ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

「初耳学」に認定!

2016-05-10 | よもやま話
雨、雨、雨・・・

まったく天気が安定しない長崎です。

晴れの日も周期的に巡ってはくるのですが、
長続きしないので畑の土が乾燥しません。

それどころか、田んぼには水が溜まっているんです。

天気図を見ると前線が停滞して
まるで梅雨の時期の気圧配置ですよね。

農作業も停滞しています。



そこで、ジャガイモの収穫に備えて
掘り取り機械の試運転でもと思って点検していると
冷却水が空っぽだったんです。

水を補給しても底からそのまま流れ出てしまうんです。

よく見ると冷却水タンクの底に穴があいており、
慌てて機械を軽トラに載せて農器具店へ直行。

「この冬の寒波で安全弁が破断したんでしょう」 と一言。

ちょうど他にも事例があったらしく
部品の在庫もあり直ぐに対応してもらえた。

外気温が氷点下になって冷却水の凍結の恐れがある場合、
凍結によるタンクの内圧が上がる前に水を逃がす安全弁があるそうです。

エンジン本体が壊れる前に
安価な弁が壊れるようになっているんですね。

凄い、そういう仕掛けがあったとは知らなかった~!
恥ずかしながらこの話、きょう初めて聞きました。

それにしても農器具店の所長が驚いて言うには、

「こ、こ、この機械50年物ですよ。」
「私が亡くなられたお父さんにお世話した代物で、
 確か市内でも他に1台動いているような。」 とか。

すかさず、

「それじゃこれで、あと10年は大丈夫ですね。」 と返した。

何はともあれ作業に入る前で良かった。
始業点検は大事ですよ。



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