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art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

箱根~鎌倉

2017-08-10 10:13:49 | etc. ~いろいろと~
行きたいと思っていた、箱根はポーラ美術館の、ピカソ×シャガール展。
20世紀の巨匠のふたり展は、まずなかなかお目にかかれない、興味深い展覧会。
私の小さいころはまだ存命だったふたり。
歴史と言うよりも、現代に生きている感覚がある。
先週の後半、オットと行ってきました。
もちろん車の運転大好きオットの運転で。

初日は、初めて大涌谷に降り立ち、
一面の硫黄の香りと、迫力に圧倒され、


定番の黒たまごを食べる。

これで寿命が7年伸びるらしい。

そして、桃源台まで車で走り、これも定番、海賊船で元箱根まで。

外国人観光客もとても多い。
湖の風を受けながら走る湖面は、真夏でも曇り勝ちだったから心地よい。
残念ながら富士山は見えず。

元箱根では、今話題のパン屋さん、
ベーカリー&テーブルでパンとお茶を。
パンのお味は?

クリームパンのクリームが多すぎて、まるでシュークリーム。
普通でいいんじゃなぁい~と思ってしまった。
芦ノ湖を臨むここからの景色はバツグンだ。


車を置いてあるので、違う色の海賊船で復路を戻る。


お宿は、いつかは泊まってみたかった、オーベルジュ仙石亭。
各部屋に露天風呂があり、瀟洒なたたずまいの、
なかなかにおしゃれな宿でありました。



オーベルジュだけあって、
お料理もアミューズから最後のプチフールまで充実。とても美味しくいただいた。
















ワインは、ルイ・ジャドのシャブリ ハーフボトル。

夏にシャブリはピッタリね。

朝、霧雨。鳥の声も聞こえる。
ゆったりと朝食をいただいて、

宿を後にしたのでした。

オーベルジュはこじんまりとしていて、サービスも行き届き、
また他のオーベルジュにも泊まってみたいな。

ポーラ美術館はそこから程近く、
大好きな、夢の中を飛んでいるようなシャガールの絵を観られるのはとてもうれしい。

中でも目を引いたのは、ふたりの作品をタピスリーに織り上げたもの。
スケール感もあり、その精密で、原画と変わらない色使い、手仕事の巧妙さにとても感動した。
ピカソの『ゲルニカ』のタピスリーの展示が終わっていたのは残念だった。
ここは、ショップも充実していて、
好きなレオナ―ル・フジタのグッズがいろいろと置いてある。
お土産をワクワクしながら選ぶのも楽しい作業。
この展覧会の図録も大変興味深かったのでゲット。

いつのまにかお昼になり強羅へ。
そこで、簡単に麺類を食べて、
寄ってみたかった強羅公園のショップで少し買い物。

実はふたりとも風邪気味で、
元気だったら河口湖辺りで泊まろうかと言ってたのだけど、
体のことを考えて、帰ることにした。
でも、時間があるから途中鎌倉に。

まずは大仏様。

クールなイケメン大仏様。
たくさんの観光客。

お参りしてから、すぐ近くの長谷寺へ。


そして少し走って円覚寺。

ここは、他と違って観光客もそれほどでもなく、
しっとり落ち着いた雰囲気で気に入りました。

私はただ車に乗っているだけで、楽チンな旅行だった。
運転手のオットはちょっとお疲れの様子。
ふたりともしっかり風邪を治しましょう。

Ça va?

2017-07-06 11:45:10 | etc. ~いろいろと~
サバ缶 もとい サヴァ缶(笑)



フランス語で、元気?って気軽なあいさつ。

日本人もなかなかやるなーーーといった感じのポップなデザイン。

サバのオリーブオイル漬けの缶詰。

東北の震災の復興支援にもなるという商品。

ささやかなことでも応援して行けたら…。

幸せを願う

2017-05-14 23:29:57 | etc. ~いろいろと~
5月12日は都内のホテルにて長男の結婚式&食事会。



すでに1年半前に入籍済み、そしてベビーちゃんは10か月。

親族だけの、親密で和やかな心温まるセレモニーでした。



ベビーちゃん、
動き始め、おしゃべりはできなくとも何らかの意思を持ち、
人格も備わりつつある。
そして、とてもとても可愛い!!

若いふたりと小さな命に幸あれ!!

これは、両親にプレゼントされたクマのぬいぐるみ。

それぞれの出生時の体重で作ってあります。
ずっしり重い、命の重さ。
命が繋がってゆく不思議と感動!!

