ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

南山大規模開発の説明会に行って

2009-04-30 12:55:08 | 南ちゃんと南山
先週の金曜日の夜に「第一期工事着工」についての小範囲の住民説明会があった。参加した人が作成した「議事録」を見せていただいたので、その時の説明会の私なりの感想を書こうと思う。主催者側が15名、傍聴者約150人。

その前に、開発組合からいただいた「南山東部地区街づくり通信、第2号“みなみやま”」の中の「安全で緑豊かな次世代に誇れる街づくりを目指して」のイメージイラストに異議がある。



この絵には、私達が一番、問題にしている3本の幹線道路が記されていない。道路は緑のポンポンの為、初めて見る人には本当の姿が分からないし、本当に緑豊かに見える。平面図なので、スロープ化した山肌を駆け上るひな壇の住宅地も分からない。そして、広い用地が用意されている府中の墓地。図には“公益施設用地”となっている。

稲城市が住みよさランキングの第一に選ばれた事に、開発を推し進めている議員が言っている。「この評価の中の“快適度”が高く評価されており、緑が多く、交通量がさほど多くない、都心部に近いなど、考えられる稲城市だからこその評価であると思います」と。

でも、この開発が行われれば、まず、一つの里山が消えて緑が減り、幹線道路が3本も通るため、通過交通量が格段に増える。言っている事とやろうとする事が矛盾している。

まず、説明会の冒頭に森工事担当理事が「この区画整理は稲城市の総合計画に明確に位置づけられている。この事業に対して、市議会に対する請願や現職議員5人による反対運動、マスコミにも取り上げられているが、粛々と進める」とおっしゃった。

地権者の90%の賛成で組合を立ち上げ、平成5年にスタートし、平成20年12月の地権者に対する仮換地指定を実施するまでの流れの説明。これを聞いていると、10年前、私が稲城に住む事を決める為に、市役所で開発の予定は無いのかとの問いに「開発予定は絶対にありません。」と断定した事はウソになる。

その後、第一工事の説明がコンサルタントよりあった。おもな事は、防災の為の雨水の仮設湧水池を作る事。盛土の安全性についての実験を行う事。稲城駅前の道路で下水道工事を行う事。5月10日に起工式を行う事。

その後、質疑応答があったが、回答なしだったり、意見として聞いておくだったり、もう決まった事だからだったりと納得のいくものではなかった。

本当に狭い範囲の人達を集めての説明ではなく、市全体に説明する責任は無いのかの質問に「全市に広げると終始がつかなくなる。組合が自治会長と相談して決めた。」と。

狭い範囲の人達だけへの説明と自治会に話したからとの事に批判の声が上がる。

自然保護団体の意見を取り入れている言うがその自然団体の内容、人数、どういう人がかかわっているのかの質問に「“南山の自然を守る会”代表菊池さんとやっていてメンバーは70名。鳥の調査、植物の移植の立会、保留地の緑地を残そうと一緒に検討している。提案されたコモンズ案を取り入れている」

その回答に出席者から「私は以前会員だった。たしかに、以前は会員が70人いたが、コモンズ案を出した時点で皆脱退し、今は5~6人しかいないはずです」

5~6人の意見をコモンズ案として組合が自然保護団体と一緒にやっていると言えるのかの質問に「ご意見として伺っておく」

この事業に税金が投入される事でもあり、見直し要求に2回も2万名以上の署名が集まったのに、議論もしないで何故進めるのかの質問に、回答は無かった。

本格的な工事が始まるのに、連休を控えた金曜日の夜7時では、特に説明範囲には参加が難しいサラリーマンが多く、再度説明会を開催し、問題点について地域住民と協定を結んでほしい。

それに対して「事業認可を取る時幅広く意見をきいてその意見を整理して所定の手続くを取って立ち上げたので、再度説明会は行わない。融資でまわしている事業であり、準備工事も終わり本格工事が始まる時に見直しは出来ない」

また、道交法で25トントレーラーや50トンナフタクレーンの運行時間は21時から翌6時までとなっている為、住宅地を通るためのお詫びの言葉と理解をと。

又、オオタカが住んでいる事には十分配慮すると言うのみ。

発掘された遺跡について見学会を行って市民都民に見せるべきではとの問いに「現物保存のランクのものは無かった。見学会をする予定もない。遺跡には入らないで欲しい」

地権者の一人が「昨年3月の総会で土地の下落率は10%と言ったが、今年はなぜ総会を開かないのか。世界不況で下落率が増え、土地の下落をどう反映しているのか」の質問に「区画整理組合に来て欲しい」と地権者の不安にたいしても無視。

