あるBOX(改)

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最近の収穫「ザ・コンサート・フォー・ニューヨーク・シティ(DVD)」②

2013年07月08日 | DVD(ブルーレイ)
まぁ、ちょいとThe Whoが好きなあまり身びいきが過ぎたかも知れないが

ディスク2に収録されているストーンズの曲も確かに良い。
出演しているのは、ミック・ジャガーとキース・リチャーズの2名だが
さすがの演奏で御座います。



キースが「NYはきっと立ち直るさ」と語った後に始めた「地の塩」

そうきましたか。「地の塩」で来ましたか。



黙々と働く人々に乾杯の曲ですよ。
USA万歳じゃなく、消防官や警察官の尊い働きを称える主旨に同意ですよ。

歌い出しはキース、そして歌を重ねるミック。
同系統の「無情の世界」の方がステージで演奏される機会が多いから
ここで「地の塩」とはグッと来ましたわ。

そして「ミス・ユー」で、ミックのクネクネ・ダンスが披露され、

続いて登場したジェイムズ・テイラ-は、自然体の風貌でアコギを抱えて歌う。
※ハンサムなんだからヅラ着けたり植毛したりすれば見栄えが良かろうに、
 彼は「素のまま」。逆にカッコイイですよ・・・。

ジョン・メレン・キャンプは「いかにもアメリカン・ロック」を奏で
エルトン・ジョンは、ビリー・ジョエルと一緒に「ユア・ソング」を歌い上げる。

ポール・マッカートニーは「アイム・ダウン」でビートルズ時代のシャウトを再現。
「イエスタデイ」を、しっくり歌い上げて、
「レット・イット・ビー」で万人を満足させる。

このイベント用の新曲「フリーダム」こそ
「ポール・マッカートニーもミューズの神と縁遠くなったかなぁ」と思わされたが

ジョージ・ハリソンやジョン・レノン亡き今は
「自分が、こういうイベントのリーダーシップを取らねば」という意思さえ見えた気がした。

このDVDのチャプターには「Songs Only」の項目があるから、
スピーチを飛ばしたければ、それも可能だし。
※まぁ、リチャード・ギアのコメントなどは興味深かったが

豪華メンバーのチャリティー・コンサート、よくぞ短期間で実現したものだ。
色々な米企業のバックアップがあったらしいが、その実行力には頭がさがる。

今後も、ちょくちょく再生する事になりそうだ。
※今もDVDを再生しながら書き込んでるし。