
T邸
所在地:大田区山王2-10
建設年:1924(大正13)
構造・階数:木・2F
備考 :2011〜13に解体
Photo 2011.2.16
JR大森駅西口を出て、西側の丘を上った先の一角にあった家。白い壁と緑色の屋根、やや大振りな2階のベランダ、装飾的な窓などが印象的な家だった。
設計者はライトの弟子だったという情報もあった。よく見るとベランダのパーゴラの木製柱が帝国ホテルの大谷石立方体のような感じで、言われてみればそうだったのかもしれないとも思う。垂直線や高さ感をあまり強調せず、水平にゆったり広がるさまも優雅だった。
Photo 2011.2.16
同所には2014年9月に共同住宅が新築されているので、この家は2013年頃までに解体されたようだ。
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 大田区 #住宅系 #洋館・洋風住宅