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art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

田舎の時計はゆっくりと進んで…

2010-07-20 18:39:05 | maison de campagne ~べっそう~
月曜日

予てからオットが頼んでいた和室の壁塗り。
左官屋さんが来てくれた。
和室はちょこっと覗いただけで、あとはお話。
ここら辺の職人さんはみんなお話が大好き!
普通は寡黙で黙々と仕事をするイメージの職人さんだけど、
ここら辺の職人さんはどーもおしゃべり好きみたい。
そう言えば、お隣さんがリフォームしてたときも、
大声でおしゃべりしながらワッハワハって笑ってたもんね、大工さんたち。
左官屋さんも昨日まで旅行(しかも海外!)に行ってたんだ~、とか
これから畑にブルーベリー採りに行くんだとか。
ブルーベリー食べる?って訊かれて、もちろんいっただきまーーーす。
20分くらいで戻ってきて、ジャム作りのご指南。
ちゃっかりキッチンに来てわたしの横に立ち、ご指導いただいた。
どうもありがとう。
おかげでジャムの瓶に3つできました。

甘酸っぱくてとってもおいしい!
左官屋さんは、
『田舎じゃ、ブルーベリーもあまり食べないんだ。』なんて贅沢なことをおっしゃっていた。
都会ではおしゃれな食べ物なのにぃ~、田舎は贅沢だな。
飄々と左官屋さんは帰っていった。

そうするうちに、また違う車が。
久しぶりに大工さんの登場。
左官屋さんに連絡してくれたのは大工さんなので様子を見に来てくれた。
『さっき、左官さんが来てくれて、ブルーベリーくれましたよ。
 ついでにジャムの作り方も教えてくれたけど、
 肝心な壁塗りの値段とかな~んも言わんで帰って行ったよ。』とオット。
そうなのだ。
いろいろしゃべったにしては肝心の仕事についてはあまり触れないで帰っていったのだ。
『前と同じって言ってましたよ。』と大工さん。
まあ~、そーだろーな。
まっ、あんまり取り立てて言うことでもないな。
こんな感じで田舎時間は過ぎてゆく。
いいなぁ~、この感覚。

オットが火曜日は会社を休むって突然言う。
そして勝浦にももう一泊。
月曜の夕飯は…

(また)マグロのぶつ…魚がおいしいので
豚肉とキノコの炒め物
大粒アサリのおすまし
キュウリのスティック
レタスとカイワレのサラダ


ワインはウイリアム・フェーブルのシャブリ。
きりっと辛口ワインは最高です。

さて、最終日の火曜日。
朝から太陽が照りつけ本当に暑い。
アイスを食べながら、草刈りM氏宅方面へ散歩。
我が家との間のトウモロコシ畑はこんなになってしまって、
ビニールハウスの間から丸見え(!)だったお互いがすっかり見えなくなってしまった。


さすがのM氏も外には姿がない。
珍しいことだ。
『あづくであづくで、仕事なんかやってらんねぇよぉ~;;』
…なんて山形弁が聞こえてきそう。
巨大ヘチマ

やヒョウタン

のあるM氏の畑を眺めてから家にもどった。
またアイスを1本。
いっくらでも食べられそうな暑さ。
テレビではさかんに各地の最高気温と水の事故のニュース。
この暑さはしばらく続くでしょう。

4日間のバカンスは終わり。

今年もやっぱりお目にかかりましたね!

2010-07-20 18:24:49 | maison de campagne ~べっそう~
先週末からの3連休。
梅雨も明け突然の太陽がサンサンと輝く中の勝浦行き。

勝浦での最初の作業。
もっちろん、雑草取り。
ファンデーションを厚めに塗り、
麦わら帽子を深めに被り、軍手、首を覆うタオルで完全武装。
ヤブカラシ、カラスウリ、その他ツルツルくん。
そしてハーブ畑のピンピンくんを取る、取る、取る。

植物たちの様子。
やっぱりローズマリーはダメだった。
ちっちゃい苗のうちはいいのだけど、
ある程度大きくなったものが枯れる。
ハーブサークルの真ん中のだけじゃなくて、
玄関のフェンスの外に植えてあったのも枯れてしまった。
蒸れも原因だと思うけど、
土質も大いに関係あるかな?
ここは酸性土質。
しかもハーブ畑には、前住人のおじいちゃんが残してくれた堆肥をたくさん入れてある。
あまり深くも考えずやってしまった。
ハーブはほとんどがヨーロッパ原産。
石灰を混ぜて中和しなくてはいけなかったのだ。
ほとんどのローズマリーとラベンダー、セージ、タイムなど危なげ。
苦土石灰があったのでオットがパラパラと撒いてくれた。
最初の土作りの段階でやるべきだったな。

