかな、と期待して」と言って、笑われた事がある。
浦和の何回も入って来るクロスを、当然のように危なげなく跳ね返し、最後まで集中を切らさない青赤選手達。
満員の味スタで、友達と、そして沢山の仲間達と、この勝利を両手を上げて喜びたかった。シーンと静まり返った浦和ゴール裏のサポーター達に向かって。
今度は埼スタで勝利したい。
そして、ケント。
このコロナ禍の困難な中、ロシアに旅立つケント。
日本のサッカー選手は、ケイスケ・ホンダだけではない、という事をロシアのサポーター達の胸に刻みつけて欲しい。
ガンバレ!! ケント!! 応援しているよ。
そして、いつも可愛いドロンパ。