10年以上かかる事業に税金を投入するが、採算ラインはどの位か、破産したらどうするのか、事業計画の金額は幾らになるのか、安全な事業なのか、事業計画と正確な資料を……回答なし。

盛土が崩れて被害が出た時、組合は責任を取ってくれるのかの問いに「組合は事業が完了したら解散する。多摩ニュータウンもそうだった。」

まだまだ、質問者が多数いるのに、時間が来たら終了を宣言して理事達はさっさと退席してしまった。

形だけの説明会。私達の疑問にはほとんど納得の行く回答は無かった。もう義務を果たしたのだからと、ドンドン工事を始めて行くのだろう。

組合は必ず、ここまで沢山のお金を注ぎ込んでいるのだから、1日10万円の利子を銀行に払わなければならないのだから、と言う。私達だってそんな事は分かっている。だから「それを言っちゃオシマイヨ」と言いたくなる。それを言えば、お金の為だけに工事をやるのねと突っ込みたくなる。

今、工事が中断していて、束の間の平安を得ている。一日中、静かな時間の中に、小鳥の声や、道路を掃除する音、子供たちの遊ぶ声、緑濃くなった里山の木々の間を吹き抜ける風の音、空の彼方の飛行機の音。

5月10日の起工式が終われば、工事用のダンプの通行時の騒音と振動。山の木々を引っこ抜く重機の音。これから、風の吹く日が多くなるが、里山を崩す時の砂埃が細かく舞い上がり住宅地に降りかかるるだろう。

圧倒的住民の願いを無視して、進んで行く事の悲しみを感ずる。

明日は、中学生・高校生・大学生・専門学校生ら若者が中心になって立ち上げた「ちーむポンポコ」が主催する“歩こう第1回南山ポンポコウォーキング”が開かれる。

ポール・コールマン、菊池木乃実、ツリーマンと一緒に南山の将来や地球の未来について、植樹しながら考える。

私も参加したいが、残念ながら仕事で行けない。未来人の若者達が企画した事に希望を感ずる。

工事が中断した為に、削られた崖地に緑が生い茂って来た。



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アウェイに行って感ずる、FC東京の事

2009-04-28 14:06:41 | FC東京とサッカー
東京のホームの試合しか見に行かない人は、感じないかもしれないが、アウェイに行くといつも思う事がある。

先週の土曜日に大分に行って、つくづく思った。アウェイの座席が汚い事を。大分は前の日に雨が降っていたから、よけいにそう思った。

東京ホームゲームの時には、スタッフ総出で、あの広いスタジアムの座席を一つ一つ拭く。これは10年、ずっと継続されている。

沢山のお客様が来て下さるように、気持ち良くゲームを観戦して下さるようにと願いを込めて。時には新人選手も拭く事もある。

ピッチで一生懸命に頑張って汗を流す選手達と、私達の為に座席拭きに汗を流すスタッフ達。

そんな東京が大好きな私達は、どんな時でも前向きに応援する。

明日はガンバ戦。大分かガンバか、どっちに行こうかと迷って、サポーターが少ないだろう大分に行った。帰りの空港で、東京サポの人達と話していたら、大阪にも行くと言う人が結構いた。

行った人達は、沢山のガンバサポに負けないくらい応援してくれるだろう。私は大分で沢山の神社やお寺でお参りして来たから、その思いがもっと届くように家で心を込めて応援する。

ガンバレ!!東京!!
勝て勝て勝て、アウェイでも!!





