稲城駅前に広がる里山、南山大規模開発の工事がいよいよ始まる。
私の家から見える、南山の一部の崖地消滅へのカウントダウンが始まった。地権者が「みっともない。稲城の恥だ。早く開発して無くさなくては」と言った崖地。
私は、ここに越してきた時に聞いた“稲城のグランドキャニオン”という言葉が気にいってりた。この写真は、2年前の雨上がりに出た二重の虹が架かった、私には美しい風景である。
今、ここに無謀な実験が始まろうとしている。開発者の言葉からマンガのような風景を想像する。
稲城の里山は“稲城砂”といい、とても細かい砂地の山だそうだ。建築には最高の砂地らしい。だから、稲城駅前の住宅地は、その昔、東京オリンピックの為に山を崩して運び出された後地に作られた。削られた山は稲城駅から隣のよみうりランド駅まで崖地となって連なっている。
不安定な稲城砂の崖地は、40年程前に崩れて、大きな被害を出したらしい。何とかするように勧告がでたらしいが、そのまま、ほって置かれた。その後は、草木に覆われつつ、安定している。今頃、急に、崖が危ないから開発すると、詳しい説明も無く宅地開発が実行されようとしている。
地質の専門家は手を加え、スロープ化して、又、盛土をして宅地化にすれば、非常に危険だと警告する。地震があれば液状化し、集中豪雨の時には崩壊する危険をはらんでいると言う。
その為に、業者は開発時の約50mの盛土工事には、約3メートルごとに“排水ブランケット”を敷くという。その上に住宅が建てられる。そのブランケットの強度の質問に、何と「永久に劣化しません」と断言した!!
ところが、今は閉鎖された崖地下のスポーツ広場に、土砂を積み上げて安全性の実験をすると、今更、言い出した。それも、たった一年間とは・・・。
スポーツ広場の回りに住む人達が、住宅の近くに崩れやすい“稲城砂”の山を築く不安を当然のように口にした。開発側は「ちゃんと見学会を開くから」と約束した。
ところが、何の詳しい説明もなく、実験場は急遽、崖地の上に変更になり、その工事が急に始まった。
危険であるから、崖地を取り崩して宅地にするという、その崖地の上にピラミッド状に、約5万立方メートルの土砂を積み上げて一年間の安全性の実験をするという。木々を根こそぎ引っこ抜いて。
まるで、土砂の重量で崖地が崩れる事を期待しての「稲城ピラミット計画」かと思ってしまう。崖が崩落すれば、開発が容易になるからと。
取り合えず、崖地消滅へのカウントダウンじゃない、カウントアップの工事2日目の写真。だいぶ木々がまばらになった。
私の家から見える、南山の一部の崖地消滅へのカウントダウンが始まった。地権者が「みっともない。稲城の恥だ。早く開発して無くさなくては」と言った崖地。
私は、ここに越してきた時に聞いた“稲城のグランドキャニオン”という言葉が気にいってりた。この写真は、2年前の雨上がりに出た二重の虹が架かった、私には美しい風景である。
今、ここに無謀な実験が始まろうとしている。開発者の言葉からマンガのような風景を想像する。
稲城の里山は“稲城砂”といい、とても細かい砂地の山だそうだ。建築には最高の砂地らしい。だから、稲城駅前の住宅地は、その昔、東京オリンピックの為に山を崩して運び出された後地に作られた。削られた山は稲城駅から隣のよみうりランド駅まで崖地となって連なっている。
不安定な稲城砂の崖地は、40年程前に崩れて、大きな被害を出したらしい。何とかするように勧告がでたらしいが、そのまま、ほって置かれた。その後は、草木に覆われつつ、安定している。今頃、急に、崖が危ないから開発すると、詳しい説明も無く宅地開発が実行されようとしている。
地質の専門家は手を加え、スロープ化して、又、盛土をして宅地化にすれば、非常に危険だと警告する。地震があれば液状化し、集中豪雨の時には崩壊する危険をはらんでいると言う。
その為に、業者は開発時の約50mの盛土工事には、約3メートルごとに“排水ブランケット”を敷くという。その上に住宅が建てられる。そのブランケットの強度の質問に、何と「永久に劣化しません」と断言した!!
ところが、今は閉鎖された崖地下のスポーツ広場に、土砂を積み上げて安全性の実験をすると、今更、言い出した。それも、たった一年間とは・・・。
スポーツ広場の回りに住む人達が、住宅の近くに崩れやすい“稲城砂”の山を築く不安を当然のように口にした。開発側は「ちゃんと見学会を開くから」と約束した。
ところが、何の詳しい説明もなく、実験場は急遽、崖地の上に変更になり、その工事が急に始まった。
危険であるから、崖地を取り崩して宅地にするという、その崖地の上にピラミッド状に、約5万立方メートルの土砂を積み上げて一年間の安全性の実験をするという。木々を根こそぎ引っこ抜いて。
まるで、土砂の重量で崖地が崩れる事を期待しての「稲城ピラミット計画」かと思ってしまう。崖が崩落すれば、開発が容易になるからと。
取り合えず、崖地消滅へのカウントダウンじゃない、カウントアップの工事2日目の写真。だいぶ木々がまばらになった。