元気なのはミント類。
葉も立派に成長しているけど、
地下茎がすごい!
ハーブ関係の本で、ミントは生育が旺盛なので、
他の植物と混植すると他のが枯れちゃうとあるけれど、その通りだと思う。
このままゆくと、ハーブサークルはミントに占領されそう。
剪定しなくては。
剪定といえば、マルバ・ストラム。写真右手前。


先週、大きく成長したマルバの葉っぱがキュウリかカボチャのようになってる。
って書いたけれども、
今回ますますである。
西洋人女子のように、
ちっちゃい時はお人形みたいにカッワイーーー!!
成長すると小さいときの面影は消え失せ、樽のごとく?(失礼…)
・・・みたく、
苗の時はとてもかわいいサーモンピンク色の花が咲き、
地をちょこちょこっと這っていただけなのに、
成長するとドッデーーーンとかまえて貫禄満点。
葉の大きさが苗のときのままだとかわいいのだけど、
葉の一枚一枚がとっても大きくなったのでかわいくないのだ。
想定外であります。
それに引き換え、
ディコンドラ(シルバーリーフ)。

買ってきたときは貧弱でこの子だいじょーぶかいな?
そのうち消えてなくなるんじゃないかな?
って心配したのに、先週くらいから成長期。
ちょうどいい感じに地を這い出した。
横のマルバは、ハーブの左奥に移植しようかな。
ここではディコンドラにがんばってもらいましょう。

途中で枯れそうになったイタリアンパセリも生育旺盛。
勝浦では毎日収穫してサラダや付け合せに食べる。

ラムズイヤー、フェンネル、オレガノなどはよく成長。

こうしてハーブガーデンを眺めると、
作り初めとは随分印象が違う。
みな同じように成長はしないのでアンバランス。
しょうがないね。






玄関前のグラジオラスが満開。
鮮やかな真っ赤とクリームイエローがきれい。


二番花のジギタリスもこんなに咲いて。




しばらくおとなしかったランタナもだんだん生育旺盛になりこんな感じ。


ガウラはひとまわり大きくなったみたい。
本当に花が蝶のようでかわいい!




カラミンサもこんもり茂ってきた。
清楚な花とミント系の香りが涼やかでうれしい。


メドーセージはほっといてもほっといてもどんどん成長。


ムラサキシキブが奥ゆかしく咲く。


花の少ない真夏にこれらの花たちが彩りを添えてくれてうれしい夏だ。

リシマキアとハツユキカズラはわたしの好きな組み合わせ。
花は一切ないのにこのかわいらしさよ。




多肉植物のセダムは、暑い乾燥地帯でも元気だ。
こんもりとドーム型になった。


それからサトイモ。
りんごの木を囲んでサトイモ3株。

見る見る、こんなに巨大化!

柚子にはちっちゃな実が。


そうそう、ブランコから上を眺めたらこんな感じ。


クヌギの葉が茂って風も吹いて、ブランコ最高!


土曜日の夕飯はこんな感じ。

マグロのぶつ、
マグロとアボカドのタルタル トーストパン添え、
ギョーザの皮のピザ、
オリーブオイル奴、
野菜とハムの粒マスタードサラダ。

ワインはこれ。
シャンドンのスパークリングワイン ロゼ。
イタリアンっぽい食事によく合うほんの~り甘いロゼ。

2日目、日曜はまたまたこんなものが。
アオダイショウの脱け殻。

東屋の裏でオットが見つけた。
全長2m。
たぶんうちとお向かいさんちをうろうろしていたやつだ。
そして去年もいたやつ。
ちゃんと我が家を守ってくれてるんだな。
ひと皮むけて、また今年もよろしくっ!

お昼はオットが珍しく作ってくれた。
すぐそばの畑仕事に来てたIさんにいただいたというダイコン。
Iさんは、いろんなことを教えてくれたらしい。
柿の木の枝の払い方とか、このツルは自然薯だよ、とか
(ちなみにここらは自然薯だらけ。
 でも年月をかけて生長して大きくならないと食べられない。)
スギナとかの雑草は土が酸性だからだ、とか。
この間はジャガイモをたっくさんいただいたのだけど、
今回はダイコン。
冷麦をゆでて辛味冷麦を作ってくれた。
この暑さの中、辛味のシゲキがとって~~もいい感じ!
午後は暑くて暑くてしばらく昼寝。
夕方ごそごそと庭の整備。

日曜の夕飯はこんな感じ。

豚のしょうが焼き イタリアンパセリ添え、
キュウリとトマト、アボカドのサラダ、
ナスのソテーと焼き黄色パプリカのマリネ、
冷奴。

ワインは引き続き昨日のロゼスパークリングワイン。