あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

やっと見た「JxJxTV-失われつつあるファンシー絵みやげの世界」

2016年06月12日 | サブカル
「POLO パラレル・ワールド」に通ずる凄い回だった。
『特集 失われつつあるファンシー絵みやげの世界』



ユアソンのJxJx、ナオヒロック(敬称略)の元に、
ファンシー絵みやげ研究家の山下メロ院長とその仲間
たちが集まって、コレクションを紹介していく回。

「ファンシー絵みやげ」とは、観光地のファンシーイラストが
描かれたお土産雑貨の事で。

よくわからないキャラクターと、その観光スポットの名産品や
ゆかりの偉人が描かれているものが殆どだ。

キーホルダーやバッジ、コースター、のれん・・・。
主に80年~90年にかけての商品だけあって、なんとも作りが
雑でキャラ的に微妙なのも特徴だ。

さんりお的だがサンリオじゃない。
動物も、あだち充の犬みたいだがそうじゃない。

※連れ合いと見ながらそう言ったら「さすが『みゆき』を
 そろえてる人は見る目が違うね!」と笑われてしまい
 ました。
 うるせーよ、そんな時代だったんだよ。



文字も微妙な英文が盛り込まれてたり、なぜかローマ字で
書かれてたり・・・。
※少女マンガのコマ外にもローマ字で作者コメントが
 書かれてた頃だなぁ。

白虎隊なんて悲しい最期が待ってるのに絵柄はファンシーで
ほのほの・・・。

近代モノでも「チェッカーズ」っぽかったり、ビーバップ・
ハイスクールが入っていたり。
※でも、あくまで絵柄はポップでファンシー。

懐かしさと哀愁を感じさせながらも、時代を映す鏡でもあった
「ファンシー絵みやげ」。

メロ氏は収集・研究を続けるとして、これからも各種メディアで
保護を訴えるそうな。

「POLO パラレルワールド」の時もそうだったが。
なんでこういうネタを持ってる人は淡々と面白いんだろう。

コレクションを並べて説明してるだけで、気が付きゃ出演者の
全員が立ち上がって盛り上がっている。
私らゲラゲラ笑い続けている。



とうとうJxJxさんが「もうイイですか?」と息切れ気味に幕引きを
申し出る始末・・・。

『特集 失われつつあるファンシー絵みやげの世界』
次のリピート放送は6/20(月)25:00から。
見逃した方はゼヒ!!

ドラマ「重版出来!」9話

2016年06月12日 | 生活
今回は泣かずに見れた。
毎回毎回泣かされちゃ堪りません。

今週は出来た先輩編集者・五百旗頭(いおきべ)の乱れ回。
そして中田クンのステップアップ回。

登場漫画家は、前に五百旗頭が担当していた高畑一寸。
現在は主人公の黒沢心が付いている。

かまってちゃんな彼女・梨音がプチ家出しては執筆を中断して
探し回ってしまう高畑。
※金髪イマドキの若い女の子が漫画家と同棲してるってのも
 御伽噺・・・か?



編集者として、原稿を落としかける高畑の手綱を締めるように
五百旗頭にアドバイスされる心。
「作品のファンではなく伴走者たれ」と。

しかし
ある日、五百旗頭はライバル雑誌『エンペラー』副編集長と高畑の
密会(?)を目撃。それは引き抜きの工作の真っ最中だった。

『バイブス』の看板漫画『ツノひめさま』を高畑と作り上げたのは
五百旗頭だったが、「いま自分は担当ではない」と干渉できず。

もう10年連載が続くラブコメ『ツノひめさま』。
別タイプの作品を描きたい欲求も頭をもたげ、悩む高畑。

そもそも五百旗頭は担当漫画家を『エンペラー』に送り出した経験が
あったのだ。
『バイブス』の連載話が却下された事で移籍を決めた作家を、止める
事が出来なかった。

作品のため作家のためと苦渋の決断をしたものの、今回『エンペラー』
副編集長から「先生は『五百旗頭がオレを見放した』と言ってますよ」
・・・と、嫌味まじりに囁かれ動揺する。

※ことごとく嫌なヤツに描かれてますなぁ『エンペラー』の連中は。
 こうなると「先生は・・・」もホントの事なのか甚だ怪しい。



一方、これしかないという構想作『ピーヴ遷移』の連載を狙う中田は、
身近にいる者達を参考にしてキャラの色分けが出来はじめたが、女子
キャラのイメージが決められず苦悩していた。

※ちょっと影ある若いコのイメージ・・・。
 心が「私のイメージして貰ってもイイですよ。して下さい!」と
 明るく言っても、「いえ、イイです・・・」

それでも決められない中田君、改めて心に相談するため出版社を
訪れたが、そこで偶然に後田アユちゃんに出会う。
※牛露田獏先生の娘・アユちゃんは、より負担の少ない出版社の
 お手伝いも始めてたのです。

アユちゃんの表情にインスピレーションを感じ、その場で床に座り
込みながら女性キャラのイメージ画を描き上げた中田クン。
また一つ壁を越えたのです。
※この一途さと「最近必死になった事がない」と呟いた五百旗頭の
 対比が素晴らしい

一方の高畑は、珍しく締め切り前に原稿を仕上げたが、それは
『エンペラー』用のネームを書き上げるためだった。

それを察知して高畑の元を訪れた心、「もし終わるにしても、読者が
納得するような最後を!」と訴える。

そんな心に高畑は『エンペラー』用のネームを渡したが、そこに
登場していたキャラクターは『ツノひめ』だった・・・。

遂に家出を決意した梨音は、「五百旗頭~、泊めてよ~」とダダを
こねるも「むりですよ」。



戻るように説得しても、梨音は「高畑の頭の中に常にツノひめが居る」
事を理由に、本当に高畑の元を去る意思を見せた。

常に理性的だった五百旗頭が走った。
高畑と『エンペラー』副編集長が落ち合う現場へ向かったのだ。
駆けつけて第一声、自分もツノひめが「大好きです」と告げる五百旗頭。

「なにやってんだ」と言わんばかりの高畑。

『ツノひめ』は自分が描きたい作品ではなかったが、『バイブス』の
おかげで描けなかった作品が描けている。自分は『エンペラー』が
おだてる様な天才では無く元々はボロ自転車だった。しかし、今や
飛行機として皆を乗せている。このまま『ツノひめを描き続けたい』
…と、引き抜きの話を断ったのだった。



そして中田伯クン。
いよいよ『ピーヴ遷移』が連載会議にかけられた。

以前、「ただ、自分が好き」というようなプレゼンしか出来なかった心
だったが。五百旗頭のアドバイスもあって「作品の世界観」を語り、
他の編集部員や編集長を説得。

連載決定を知った中田クン、奇声を上げながら座り込む。
心配する三蔵山先生の足にすがり付きながら喜びを伝える。

そして見開き表紙がクローズアップされる『ピーヴ遷移』。
上手くなってるじゃないか!
※そりゃ現実にはプロが描いてるから当然だが

トーンも貼ってるじゃないか!
※でも自閉症気味の中田クンに人が使えるのか?
 アシを雇ってもコミュニケーションが図れるのか?

次回予告でも「オレを支配しようとするな!」と心にブチ切れる
シーンあったし。
まだまだ予断を許さない新人・中田クンで御座います。

なんか盛りだくさんの次回予告だと思ったら、もう最終回!?!?
普通12回なのに10回で終わり?
※製作側によると最初から10回完結だったようですが・・・。

寂しいなぁ~。
もっと続けて欲しかったなぁ・・・。

東江さんも再登場しないかなぁ・・・。