今日はコンサートのハシゴだ。
これまた何年ぶりだろう。いや生まれて初めてかも。
以前、復習したが
ラス・バラードといえば、
レインボーのヒット曲「アイ・サレンダー」や「シンス・ユー・ビー・ゴーン」の作者として
有名な人です。

まぁ、HR少年だった頃は「なんだよ、ポップな曲やるようになって!」などと思ったもんですが
今にして思うと曲単体は凄くイイんですよね。
「キル・ザ・キング」やってたレインボーが一転して、そういう曲やり始めたから反発あっただけで。
ラス・バラードさんに罪は無い・・・そんな事も考えられるようになりました。
ここ数年で、やっと。

彼自身も立派に歌えて演奏も出来るミュージシャンで、
ソロアルバムも好盤と言われてるし(クイーンのコーラスをシンプルにした感じのアレンジが良い!)
70年代初頭に参加していたバンド「アージェント」でも、元ゾンビーズのロッド・アージェントらと
イイ曲を書いていました。
そんなラス・バラードさんの来日ライヴ。
会場は初台ザ・ドアーズです。
確か数年前、GONGを観に来て以来です。
武蔵小金井からJR中央線・東京行で新宿まで12駅、
新宿から京王新線・高尾山口行に乗って1駅。
しかし、新宿で「京王・新線」探して少し迷った。

初台で降り立って驚く。
新国立劇場なんて建っている。知らんかった。
以前は、もっとゴチャゴチャしてたような・・・。
そして初台ザ・ドア-ズ前。人が並んでいる。

なんか知らないけど18時開場なのに開いてないのだ。
30分過ぎて、やっと開場。
前売りチケットを提示し、ドリンク代500円を支払って会場内へ。

ドリンクを飲み干し、物販のテーブルを覗く。
ポスターやTシャツもあったが
ここは、カンバッヂ・セットを購入。

場内にはラットルズの曲が延々と流れてる。
今日と同じヴィヴィッド・ジャパンで呼んでるからね。
宣伝効果を見越した上か。
でも、ビートルズのパロディといいつつ、曲は面白いねぇ。
ここがコピーバンドとパロディ・バンドの違いですねぇ。

開演は、予定から5分遅れ。
例によってグラサン掛けたラスが登場。いきなり元気。
ギターを抱え、いきなりロック。
いやぁ、ラスさんハイテンションだ!
思った以上にギターを弾き倒すんです。
当初はポップチューン連発と思いきや、(キャッチーなれど)ロックしてました。

ギターソロは、ちょっと引っ掛かったようなフレージングが耳に残る。
ネックを振ってのヴィブラートも多用。
自分の歌とユニゾンさしてギターを奏でるところなんて、ブルースマンみたいだ。
あと現役感出しまくり。
同じアルバムから曲を続けて演奏し、「いつのアルバムか分かるかい?」
客席から返答が届くと「違うよ、もっと最近だよ~」と笑う。
「オレの本当のファンじゃないね?」なんて悪戯っぽい表情も。
「ま、最新アルバムはYouTubeでね!」なんて事も言ってた様な。
そのあと数曲後に、「オリジナルやってよー」とか声掛けされて
「おいおい、自分で作った曲だよ~!」と応えるシーンもあったな。
新し目の曲も、それなりにキャッチーなメロディーだから、
誰かのカヴァーだと思われたのかな?
でも、やっぱり根っからのソングライターゆえに今でも良い曲が
書けちゃうんだろうな。
「この曲は覚えてるかい?」と言って始めたのは
アージェントの代表曲「Hold Your Head Up」。
イントロだけでファンは大喜び。
ここでも、やっぱりギターソロをキメるラス・バラード。
やはり盛り上がったのは、当たり前だけど70年代~80年代のヒット曲。
(ギターのヴォリュームも上げてたし)
レインボーがカバーした「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」では、その経緯を語り
演奏でも、もろレインボーのアレンジを再現してました。
※「♪デュルッデュッデュー♪」の一節も無かったよ
「♪ウォ~オ、ウォ~ウ~♪」とグラハム・ボネットさんみたいに歌ってましたよ・・・
原曲じゃピアノが目立ってたけど、今回のヴァージョンはラスがギターを
弾き捲くったから、ますますレインボーしてましたわ。
さらに
KISSがカバーしたヒット曲「ゴッド・ゲイブ・ロックンロール・トゥー・ユー」は
問答なしに盛り上がり。
客席に合唱を求めるラスさん。応えるファン。
ラスさん「ビューテフォー」と笑顔。
※ラスさんも歌わせたがる人だったなぁ。でも大合唱といかずスイマセン

