2019年4月13日秋川渓谷で巨木と桜さんぽをしました。9時40分発の武蔵五日市駅でバスに乗車。十里木バス停から乙津の龍珠寺さんの桜と五柱神社さんの樹高52メートルの大杉を散策。12時40分発十里木バス停乗車。12時42分戸倉バス停着。光厳寺さんで400年の満開のヤマザクラを見物後、戸倉散策マップを片手に秋川沿いに降り、14時17分広徳寺さんに到着。(イマココです)
「広徳寺境域東京都指定史跡
臨済宗龍角山広徳寺は、応安6年(1373)正応長者の開基で、またその妻、龍智智雲尼が鎌倉の建長寺70世である心源希徹禅師を請うて開山としたつ伝えられています。
その後、天文年間(1532−55)に北条氏康によって堂舎が再建され、江戸時代には幕府から40石の朱印地が与えられ、約12000坪(39600㎡)の境内地を有しました。(後略) 平成22年3月 東京都教育委員会」
だからお堂の屋根に北条のミツウロコが乗ってるのですね。広さがピンとこないので、東京ドームで換算したら、広徳寺さんの面積は、東京ドーム846個分でした。凄すぎる〜。
しかし今回広徳寺さんを訪問したのは巨木探訪です。本堂の裏に回ります。
説明板発見:広徳寺のタラヨウ 東京都指定天然記念物 昭和27年11月8日指定
龍角山広徳寺は、五日市の古刹として著名な寺院であり、その本堂の裏手にこの都内最大のタラヨウがそびえています。
タラヨウはモチノキ科の樹木で、主に東海地方から近畿地方以西の日本と、中国大陸の暖帯に分布する高木の常緑樹です。
本樹はほぼ自然形を保っており、主幹は直立し、幹回り2.5メートル、樹高は19、1メートルに達します。その枝張りは東西約14、2メートル。南北15、5メートルの威容を保っています。 平成22年3月 東京都教育委員会」
巨木探訪を始めて始めて出会うタラヨウ。実はすごい特徴がある。
葉っぱの裏を引っ掻いて文字を書くと、しばらくしたら黒く文字が浮かびあがるのだ。
そしてもう1本。
「説明板発見:広徳寺のカヤ 東京都指定天然記念物 昭和27年11月8日指定
広徳寺の北側にそびえるこのカヤは、目通り幹囲5、35メートル。樹高24、45メートルを測る多摩地域で最大のカヤです。
このカヤの枝張りは東西約13メートル、南北約19、4メートルですが、樹冠下方の大枝は南方向に伸び、北側には大枝はありません。
材は、建築、器具。土木用材に利用されるほか、種子から採られる油は、食用油、整髪油、薬用駆虫剤として利用されます。 平成22年3月 東京都教育委員会」
残念にもタラヨウもカヤも周囲を囲ってあり触れない。ハイライトになるダンナを樹の側に立って撮影も無理。
さて、次へ行こうと歩いてると、強い風が吹き抜けて桜吹雪が舞う。
分かるかな?上の画像で白く写ってるのは桜の花びらです。まさに桜吹雪が舞ってるところ。時刻は14時46分。戸倉散策マップに従い坂を降る。上った時とは別の坂です。
あ。ベンチ発見。あそこでおやつ休憩だ。
戸倉散策マップのコースは、上り下りが多いです。上りはともかく、下り坂が辛い。なぜって靴の中で指先が痛いんだ。一服したお散歩再開。
参道は山道で、急坂だ。でも景色は抜群。
画像奥の桜は2段構えです。斜面上の桜は、上りで紹介した桜並木です。
坂下の参道入口に15時2分到着。小和田橋で秋川を渡る。
散策マップには紅葉のビューポイントマークがついている。けど訪問したのは4月13日。ようやく若葉が芽吹いたばかりです。なのになぜ撮影したのか?というと、画像手前の木は石から生えてるんですよ。分かりにくいけど右の岩の向こうにも細い木が石から生えてる。頑張れ!
散策マップではこの先で河原側の細い道に進むのだけど、行きたい神社があり寄り道。
15時18分着、阿伎留神社さんです。散策マップに阿伎留神社さんの9月例大祭の画像が載ってたのだ。延喜式内社として多摩八座の筆頭に挙げられる古社だそうです。江戸時代には御朱印10石。
散策マップに戻り次のポイント小庄の桜に15時32分到着です。
地元民が河川敷でピクニックしてました。桜並木を眺めつつ秋川沿いに進む。15時46分あゆみ橋を渡る。広い河川敷。
桜並木を眺めつつ進むと、秋川橋が見えた。渡ると上の道への階段。そこは檜原街道で、武蔵五日市駅まで200メートル。16時ちょうど武蔵五日市駅にゴール。
駅の自販機が西東京バス柄で面白かった。
到着したものの次の電車まで時間があったので、駅のコンビニで自分土産を物色。のらぼううどんと迷った末に安いわさび漬けを購入する。
今月桜散歩し過ぎてピンチなんだ〜。ヘタレな私。ちなみに、この日のお散歩は約10キロでダンナ発表で約25000歩でした。当然翌日の日曜は寝込んだ。右足は幸い悪化しなかった。けども、急坂を何度も上り下りしたので、両足の指先が赤くちょっと腫れてしまったわ〜。