発掘モノとして、『レコード・コレクターズ』のリイシュー・ベスト映像部門で
1位にランクされたのが、「チャーリー・イズ・マイ・ダーリン」
1965年に行なったアイルランド・ツアーを中心に撮影された初期のザ・ローリング・ストーンズのライブ&ドキュメンタリー。
白黒映像だが、これがまた新鮮で。
ブライアン・ジョーンズの貴重なインタビューや、ツアーの合間でアコースティックギターを爪弾いて作曲するキースとミックの姿も印象的だった。
最初の公式フィルム「チャーリー・イズ・マイ・ダーリン」だったが、
世界公開には至らず、ファン向けのイベントなどで上映されるに留まったのだが
※これを昔、見に行ったとかロッキン・オンの渋松対談で語られてたなぁ・・・
今回のリイシューでは、1965年のツアーを追った最初の公式フィルムに、2011年新たに見つかった未編集・未発表のライブ&セッション映像を加えられ。
ファンにとっては、ますます嬉しさ満点の完全版となったのでした。
しかも、WOWOWさんによる放送もあり。
DVD・ブルーレイ未収録とされるインタビューが見れました。
メンバーへのインタビューではありません。
ストーンズをデビューから全米ブレイクまで支えたプロデューサー&マネージャーの
アンドリュー・ルーグ・オールダムに、フー・ファイターズのデイヴ・グロールがファン丸出しで質問。
「なんで、このタイトルなんですか?」
「彼(チャーリー・ワッツ)が一番イケてたからだよ。カメラの前で最も自然だった」
内容は勿論サイコー。
アイルランドの郊外を走る汽車の中で寛ぐメンバーたち。
さすが英国人、優雅なティータイム。
狭い会場周りには熱狂的なファン。若き彼らはアイドルなのだ。
「Last Time」「Time Is on My Side」「I'm All Right」
「Tell Me」「Everybody Needs Somebody To Love」「Pain in My Heart」
「Around And Around」「Satisfaction」・・・・
すべてがフルコーラスってワケでは無いが、それでも一曲一曲は予想以上の長さだ。
「サティスファクション」も今とは違う熱狂。
「アイム・オールライト」の途中で観客がステージに乱入!
ミックに抱きつき、突き飛ばし、なぜか自分がマイクの前で「アイム・オールライト!」と
歌いだすアイリッシュの若者!
カオスだ!
ワケ分からん!
スタッフに抱えられるように袖にハケるメンバーたち。
それでも楽屋で「まぁ、アメリカの方がもっとヤバイ会場あったけどね(苦笑)」と
コメントする彼ら。
肝が据わってるねぇ。
今回、新たに追加されたホテル一室でのアコースティック・セッションもメチャクチャ興味深かった。
ミック・ジャガーとキース・リチャーズがリラックスしながらも
アコースティック・ギターで初期の名曲「テル・ミー」などを披露。
新しいフレーズを奏でるシーンはファンには堪らない光景だ。
しかも
これが、みごとにカントリー・フォークの赴きあり。
「初期のストーンズはロックンロールやエレクトリック・ブルースの影響下にあり、
ベガーズバンケット直前にカントリー・フォークやカントリー・ブルースに目覚めた」
・・・なんて俗説が、一気に否定されてしまったよ。
ストーンズは、この頃から渋々だよ!
※アコギがボブ・ディランっぽい気もするけど
ディラン自身も渡英して、英国フォークのフレーズを
持って帰ったと言われてるしねぇ・・・
なお、サウンド・レコーディングがグリン・ジョンズと、オールダム以外の重要人物も
クレジットされているのが興味深い。
WOWOWさんに感謝。
70年代ロックバンドの「ライヴ・イン・ジャーマニー」映像として
「ロックパラスト」を放送したりしてくれてるもんねぇ・・・。
今後も宜しくお願いしますです。
1位にランクされたのが、「チャーリー・イズ・マイ・ダーリン」
1965年に行なったアイルランド・ツアーを中心に撮影された初期のザ・ローリング・ストーンズのライブ&ドキュメンタリー。
白黒映像だが、これがまた新鮮で。
ブライアン・ジョーンズの貴重なインタビューや、ツアーの合間でアコースティックギターを爪弾いて作曲するキースとミックの姿も印象的だった。
最初の公式フィルム「チャーリー・イズ・マイ・ダーリン」だったが、
世界公開には至らず、ファン向けのイベントなどで上映されるに留まったのだが
※これを昔、見に行ったとかロッキン・オンの渋松対談で語られてたなぁ・・・
今回のリイシューでは、1965年のツアーを追った最初の公式フィルムに、2011年新たに見つかった未編集・未発表のライブ&セッション映像を加えられ。
ファンにとっては、ますます嬉しさ満点の完全版となったのでした。
しかも、WOWOWさんによる放送もあり。
DVD・ブルーレイ未収録とされるインタビューが見れました。
メンバーへのインタビューではありません。
ストーンズをデビューから全米ブレイクまで支えたプロデューサー&マネージャーの
アンドリュー・ルーグ・オールダムに、フー・ファイターズのデイヴ・グロールがファン丸出しで質問。
「なんで、このタイトルなんですか?」
「彼(チャーリー・ワッツ)が一番イケてたからだよ。カメラの前で最も自然だった」
内容は勿論サイコー。
アイルランドの郊外を走る汽車の中で寛ぐメンバーたち。
さすが英国人、優雅なティータイム。
狭い会場周りには熱狂的なファン。若き彼らはアイドルなのだ。
「Last Time」「Time Is on My Side」「I'm All Right」
「Tell Me」「Everybody Needs Somebody To Love」「Pain in My Heart」
「Around And Around」「Satisfaction」・・・・
すべてがフルコーラスってワケでは無いが、それでも一曲一曲は予想以上の長さだ。
「サティスファクション」も今とは違う熱狂。
「アイム・オールライト」の途中で観客がステージに乱入!
ミックに抱きつき、突き飛ばし、なぜか自分がマイクの前で「アイム・オールライト!」と
歌いだすアイリッシュの若者!
カオスだ!
ワケ分からん!
スタッフに抱えられるように袖にハケるメンバーたち。
それでも楽屋で「まぁ、アメリカの方がもっとヤバイ会場あったけどね(苦笑)」と
コメントする彼ら。
肝が据わってるねぇ。
今回、新たに追加されたホテル一室でのアコースティック・セッションもメチャクチャ興味深かった。
ミック・ジャガーとキース・リチャーズがリラックスしながらも
アコースティック・ギターで初期の名曲「テル・ミー」などを披露。
新しいフレーズを奏でるシーンはファンには堪らない光景だ。
しかも
これが、みごとにカントリー・フォークの赴きあり。
「初期のストーンズはロックンロールやエレクトリック・ブルースの影響下にあり、
ベガーズバンケット直前にカントリー・フォークやカントリー・ブルースに目覚めた」
・・・なんて俗説が、一気に否定されてしまったよ。
ストーンズは、この頃から渋々だよ!
※アコギがボブ・ディランっぽい気もするけど
ディラン自身も渡英して、英国フォークのフレーズを
持って帰ったと言われてるしねぇ・・・
なお、サウンド・レコーディングがグリン・ジョンズと、オールダム以外の重要人物も
クレジットされているのが興味深い。
WOWOWさんに感謝。
70年代ロックバンドの「ライヴ・イン・ジャーマニー」映像として
「ロックパラスト」を放送したりしてくれてるもんねぇ・・・。
今後も宜しくお願いしますです。