あられの日記

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重要文化財指定の茶室

2013年11月11日 05時08分19秒 | レトロ建築
長々と連載してきた、旧前田家本邸。今日で最終回です。最終回は、和館1階にある茶室です。この茶室も今年重要文化財になったようです。

上の画像左に茶室。右奥に和館と洋館を繋ぐ渡廊下が見えています。ちなみに、この渡廊下も重文指定を受けました。

茶室前の廊下から、渡廊下を見ました。石の使い方が楽しいですっ!
茶室は…。
え~、きっと素晴らしいのであろうと、想像はつきますが、私は茶の湯にはうとくてですね。どう素晴らしいのか、観賞のポイントがわかりません。
ではありますが、画像を撮影したのでそれを紹介しますね。

こちら茶室の天井の網代天井です。小田原の旧黒田伯爵邸(現:清風荘)で見た網代天井よりこちらの方が趣きがあります。床から天井の高さが低い所がこう篭れる感じですね。

茶室の窓です。わざと古びた感じに作ってあります。

大きな開放窓があるのに、にじり口があるのって不思議です。ちなみに、廊下側にも小さなにじり口と、立てってくぐれる入口があります。こうなると、にじり口がある意味がわからん…。まあ、外国の人には出入口は大きい方がいいのでしょうが…。

こちら、茶室から庭を見た景色です。
ちなみに、主室と茶室の間は狭い廊下で繋がっています。

和館を堪能した後、ふと、和館入口の門に目が行きました。
 
なんか、よく出来た指物の如く。いい門ですねえ。こういうのを寸分の狂いも無く!って言うんでしょうね。

和館に大きな石がゴロゴロあったので、和館の外にある溝に使っている石にも目がいきました。枯れ溝のようで、水は流れてません。この構図なんともいえず良いでしょう?来る度に新たな発見があります。

最後に、敷地内にある前田育徳会の建物。こちらもレトロ建築物だなあ~と。非公開ですが、3棟ある建物は国の登録文化財です。
後、ブログ記事を書いていて画像撮影しそびってたのに気付いたのが、正門及び塀。門衛所。和館門及び塀。これらも今年国の重要文化財に指定されたのだとか。
旧前田家本邸に到着したのが、午前10時半。見学して後にしたのが、13時前。なんと!2時間半も滞在してしまいました~。つき合った友人は何も言いませんでしたけど、私の知識欲の赴くままに見学してたらついやり過ぎたっ!ごめ~んっ!
それにお腹がすいたので、小田急線東北沢駅に戻る途中で腹ごしらえ。

駒場周辺を見て回るか?それとも当初の予定通り、東京駅側のKITTE JPタワー内の東大の博物館を見学するか?迷ったのですが、結局東京駅へ移動しました。
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