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大分旅行の写真集

2009-04-27 16:02:56 | 旅行
≪まずは、梶山選手のPK≫


≪うみたまご≫







水槽の底を修理している人


≪宇佐神宮と鳥居≫




≪富貴寺と山門≫




≪真木大堂は内部撮影禁止≫


≪熊野磨崖仏と鬼が築いた石段≫
 

≪両子寺の奥の院と護摩堂≫







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定期観光バスで国東半島巡り

2009-04-26 17:29:09 | 旅行
今日は夕方の飛行機まで“国東半島史跡めぐり”の観光バスを楽しんだ。最後は大分空港にも寄るのでちょうどいい。

国宝の宇佐神宮。鳥居は明神型鳥居で神仏集合鳥居だそうだ。鳥居にもいろいろな種類があるんだな。そこで結婚式があり、和装の新郎新婦が参道を歩いていた。

国宝“富貴寺”。大堂は西国唯一の阿弥陀堂。薄暗い堂の中に本尊阿弥陀如来座像が安置されていた。悠久の時を越え、又、これからも遙かな未来へ、人々の平安を祈り座り続ける如来像。見つめていると心が静と深となる。

“真木大堂”は9体の木製の仏像を安置。日本一大きな大威徳明王、大火焔を負った不動明王、四天王を従えた阿弥陀如来…。昔の、作られた頃の色彩豊かな仏像達を見てみたい。

“熊野磨崖仏”は登るのが大変だった。鬼が築いたという石段は、大中小の様々な形の石を適当(?)に組み合わせた階段。登るのも大変だけど、降りる時はしっかりと足下を見ないと危ない。雨の日は滑って怖いだろうな。しかし岩に刻まれた仏像は凄い!

最後は“両子寺”。お坊さんのお話を聞く。私の守護仏は、ネズミ年なので「千手観音」だそうだ。熊野磨崖仏で、足ががっくり疲れたが、奥の院まで階段を登った。裏の洞窟内には仏様が祀れていた。

旅行に行くと、いつも眠れないので、バスの中はくたびれてガイドさんの説明が子守歌だった。飛行機の中もグッスリだろう。
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FC東京、やっと勝った

2009-04-25 22:50:45 | FC東京とサッカー
ロスタイムで、それもPKで、やっと勝った。

前半はお互いに低パーフォーマンスで、大分がレッドで退場になったのに、なかなか攻めきれなかった。

後半は攻めて攻めたてた。シュートもコーナーキックも一杯あった。それでもゴールが決まらない。GKの西川が良かった。

後半の後半は、大分は引き分け狙いで、でも、東京は絶対に勝ちたいという気持ちの差が出ていた。

大分の選手は膝に手を付く選手が何人かいたが、東京の選手は最後まで走っていた。その差がPKになったのだろう。

ホントに勝って良かった。来た甲斐があった。

でも、もっとミスを無くし、ゴールを決めないと辛い。次はガンバ。東京にとって大変な試合になるだろうな。

何とか負けないで東京に帰って来て欲しい。

頑張れ!!
ガンバレ!!東京!!
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大分戦の前に

2009-04-25 16:10:55 | 旅行
大気が不安定で揺れるかと思ったが、穏やかに無事に着く。同じ飛行機には沢山の青赤の人達が乗っていた。

大分は雨も上がり、暖かい。鈍くグレーのグラデーションに光る別府湾。

途中“うみたまご”に寄る。水族館大好き人間の私はウキウキ。

トドの“ヨネ太郎”や、アシカ、セイウチ等のパーフォーマンス。楽しく笑った。

何と言っても大水槽!大中小と数々の魚の乱舞。そして、美しく異次元的なクラゲの揺らぎ。

スペインに行った時にまで水族館を探した、水族館大好き人間の私には、満足の逃避タイムだった。

さア、九石ドームへ!
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雨の中、大分戦へ

2009-04-25 10:29:52 | Weblog
夫と二人で大分に向かう。前は一人で、あるいは仲間とアウェイ応援に行っていた。最近は仲間が遠くに余り行かなくなったので、夫と行く事が多くなった。彼もリタイアして、暇になったので行きたがる。

去年は一人で大分に行った。応援ツアーで行き、帰りは次の名古屋戦に行く為の飛行機を組んでもらった。その後は姉と一緒に実家の新潟に回る大移動だった。

初めて大分に行った。そして、先行したのに勝てなかった。涙ぐみそうな寂しい思いで名古屋に向かった。

名古屋に姉が住んでいるので、毎年、姉と一緒に応援に行っている。そして、なぜか負け試合の記憶ばかり・・・。2点先行して逆転された試合が、ルーカスのPK失敗とフジくんの怪我で負けた試合が強烈なトラウマになって・・・

