あるBOX(改)

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冊子見開き撮影時の歪みを補正するスキャナ技術が開発される!

2013年07月13日 | 生活
富士通研さんが、やってくれました。

雑誌をデジタル化したい人々の夢が叶いそうなニュースです。

「7月10日、中国の富士通研究開発中心と富士通研究所は、
 オーバーヘッド型スキャナで厚みのある冊子の見開きを
 撮影した際に生じる書面の歪みをフラットに補正し、
 読みやすい画像を生成する技術を開発したと発表した」そうな。

細かい事は、8月25日から米国ワシントンで開催される国際技術会議にて発表されるとの事。

最近はタブレットPCが急速に普及して、冊子を電子化して閲覧する読み方が現れた。
しかし、従来のコンパクトスキャナで冊子を電子化するには、綴じ側が歪むし。
コピーする場合は、そこが黒くなったりして意味を成しませんから、
結局は冊子を裁断する必要があったのね。



そこで、書籍を裁断しない方式が求められていた
・・・と。

私もブログ用の画像を本からおこす場合、
見開き部分が歪んだり暗くなったりして、
せっかく素晴らしい画像をUPしようと考えたのに、
その魅力を割り引いてしまうようで
気が引けていたのも事実なんですよ・・・。



冊子のデータ化に関しては、
裁断→スキャン→データ整理の行為を表す「自炊」なんて言葉も登場したし、
それを代行して金銭を得る事と著作権との兼ね合いが議論の種になった事もある。

著作権問題の最大の言い逃れ「個人的に楽しむため」という言葉が、
これで大手を広げて跋扈するワケよ。

誰だって好きで買った本をバラバラにはしたくない。
データ化したら、ヤフオクか何かで売って、同行の士に引き渡したい。

それが本音でしょう。

ウチにだって(けっこう売ったけど)相当数の雑誌が、まだ保管してあります。

今回の技術が、いつごろ市販品に応用されるのかは分からないが
「画期的な技術」として期待したいですなぁ・・・。