快晴の日曜日。友達と車で清水に向かった。
余裕を持って出かけたが、高速道路は渋滞していた。高速には入った時には車はほぼ停止の状態。
あらあら、間に合うのかしら。
ノロノロ進みながら、隣のレーンに清水サポや東京のサポの車を見つけては、向こうはイライラしているだろうなと思いながら見つめる。
快晴なので、途中の富士山が美しかった。富士山ていいな----。
途中、サービスエリアに1回立ち寄り、ひたすら清水に向かった。
「試合に間に合えばいいよね」といいながら。
昔は、アウェイも早く行って待機列に並んだ。清水も2階の前の手すりの所で応援していた。今は、待機列が終わった頃に着くくらいに出かけて行く。
以前、湘南に行った時には、なぜか道を間違えて、席に着いた時には試合開始5分前だった。友達と笑ってしまった。
最近のアウェイには、一人で行く事が多いが、一人なら、それなりに一席くらいはどこかに空いている。
シャトルバスに乗る時に「ちゃんと、消毒してから乗って下さい」とバス停の所に消毒薬が置いてあった。
最近、私達は1階での観戦。ところが、着いた時には1階が満員でビックリした。いつもは、奥の方は余裕で空いていたのに。だから、清水サポも混じっていたのに、全て東京さぽ。
さすがに開幕戦。東京サポも待ちに待った我が東京の試合を、スタジアムで応援したいと駆けつけたのだろう。
始まった試合は、おやおや、どうしたの、清水にボールを支配され放題で、ゴールの気配がしない。エンドが反対だと、いつも東京はやりにくそうに感ずる。
友達と、「やっぱり、後半にこっちに向かってくる方が盛り上がるよね」と。
でも、最後の所は皆、体を張って守っている。
前半は我慢して、後半に期待だね。
その後半に、清水に先行される。
風が強いので、林のキックが伸びなかったり、パスがずれたり、でも、だんだん、試合のエリアが向こう側に行ってしまう。
こっちに向かっての攻撃なら、あのPKも、素晴らしいカウンターも目の前で見れたのに、と思ってしまう。
前半も後半も結局、向こうエンドでの試合だった。
以前、目の前で見る清水の攻撃は、サイドラインぎりぎりにサイドの選手が張っている印象があった。
大きなサイドチェンジで、「おおーー」と感動した事があった。
随分と、サッカーが変わったとなと思う。
東京のサッカーだって、監督によって変わって来る。
友達と、「原サッカーが一番面白かったかな」と話した。
「シュートをもっと打て。数打てば当たる」って言われた選手が、20本以上打った試合があって笑ってしまった。勝った事は勝ったけど。
清水のスタジアムは、本当に羨ましい。やっぱりサッカー専用のスタジアムはいいな。
帰り、車を止めたショッピングモールで野菜等を一杯買った。友達が家まで送てくれるというので、安かった玉ねぎの大袋まで買った。
帰りのサービスエリアは混んでいた。
やっと見つけたテーブルの相席の家族は、東京のサポーターだった。
小さな男の子二人と一緒にサッカーの話で盛り上がった。
帰りの高速も渋滞。
車で応援に行くと、行きも帰りもずっと話しているので、いつも家に着くと声がガラガラでノドが痛くなる。
やっとJリーグが始まって楽しいな、と思っていたら、コロナウイルスで当分試合が延期になった。
寂しいけどしょうがない。
この間のACLの試合のビデオや、過去のACLのビデオでも見ようかな。