ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

籾摺り後の必須作業

2010-11-11 | 米づくり(にこまる)
来年に備えて籾摺り機械の清掃です。

機械の中には籾や玄米、埃がけっこう残っていて大変な作業なんです。
しかし、そのままにしておくと鼠やゴキブリの格好の餌場と化してしまいますので。

この万石式の籾摺り機械は大きく三つに分解できますが、
昇降機は組み立て直すのが大変なので省略しました。

部品を外していくと玄米になるまでの仕組みがよく分かります。

大まかな流れとしては、


籾の保管庫からバネコンで吸い上げ、


籾摺り機のホッパーへ。


この2個のロールの間を通ることで籾の皮が剥けます。


ロールを通過した玄米は昇降機で上にあげられ、この傾斜網を下ります。


この傾斜網は3層になっていて、下にいくにしたがって網目が小さくなり
一番上網も通過しなかった籾は再度ロール室へ行くことになります。


一番網目の小さい下網を通過した玄米だけが米選機へ送られます。


米選機でくず米を取り除き、良質の玄米だけ袋詰めです。
この米選機も優れもので、自動で重量をカウントして
予め設定した30.5㎏になった時点でシャッターが閉まりますので
次の袋を準備して再会するといった具合です。
この繰り返しもカウントされて仕上り数量も表示されています。


今年の仕上り玄米です。猛暑と熱帯夜が・・・。


玄米予約の県内会員様へは随時配達を行っています。
県外の会員様へは精米が仕上り次第、
一斉に発送いたしますのでもう暫らくお待ちください。






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