
旧藤城メッキ工場
所在地:台東区 根岸5-21-4
構造・階数:木・2
建設年代:震災後〜戦前
解体年代:1997〜2000(平成9〜12)
Photo 1995.4.30
根岸5丁目、大関横丁交差点の少し西で明治通りから南に入った場所にあった銅板張り看板建築。
写真の時には既に仕舞屋になっていたが、昔の住宅地図(『東京都全住宅案内図帳』1963年)では「メッキ工場」となっていた。現在は北隣の建物と共に建て替えられ、奥の方が駐車場になっている。昔は奥が工場だったのかもしれない。
1F中央奥に引き戸の入口があるが、右手前も入口のようになっている。工場と事務所、もしくは工場と住宅、それぞれ別の入口になっていたのかもしれない。また、2Fは銅板張りだが、1Fはそうではなかった。
三ノ輪駅西側のこの一角も第二次大戦の空襲では焼失を免れた一角だったようで、戦前の看板建築がいくつか残っていたが、それらも次第に減少している。
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 台東区 #看板建築 #銅板張り看板建築
ブログ内タグ一覧
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます