まるみのあっちこっち巡り

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日本100名城 平戸城

2012-05-10 00:45:12 | 日本100名城

1599年、松浦鎮信は三方を平戸瀬戸に囲まれた
亀岡山に「日の岳城」を築きましたが
徳川家康は、豊臣秀吉と親交が深かった松浦家に
疑いの目を向けたことにより自ら焼却したといいます。

平戸城の再築が開始されたのが1704年
1718年に完成しましたが、明治維新後廃城となり
1962年復元されました。





北虎口門は、1706年建造。

城内に現存する唯一の木造遺稿です。





こちらにもお雛様が仲良く並んでいます。





城のシンボルの天守閣ですが、
本来はなかったものを
天守として築造しています。





天守閣の内部では、平戸の城下の時代をしのばせる
武具や美術品を展示しています。

明治天皇の御生母は、34代藩主の孫娘ということから
明治天皇御七夜着や御行器などがあります。





平戸市内の小学校に伝わる雛人形が飾られていました。





最上閣からは平戸湾が眼下に。





平戸港や平戸オランダ商館を望むこともできます。





海城ならではの船着場なども設けられています。





模擬天守とともに築造された懐柔櫓。

小高い半島の上にそびえる平戸城
平戸瀬戸の急潮、黒子島、壱岐の島をも一望できます。

松浦党・海賊大名として勇名を馳せた松浦氏らしい
城といえるのかもしれません。

別名:亀岡城、日の岳城
種別:平山城
築城年代:1704年
築城者:松浦棟
構造:三重五階、鉄筋コンクリート

長崎県平戸市岩の上町1458

2012.3.4
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