
村林ビル(旧村林商店)
所在地:江東区 佐賀1-8
構造・階数:RC・3
設計 :関根要太郎
建設年:1928〜29(昭和3〜4)
解体年:2017(平成29).12
Photo 2017.11.23
佐賀町のとある交差点に建っていたビル。コーナー部に入口があり、テラコッタの大きな装飾が印象的なピルだった。
縦長の上げ下げ窓で、3Fはアーチ型。2Fと3Fの境には、テラコッタタイルで帯を入れ、最上階との境を見せるなど、小さいながらも様式的なデザインを意識させるものだった。
西側から Photo 2017.11.23
西端部にも別の入口があり、階段室があったようだ。2、3Fと屋上はこちらから上がる仕組みだったのかもしれない。
コーナー部の玄関 Photo 2017.11.23
玄関扉は木製の立派なもの。扉前のステップの一段目は角地の壁面に合わせてカーブしている。また、扉わきの壁面に赤っぽいタイルで縦に帯が作られているのもワンポイントになっていた。
玄関上部のテラコッタ Photo 2017.11.23
全体は凸型、中央部に六芒星のマークがあるのも印象的、建物全体に比してこの部分がかなり大きく、やけに主張しているようで面白い。
Photo 2002.11.6
外壁のタイルは細かな凹凸があるもの。補修の際には、同様のものがなかったのかやや異なるものが張られていた。
関根要太郎研究室@はこだて > 村林ビル(関根要太郎設計作品)その1、 その2、 その3、 その4
村林ビル/佐賀1丁目 - ぼくの近代建築コレクション
村林ビル: 環境デザインマニアック・Environmental Design Maniac
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 江東区 #近代建築 #オフィス #関根要太郎 タグ一覧