でも、去年は違った。最高の喜びだった。誇らしかった。姉と、そして、周りの東京サポ達と抱き合い、ハイタッチして喜んだ。

今度は、大分で喜びたい。ぜひ、勝利を望む。

難しい事は考えないで、諦めない強い心で、シンプルに守り、シンプルにゴールへ。私達も、熱い心で力強くシンプルに応援したい。

頑張れ!!東京!
ハートで負けるな!!
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阿修羅展を見に行く

2009-04-23 20:23:50 | Weblog
気持のいい天気。友達と上野へ阿修羅展を見に行った。


TVでは毎日そうとう込んでいて、まだ午後の方が比較的いいかなと言っていた。お昼頃に上野に着いたら、駅で50分待ちの看板が出ていたので、しばらく、お茶しながらおしゃべりをした。

行列の入り口に日傘が用意されて、入り口で返却するようになっていた。行列の中頃あたりには無料のお水が用意されていた。中高年が多いし、暑さ対策にも気を使っていると感心した。

20分も並ばなかったように思うが、中は込んでいた。じっと立ち止まって見ている人には、係員が「動いて下さい」と促していた。そんなに急がせなくてもいいのにと思う。後から来た人は静かに追い越していくのだから。

入り口で音声で説明を聞ける機械を有料で貸し出していたので、借りてヘッドホンで聞きながら見て回った。これは役に立った。展示物の説明をそばに行って読まなくてもいいし、もう一度聞きたければ聞けるし。夫も行きたいと言っているので、音声ガイドは進めよう。

込んでいたけど、それなりにすべてをじっくりと鑑賞出来た。それぞれの像の表情や衣服のひだや模様は、見ていても飽きない。

そして、圧巻はやっぱり“阿修羅像”!!

何とも不思議な様相でたたずんでいる。ゆっくりと阿修羅像の周りを回る。

私には阿修羅が、困っているような、救いを求めるような、縋りつきたいように何かを誰かを見つめているように思える。正面から見つめあっていると、胸の底がキュンとなるような…。そして、心が疲れた。

久しぶりに会った友達とのおしゃべりは楽しかった。

番外…阿修羅と言えば、私には、萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」の阿修羅。そのマンガの中の帝釈天と戦っている阿修羅は、この阿修羅像と同じ表情をしている。

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稲城の里山を歩く

2009-04-20 08:11:18 | 南ちゃんと南山
暖かく穏やかな日曜日、稲城の里山を歩いた。




南山大規模開工事が今どのように進んでいるかを、「大規模開発を見直そう」と運動している人達と一緒に。




鎌倉古道と言われている山道を、小鳥のさえずりを聞きながら、鮮やかな新緑の木漏れ日の中を気持ちよく歩く。






私達がいつも見ている表側とは大違いで、見えない裏側の里山の破壊は凄い。3日前頃までは、そばまで行けたけど、その日はいたる所で立ち入り禁止の柵が設けられていた。私達が山に入る事が知られていたからだろう。












今まで、何の反応も見せていなかった工事現場の近くに住む人達が、目の前の工事を見て、初めて「ちょっと待って」と声を上げてきている。人間の想像力とはそんなモノなのだろう。

谷間の湿地の所にマンホール(?)のような物が埋められて、そこに降った雨をしみ込ませて地中に逃がすそうだ。


今まで、多量の雨が降っても、自然は何の不都合も私達には与えなかった。でも、人間が手を加えるという事は、こんな不自然な事もしなくてはいけない。でも、いったいどれだけの雨水がそこに流れ込み、そして、その先はどこへ行くのだろう。

去年のような集中豪雨の時、禿山に降った雨は人間が誘導しょうとする方向には流れず表面を流れくだり、即、川に向かうだろう。本来なら、里山に降った雨は地中にしみ込み、豊かな地下水となり、畑や田んぼや梨畑を潤してくれるはずなのに。

又、人工的に地中に逃がされた雨水は、人工的に埋め立てられた非常にもろい稲城砂の地盤に悪影響を与えるのではないかと心配する。その、埋立地には、水を吸収するブランケットを幾層にも挟み込み、地下水を吸収して、その水をどこかに誘導するそうだ。

私の想像力では太刀打ち出来ない造成地が出来上がる。その、ブランケットは永久的に劣化しないと開発業者は断言する。材質がどんな物か分からないが、断言出来るほどの実験結果を示して欲しいと要求しても無視である。そして、このような造成工事は、過去に一度も実行されてはいない。それなのに、である。

里山には、縄文時代の貴重な遺跡がある。一つの場所に、一万年前の石器時代と、5~6千年前の縄文時代、そして、鎌倉時代の遺跡が掘り起こされている。この前までは、そこに行けたのに、もう、立ち入り禁止となり、遠くから見るだけになっている。




遺跡を調査した人によると、発掘した時にはかまどのあった周りは火により、赤く変質していたそうだ。でも、今は、周りの木々は引っこ抜かれ、貴重な遺跡にはブルーシートもかけてないので、雨により崩れてきている。

子供達への貴重な学習と想像力を膨らます場になるはずの、大事な過去からの遺産が、無になろうとしている。開発側によれば、記録はとったから、いいだろうと。オバマ大統領の言葉が思いだされた。「強欲な人達により世界秩序が壊された」と。

もう、欲の為に自然を破壊し、人工物で山々を覆う時代ではない。国も地方にも未来人が背負いきれない程の、借金の山がある。もう、これ以上の開発は望まない。これからは足元も見つめ、人々が等しく幸せを感ずる方向に税金を使って欲しい。

市内在住の地権者の方々も、陰に隠れて絶対に表に出てこない大企業の地権者に騙されないで欲しい。そして、税金等の事も皆で知恵を出し合って、里山保全の方向に行ければと思う。

この、美しい里山を何とか守りたい。もっともっと沢山の人達が声を上げて欲しいと願う。

そして、道路に生まれ変わる多数の無縁仏の連なりに思わず合掌する。


5月2日(土)には世界的に有名なポール・コールマンさんが来て、稲城の里山で記念植樹を行う。私は仕事で行けないのが残念だが。

5月17日(日)には「平成狸合戦ぽんぽこ」の上映会を行い、高畑監督と一緒に「南山を考えるシンポジウム」を開催する。

今、世界的に日本の里山に注目が集まっており、又、新聞やテレビのメディアにも稲城の里山の大規模開発が取り上げられて、全国から反響をいただいている事に、少し希望を感ずる。
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FC東京、勝てず…

2009-04-18 22:33:23 | FC東京とサッカー
今年、初めて友達を誘った。去年の悔しい思いがあるから、絶対に今日は強い心で勝利するだろうと思った。

鈴木大地さんの聖火の点火式もあり、東京オリンピックに向けてのアピールもあり、東京の日になるはずだった。






でも、いつもと雰囲気が違った。東京オリンピックのアピールの為だとはおもうが、スタジアムをずらっと囲むダンマクがなかった。ゴール裏にいつものベロ旗がなかった。東京にとって大事な“ユルネバ”がまだ終わらないのにゴール裏は太鼓をたたき出して別バージョンに誘導した。でも、バックスタンドも、ゴール裏の一部も最後まで、しっかりと“ユルネバ”を歌った。青赤のニョロニョロ人形が途中で、青が倒れた。周りで悲鳴が上がる。

私は、そんなこんなが気になっていた。ナオくんの最後まであきらめないプレーにゴールに感動したが、どうしても、他の選手の軽いプレーが気になった。コーナーキックになっても、どうしてもチャンスと思えない。

後半の千葉のどうしても負けたくないという気迫に、去年の最終戦が重なって怖かった。中途半端なクリアーやディフェンスが怖かった。

一点しか取れない呪縛にかかったように、二点目が取れない。一番の問題は二点以上が取れない事だと思う。ユースケを見ていても、得点するだろうという気配も感じられないのはどうしてだろう。

なにか、袋小路に紛れ込んだような東京の選手達。原点に返って、基本に戻って、だた練習を繰り返すしかないのだろう。選手達も、私達も、どんなに辛くても、一週間後には、試合がある。立ち止まってはいられない。

それでも私は、次の大分までサポートに行く。飛行機に乗りホテルに泊まり、誰に頼まれたわけも無く、お金を使って応援に行く。そのためにも、パートを始めた私。

だって、東京が好きだもの。負けても、負けても、東京を応援するのが私の生活の一部になっているもの。東京バカだもの。

東京の選手達、下を向かないで。前を向いて、未来を見つめてボールを蹴ろう。私達が、いつも付いているから。

番外…ドロンパのサインにはしっぽがあった。よその子供が服にサインを書いてもらっているのを見ていたら、立派なサインにしっぽがあり、思わず笑った。
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