エース・フレーリーがカバーした「New York Groove」では
ニューヨークの部分をTOKYOと歌い、会場の喝采を浴びる。
最初はキー低めのチューンでウォーミングアップし、段々とハイトーンでシャウトする曲に
移行するセットも、さすがの構成。
最後の方は「オールド・ロックンロールは好きかい?」とチャック・ベリーの「リトル・クイーニー」。
ただし、「自分はコレで育った」と言いつつ、歌い方はラス節のハイトーン。
ストーンズだってサビは原曲に忠実で、私もそのつもりで歌おうとしたら
「ゴー、ゴゴッゴー♪リル・クィニー」というラスさん節に付いていけず(苦笑)。
さらに、ジョニー・ウィンターの「ボニー・モロニー」までノリノリで演奏。
ポップの人と言いつつも、
やっぱりロックンロールの人だったんだなぁ・・・と感じ入る。
そのうえ、2度目のアンコールではブルースまで披露。
バッチリなブルースギターを聴かせ、その幅広さに感服。
まぁ、「ハウメニィ・・・」と定番フレーズを呟いてたから、
「もうムリ」って意味もあったのかな?
アンコールも終了し
笑顔のラスさんは、メンバーと肩を組み観客に礼。
「サイコー」とばかりの表情でステージ袖に消えて行った。

いやぁ、サービス精神旺盛な人でした。
(多分)多くのファンは「アイ・サレンダー」も聴きたくてアンコールの手拍子を
続けたんだろうが、さすがにソレは無し。

曲数的にも充分に聴けたと思った私は、客電が点いたと同時に出口に向かった。
久々のオールスタンディングだったしね。
最初は行こうかどうか迷ったが、
結局「行って良かった」ライヴとなったのでした。
これまた何年ぶりだろう。いや生まれて初めてかも。
以前、復習したが
ラス・バラードといえば、
レインボーのヒット曲「アイ・サレンダー」や「シンス・ユー・ビー・ゴーン」の作者として
有名な人です。

まぁ、HR少年だった頃は「なんだよ、ポップな曲やるようになって!」などと思ったもんですが
今にして思うと曲単体は凄くイイんですよね。
「キル・ザ・キング」やってたレインボーが一転して、そういう曲やり始めたから反発あっただけで。
ラス・バラードさんに罪は無い・・・そんな事も考えられるようになりました。
ここ数年で、やっと。

彼自身も立派に歌えて演奏も出来るミュージシャンで、
ソロアルバムも好盤と言われてるし(クイーンのコーラスをシンプルにした感じのアレンジが良い!)
70年代初頭に参加していたバンド「アージェント」でも、元ゾンビーズのロッド・アージェントらと
イイ曲を書いていました。
そんなラス・バラードさんの来日ライヴ。
会場は初台ザ・ドアーズです。
確か数年前、GONGを観に来て以来です。
武蔵小金井からJR中央線・東京行で新宿まで12駅、
新宿から京王新線・高尾山口行に乗って1駅。
しかし、新宿で「京王・新線」探して少し迷った。

初台で降り立って驚く。
新国立劇場なんて建っている。知らんかった。
以前は、もっとゴチャゴチャしてたような・・・。
そして初台ザ・ドア-ズ前。人が並んでいる。

なんか知らないけど18時開場なのに開いてないのだ。
30分過ぎて、やっと開場。
前売りチケットを提示し、ドリンク代500円を支払って会場内へ。

ドリンクを飲み干し、物販のテーブルを覗く。
ポスターやTシャツもあったが
ここは、カンバッヂ・セットを購入。

場内にはラットルズの曲が延々と流れてる。
今日と同じヴィヴィッド・ジャパンで呼んでるからね。
宣伝効果を見越した上か。
でも、ビートルズのパロディといいつつ、曲は面白いねぇ。
ここがコピーバンドとパロディ・バンドの違いですねぇ。

開演は、予定から5分遅れ。
例によってグラサン掛けたラスが登場。いきなり元気。
ギターを抱え、いきなりロック。
いやぁ、ラスさんハイテンションだ!
思った以上にギターを弾き倒すんです。
当初はポップチューン連発と思いきや、(キャッチーなれど)ロックしてました。

ギターソロは、ちょっと引っ掛かったようなフレージングが耳に残る。
ネックを振ってのヴィブラートも多用。
自分の歌とユニゾンさしてギターを奏でるところなんて、ブルースマンみたいだ。
あと現役感出しまくり。
同じアルバムから曲を続けて演奏し、「いつのアルバムか分かるかい?」
客席から返答が届くと「違うよ、もっと最近だよ~」と笑う。
「オレの本当のファンじゃないね?」なんて悪戯っぽい表情も。
「ま、最新アルバムはYouTubeでね!」なんて事も言ってた様な。
そのあと数曲後に、「オリジナルやってよー」とか声掛けされて
「おいおい、自分で作った曲だよ~!」と応えるシーンもあったな。
新し目の曲も、それなりにキャッチーなメロディーだから、
誰かのカヴァーだと思われたのかな?
でも、やっぱり根っからのソングライターゆえに今でも良い曲が
書けちゃうんだろうな。
「この曲は覚えてるかい?」と言って始めたのは
アージェントの代表曲「Hold Your Head Up」。
イントロだけでファンは大喜び。
ここでも、やっぱりギターソロをキメるラス・バラード。
やはり盛り上がったのは、当たり前だけど70年代~80年代のヒット曲。
(ギターのヴォリュームも上げてたし)
レインボーがカバーした「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」では、その経緯を語り
演奏でも、もろレインボーのアレンジを再現してました。
※「♪デュルッデュッデュー♪」の一節も無かったよ
「♪ウォ~オ、ウォ~ウ~♪」とグラハム・ボネットさんみたいに歌ってましたよ・・・
原曲じゃピアノが目立ってたけど、今回のヴァージョンはラスがギターを
弾き捲くったから、ますますレインボーしてましたわ。
さらに
KISSがカバーしたヒット曲「ゴッド・ゲイブ・ロックンロール・トゥー・ユー」は
問答なしに盛り上がり。
客席に合唱を求めるラスさん。応えるファン。
ラスさん「ビューテフォー」と笑顔。
※ラスさんも歌わせたがる人だったなぁ。でも大合唱といかずスイマセン

エース・フレーリーがカバーした「New York Groove」では
ニューヨークの部分をTOKYOと歌い、会場の喝采を浴びる。
最初はキー低めのチューンでウォーミングアップし、段々とハイトーンでシャウトする曲に
移行するセットも、さすがの構成。
最後の方は「オールド・ロックンロールは好きかい?」とチャック・ベリーの「リトル・クイーニー」。
ただし、「自分はコレで育った」と言いつつ、歌い方はラス節のハイトーン。
ストーンズだってサビは原曲に忠実で、私もそのつもりで歌おうとしたら
「ゴー、ゴゴッゴー♪リル・クィニー」というラスさん節に付いていけず(苦笑)。
さらに、ジョニー・ウィンターの「ボニー・モロニー」までノリノリで演奏。
ポップの人と言いつつも、
やっぱりロックンロールの人だったんだなぁ・・・と感じ入る。
そのうえ、2度目のアンコールではブルースまで披露。
バッチリなブルースギターを聴かせ、その幅広さに感服。
まぁ、「ハウメニィ・・・」と定番フレーズを呟いてたから、
「もうムリ」って意味もあったのかな?
アンコールも終了し
笑顔のラスさんは、メンバーと肩を組み観客に礼。
「サイコー」とばかりの表情でステージ袖に消えて行った。

いやぁ、サービス精神旺盛な人でした。
(多分)多くのファンは「アイ・サレンダー」も聴きたくてアンコールの手拍子を
続けたんだろうが、さすがにソレは無し。

曲数的にも充分に聴けたと思った私は、客電が点いたと同時に出口に向かった。
久々のオールスタンディングだったしね。
最初は行こうかどうか迷ったが、
結局「行って良かった」ライヴとなったのでした。