ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

稲作の体質強化対策事業

2016-03-18 | よもやま話
わが家は以前から稲作疎植栽培に取り組んでいます。

最近では「細植え」が冠について“細植え疎植栽培”です。



昨年で1坪(3.3㎡)あたりの株数が54株前後。



条間は一般的に同じ30㎝ですが、



株間は20㎝でセットしています。

これ以上はわが家の田植え機械の性能上無理ですが、
基準が条間30㎝×株間15㎝、株数72株になっていますから
かなり疎植ということになります。

さらに細植えは一株に1本~3本植えです。

一番いいのは2本が最良なんですが、
機械で植えるわけですから2本だけを植えるのは至難の業です。

場所によっては欠株になることもあれば、4~5本の束になることも。

1本のところはジャンボタニシに食われると無くなってしまいます。
細植えというのはなかなか勇気が必要なんです。

ジャンボが食べれなくなる硬さの苗に成長するまで、
田んぼの中を何度もチェックする覚悟があれば別ですが・・・


実は去年の今頃、「稲作の体質強化対策」の申込書を提出していたんですね。

これは米価変動にも対応できる稲作農業の体質強化を図るため、
生産コスト低減の取組むことに対して支援を受けられるとのことでした。

常にアンテナを張って補助を受けられるものは
何でも手をあげて支援を受けないと損です。

生産コスト低減計画(肥料・農薬代などの資材費の低減や
育苗作業などの労働時間の短縮を図る)を策定し、
この計画に基づいて行った取組みの検証です。

素直に安倍さんに感謝。
頑張りましょう!



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