Wedding anniversary

2017-04-26 09:40:26 | etc. ~いろいろと~
先日はわたしたちの結婚記念日。
よくぞここまでやってきたね、わたしたち(^^)

お祝いに、長男の勤めるホテルのレストランで食事。
そこは高層ビルの中の一角、
皇居の森と東京の街が遠くまで見渡せる抜群のロケーション。
少し曇っていたのが残念だけど、
大都会の無機質なビル群と、
何かに抱かれるような温もり感じる皇居の森との対比も面白く、
いつまでも眺めていたい風景。

まずはシャンパンで乾杯。アンリオということでした。
コクがあり、泡の爽やかさと相まって
口の中がhappyモード。


前菜は春の魚、鰆とカブのカルパッチョ、カラスミ添え。


パスタはチーズの入ったラビオリ、菜の花添え。
エビとバターのソース。


魚は、メバルとホタテのソテー、アサリ入りバジルソース。


お肉は仔牛のサルティンボッカ、ズッキーニの花添え。
仔牛には生ハムが巻いてあり、揚げたセージが乗っかっている。
ズッキーニの花の中にはチーズ。


デザートには、結婚記念日を祝うメッセージ付きでした。


最後のプチフールもおしゃれです。


季節を取り入れたお料理は、
イタリアンながらどれもさっぱりと軽やかでお腹にもたれず、
大変美味しくいただきました。

息子の付かず離れずのサービスのもと、
2時間半ほどの幸福で口福なひととき、
柔らかな時間が過ぎて行きました。

外国人の上司の方ともお話しでき(もちろん日本語(^-^;)、
仕事のことだけでなく、生活のことまで考えてくださり、
この方なら安心して息子のことをお任せできると確信。

これからもこのような記念日を過ごすことができたら、
こんな幸せなことはありません。


春のアート

2017-04-17 07:55:56 | etc. ~いろいろと~
今の日本の水彩画界を牽引されているであろう、
醍醐芳晴氏、永山裕子氏の二人展に行ってきた。

憧れの永山先生ということで。
醍醐先生のことは、本で見たくらいであまり存じ上げていないのですが。

おふたりの作画のデモンストレーションがあり、
どうしてもそれを見たかったのだ。

醍醐先生は、対象を丁寧に着実に構築してゆく建築家のよう。
永山先生は、まず背景に大胆な色を施し、
背景から物語を紡いでゆく小説家のように感じた。

永山先生おひとりのデモンストレーションは見たことがあるのだけど、
ふたりでというのは初めて。
眩しいくらいの競演。
おふたりのエネルギーが相乗して大きくなり、
おひとりの時にも増して、心地よい緊張感が漂い、
心に残るデモンストレーションだった。
幸せで感動的な時間を過ごすことができました。

またいつかおふたりのこんな機会が訪れますように!!

花見三昧

2017-04-11 11:00:07 | etc. ~いろいろと~
今年の春は、桜は咲けど、
気温が低くなったり雨が降ったり、しかも週末に。
と、あいにくな天候でした。
その中でも花見らしきものをした我が家だけど、
月曜日はまたちょっと足を延ばして花見ドライブ。

土日は雨、そして今日の火曜日は冬に帰ったような冷たい雨だものね。
月曜しかないでしょ。

まずはランチにこれまで2回行ったことのある
市原のカフェのっぽ141へ。
向かっていると、右手に見える長~い桜並木。
いつも勝浦に向かって走るときに横目で見ていたところだ。
初めて車を止めて行ってみた。

川の両岸に植わっているものと思っていたけれど、
両岸に2本ずつ、密に植わっていた。
ちょうどの満開~~!!







今年一番の桜を見ることができました。
ブラボー!!

目指すカフェはそこからすぐ近く。
入口から玄関まで、植わっている植物もおしゃれ。








建物は天井を無くして、梁の見える状態。
いろいろなデザインの木のテーブルに椅子。
それがいちいちかわいらしくて、
置いてある雑貨も気取りなく、
女子にはとても居心地いい空間。

トイレの花あしらいも雰囲気があります。




最初にサラダ。

爽やかで軽いドレッシング。
訊けば、すりおろした玉ねぎ入っているとのこと。
今は甘い新玉ねぎの時期、やってみましょう。

次に出てきたプレート。

黒米や小豆の入った玄米ごはん
春菊と小松菜のスープ
カブと水菜のナムル
ショウガの天ぷらと車麩のフライ
デザートに黒大豆のゼリー寄せ

メインはオットはミートローフ
 厚みが3センチほどもありボリュームたっぷり


わたしはハンバーグ
 キノコあんがかかっています


飲み物はオットはコーヒー
 シュガー、ミルク入れがレトロでかわいい


わたしはジンジャーティー
 ジンジャーの量半端なく、体が温まる~~


薄味だけどショウガや春菊、玉ねぎなどの香りが立ち、とても美味しい。
ハンバーグやミートローフはボリューミーで満足感もバッチリだ。
こんなに野菜がたっぷりで薄味な外食ってなかなかない。
塩分、糖分、油脂分をなるべく少なく…と思っているわたしには理想の料理と言える。
これで1日分の野菜が摂れたんじゃないかって思うくらいだ。
家のごはんにも参考にさせていただきます。
ごちそうさまでした。

さあ、それじゃここからまたちょっと走って、
一昨日行ったばかりなんだけど(-_-;)
小湊鉄道の上総鶴舞駅まで行ってみる?
桜が少しでも咲いたかなーーー?と。




一昨日よりも沿線の桜がほころび、よりかわいらしい駅の姿。
前回は上り列車だったけれど、今回は下り列車が通る。
入ってきましたね。かわいいですね。


ああ~、今年の花見もたくさんできて満足!!

あ、でもこれで終わらなかった。

夕方、ちょちょっと作ったおかずを持って義母宅へ。
マンションの4階にある義母の部屋の下には桜の木が何本もある。
それが満開~~




散った花弁が芝生の上にはらはら舞って美しい。

しみじみ、桜の美しさに魅了されたひとときでした。

また来年もお花見がたくさんできますように!!

苦あれば 楽あり

2017-04-07 16:36:29 | etc. ~いろいろと~
2ヶ月ほど前に描いた花の絵。

余りに稚拙で情けない(-_-メ)

その上から絵具を足して描いてみた。

少しだけ満足のゆくものになった。

絵は、結局、明暗の対比の元成り立つのでは…と思う。
それが、まだとても難しい。

人生も明と暗の繰り返し。
悲しいこと苦しいことがあってはじめて、
嬉しいこと楽しいことが輝く。

そんな人生の経験と、
対象物を観る観察力を、
もっともっと積みたいと思う。

今、銀座の美術館で、私の敬愛する水彩画家の方の展覧会を開催中。
来週、行く予定。
何よりもデモンストレーションが楽しみ。
ライブで、その素晴らしき作画の様子を堪能したいと思っている。

DIC川村美術館へ

2017-04-07 09:09:37 | etc. ~いろいろと~
お花見、今日しかないんじゃない?
これからの数日は雨の予報。
ということで、オットとちょっと足を延ばして行ってきました。
佐倉(さくら (^^)市にあるDIC川村美術館。
 
着いたのは11時半。
たぶん混むから先にレストランでランチ。
思った通り、すでに満席。
待つ間、隣のショップを眺めたりしているうちに順番が回ってきた。
 
前菜は、季節の野菜に、生ハム、タコ、チーズなど。
細~いグリッシーニがぽりぽり歯触りよく美味しい。


メインは、わたしは春野菜のリゾット。
菜の花にアスパラ、カブ、あっさりしていて
パルメザンチーズもほどよく効いて美味しかった。


デザートは、ピスタチオのケーキにマンゴーシャーベット。


お上品でオットは物足りなかったかもしれないけれど、
女子のお腹にはほどよいおさまり具合でありました。

庭に出て、まず目に入ったのは、
レストラン脇の紫モクレン。
大きくて立派な木。
この場所は内陸にあるので、咲くのはちょっと遅いようです。


仲間のコブシ。
これはもう散りかけ。




遅いついでに、桜も遅い~~(-_-;)
五分咲き程度のものが数本。
後はまだまだ咲き始め、といったところ。
ちょっと残念だったけれど、広大な庭を散策して、
充実したいい時間だった。






たぶん…初めて見たカタクリ。



群生しているところが一か所あるのだ。

思ったより花は大きくて薄紫の花弁がすがすがしい。

レンギョウもほぼ満開。


こちらは咲き始めた桃の花。


いろいろな種類の椿があり、
これはとてもかわいらしいピンク。



花弁は固くてしっかりしており、ちょっとプラスチックみたいでもある。

広い池の、ガチョウやカモたちも優雅に、
いつもの姿を見せてくれていました。

季節ごとに、これからはバラやアジサイ、ハス、
いろいろな植物が誇らしげに咲く庭。

また、いつか訪れましょう!!

トイレの春

2017-03-30 22:30:07 | etc. ~いろいろと~
トイレに飾ってある絵。
いつも、山本容子さんの版画を雑誌の切り抜きなどから飾るのだけど、
そろそろ春の装いに。
さて、どうしようかなぁ~~?

と、家の中を見回したところ、ありました。

藤田嗣治のポストカード集。
ここから、わたしの好きな子どもの絵。


女の子がクレヨン?で絵を描いている。

子どもらしく無造作に投げ出した脚。
フランス人か、ちゃんと靴を履いてますね。
その表情は、何を描こうかと楽しんでいるみたい。
赤いドレスに赤い靴下、手にした赤いクレヨン。

後ろに飾ってある、彼女が描いたであろう絵も、
子どもらしくてかわいい。

色白でキリッとした顔の女の子は、
どこかヨメに似ている気もしないでもない(-.-)

額にサーモンピンクの布を敷き、
いつだかリサイクルショップで100円で買ったハナエ・モリのレースのハンカチを重ね、
そこに絵を置いた。


これが春?
ハナエ・モリの蝶に寄せてワクワクする春の気分。
…と着地しよう。

トイレに入るたびにちょっと楽しくなる春であります。