ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

Carlo Bergonzi - Quando le sere al placido - Luisa Miller - 1986

2011年11月04日 | オペラ
Carlo Bergonzi - Quando le sere al placido - Luisa Miller - 1986


真正のヴェルディテノーレ、カルロ・ベルゴンツイの凄い実演を見つけてしまいました。
ヴェルディのオペラ「ルイザ・ミラー」、当時ベルゴンツイは60代ですが、さすが!!
アリアのあとの聴衆の感動の拍手、そしてそのあとの場面も続きます。

youtubeのコメントもイタリアのファンが書きこんでいます。

Questo video è veramente emozionante... Bergonzi, ormai in avanti nella carriera, fraseggia e porge con accenti di rara qualità e colori timbrici veramente da grande, grandissimo interprete!

il piu grande tenore!!!!!!...le espressioni piu belle del mondo!!

Grande, grandissimo Bergonzi, non riascolteremo più un tale artista come interprete verdiano. Quello della MILLER, poi, è stato uno dei suoi grandi ruoli. La tecnica sopraffina si sposa con una straordinaria espressività, che si manifesta anche nella cabaletta, ed è tutto dire. Pavarotti, Domingo, Alvarez, Carreras, dotati tutti di voci tanto più belle e importanti della sua, non hanno raggiunto gli stessi valori espressivi in questa grande pagina.
 
    敬愛するぐらっぱ亭さまへ

コメント (2)
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カップッチッリが歌うトスティ≪ Non t'amo piu (もはや君を愛さず)≫

2011年11月04日 | 歌曲
Piero Cappuccilli - Non t'amo piu (Tosti)


この曲はカップッチッリで聴きたい、せつないテノールもいいけれど、カップッチッリの毅然とした歌唱に「さすが、いぶし銀、漢カップッチッリ!」と心ひかれる。

「もはや君を愛さず」・・・もはやあのブレナイはずの清廉潔白だった「たちあがれ日本」を愛さず・・・どこの党も愛さず・・・時間が必要かしら、私は「音楽党」しかないのですね。

夜10時、父はベッドから椅子へ行くことをせず、トイレも行かず・・・やってしまった、そして思い切り力を込めてたちあがることを拒否、仕方なくご近所のご夫婦に来て頂いて3人で起こした・・・私が不安な時、父も影響されるのかしら、しっかりしよう。

カップッチッリはなんて素晴らしいのでしょう。
「もはや君を愛さず」というけれど、それを言えば言うほど、悲しいのですね。 
                    



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ニコラエ・へラリア(ルーマニア)の歌うトスティ「アッディーオ」(さらば)

2011年11月04日 | 歌曲
NICOLAE HERLEA " ADDIO"


addioというのは「さようなら」の意、アッディーオ、私もそう言わなければならないことがありました。
これから「たちあがれ日本」はどう進むのだろうか・・・辛い別れです。

この歌を歌っているニコラエ・へラリアは、マリア・カラスが「トスカ」を一晩だけ東京で上演するというので、テノールのジュゼッペ・ディ・ステファノと来日、ところがカラスがキャンセル、カバリエが代役に立ちました。

マリア・カラスが絶賛するバリトンということしかわからない無名のルーマニアの歌手でしたが、実際に幕が開くと、聴衆はこの無名のバリトンに魅了され、たった一晩の公演だったのにファンクラブまでできてしまったのです。

それからルーマニアに帰り、音沙汰はありませんでした。
今はもう80を過ぎていますがお元気です。
曲の最後のところは、テノールも真っ青、素晴らしいアクートを聴かせます。
イタリア語の発音は、やはりイタリア人とは違うな、と思うのですが、それよりも歌う彼の気風が魅力です。
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