ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

【日いづる国より】西川京子、今度こそ占領基本法から脱却する覚悟を[桜H25/6/14]

2013年06月20日 | 政治
【日いづる国より】西川京子、今度こそ占領基本法から脱却する覚悟を[桜H25/6/14]



中山恭子・西川京子という「ダブルきょうこ」

政界のプリマドンナおふたりのお話をどうぞ。

中山恭子さんは芸術についても理解が深くて、著書『国想い 夢紡ぎ』があります。

「美しい日本語を学ぶことを通して、子どもたちは誇りを身につけることができます。それは日本文化に対する誇りであり、日本の伝統と歴史、さらには日本そのものへの誇りにつながっていくことでしょう。
日本語に象形文字の漢字があり、表音文字のカタカナとひらがながあり、最近ではローマ字すら日本語の中に溶け込んでいることを考えれば、日本語の持つ奥行きの深さに感嘆の声を上げたくなります。
この日本語を子どものころから身に着けることが、単に国語が出来るということだけでなく、物の見方、感じ方、さらに言えば宇宙の捉え方などにまで影響を与えているのかも知れません。
古典の素読など、基礎を繰り返し徹底して学ぶことにより、目から、耳から、口から感受したものが、やがては創造性に繋がっていくのだと考えます。
複雑で、繊細で、正確で、美しい、この日本語を私たちが持っていることについて、先人たちに心から感謝したいと思います。」
(中山恭子著『国想い、夢紡ぎ』31~32ページ)・・・万葉舎、1600円+税



 
 
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中山なりあき議員   「慰安婦問題」

2013年06月20日 | 政治

中山成彬議員のブログに、ツイッターでは長くなるので、と書かれた記事があった。
さすが中山成彬議員、冷静かつ賢い。今、最も注目し支持している政治家のひとりである。
http://nakayamanariaki.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-1d1f.html 

2013年6月19日 (水)

匿名の方への返事

 先日、東久留米消印で匿名の方から葉書が届き、「6月6日号週刊新潮の渡辺淳一さんの『あとの祭り』を読んで、感想を新聞に発表して下さい。楽しみに待っています。」とありました。

 私は週刊新潮は毎週読んでいます。渡辺淳一氏の記事を読んであんまりだと思い、「政治については、門外漢のようなので、性の探求に専念してほしい」旨ツイートしました。  残念ながら、私の感想を発表してくれる新聞はなさそうなので(あればいいのですが)ブログでの発表に代えさせていただくことにします。葉書の文面は以下の通りです。

 「6月8日読売新聞で(日本人をおとしめようとしている)のあなた様の記事を見ました。そんなに朝鮮人は弱虫だったのかの発言にやはり戦争をしらない人はダメだと思いました。日本人だって軍に反抗心をもったら特高に引っ張られてゴウモンを受けたり、コワイコワイ時代だったんですよ。まして朝鮮人、支那人とさげすまれていたのにそんな事出来るわけないでしょう。平和な時代に生まれた人には想像つかないのにおかしな発言しないことです。国民を代表する政治家として全く何も知らないで恥ずかしいですね。やはりあの時代を過ごした人でないと分からず、これから先が心配ですね。
中山さん是非読んでください。6月6日号週刊新潮の渡辺淳一さんの書かれた「あとの祭り」の記事、私もあの時代を少し知るものとして全く同感です。そして読んだ後是非感想を又、新聞に発表して下さい。楽しみに待っております、必ず読んで下さいね。」
書き足りなかったのか、表の方に次のようにあります。
「太平洋戦争前の事からていねいにドイツの様にいいも悪いもきちんと正しく学校教育すべきです。中山さんも歴史教育をきちんと受けてないですよね。政治自体がくさいものにフタで都合のわるい事は教えてこなかったから、中山さんのようになりますよ。

なお、6月6日週刊新潮の渡辺淳一氏の記事、「橋下発言から見えてくるもの」の概要は以下の通りです。
「…橋下代表の意見で問題になるのは、かつての中国大陸での日中戦争のときのことを、はっきりわかっていない点である。この時、日本軍は圧倒的に優勢で、中国大陸、各地を侵攻した。従軍慰安婦が徴発されたのは、そのような背景の下である。いわば、中国人女性にとっては自分の国が侵略され、同胞の男性が日本人に撃たれたり、殺されている。
 そういう情況の下で、自ら好んで、敵軍の慰安婦になる女性がいるだろうか。…もし、その種の女性が絶対に必要、というのなら、日本の女性を現地に派遣させたらよかったではないか。…中国人女性を勝手に拉致して、慰安婦にしてしまった。そのことは、当時は自分達は強いのだから当然、と思っていたかもしれないが、被害者側はそうは思わない。…
 …どうしてこういう非常識な政治家が生まれたのか。その根本原因はどこにあるのか。 ここで、もっとも問題になるのが、日本の学校が、太平洋戦争に負けた以降の戦後教育を、きちんとおこなってこなかったことである。
 なぜ、中国や朝鮮を侵略して、朝鮮を植民地にしたのか。そのうえで、これらアジア諸国に対して、いかなる横暴、略奪をくり返してきたのか。 わたしはこの時期、子供ながら炭鉱町にいたので、いろいろ聞かされ、一部、それらしい情景を目撃している。
 さらにこれら日本軍の行為を批判し、抑圧しようとしたアメリカに、開戦の宣告もなく、卑劣な奇襲攻撃(真珠湾攻撃)をしかけたこと。 こうして、太平洋戦争が始まった経緯などのほとんどは、学校では正確に教えられてこなかった。… それらは二十世紀初頭から敗戦にいたるまで、日本国が犯してきた屈辱的な部分である。それだけに、それらを日本の教師が子供たちに教えるには、あまりに辛く、悲しすぎた。… 近代の明治、大正、昭和は曖昧に、ほとんど教えないのが常だった。 これでは、橋下代表のような無知で身勝手な人が出てくるのも無理はない。
 とにかく、日本人は近代日本のマイナスなるものには、すべて目を閉じ、蓋をしてきたことはまぎれもない事実である。」

これを読んだ私の感想は以下の通りです。
 私は終戦時2才でしたから、もちろん戦時中のことは知りません。渡辺氏は私より丁度10歳上、昭和8年生まれですから、終戦時12才です。私も12才の頃には周りのことが少しずつ分かるようになっていましたから、あの時代を過ごした匿名の葉書の方と同様、渡辺氏も子供ながらいろいろ聞かされ、それらしい情景を目撃していたかも知れない。しかし、逆に世の中には子供の目には見えない様々な事があるのも事実です。それは後年教育によって学ぶしかありません。それも正確な史実に基づく教科書によって。
 渡辺氏にいちいち反論すると長くなりますが、先ず、今問題になっているのは朝鮮半島における従軍慰安婦の問題であり、日本の官憲が中国女性を勝手に拉致して慰安婦にしたという話は事実誤認です。そして慰安婦のほとんどは日本の女性であり、日本軍の行く処へ後からついて行ったのです。
 そして、(もっとも問題になるのが日本の学校が、太平洋戦争に負けた以後の戦後教育を、きちんとおこなってこなかったこと)とあります。私もその通りだと思います。太平洋戦争に負ける以前の明治維新からの近現代史を史実にのっとって正しく教えてこなかったことが一番の問題です。
 (20世紀初頭から敗戦まで日本が犯してきた屈辱的な部分を子供たちに教えるにはあまりに辛く悲しすぎた)というのはよく理解できません。(日本人は近代日本のマイナスなるものにはすべて目を閉じ、蓋をしてきたのはまぎれもない事実である。)と言われますが、日本の自虐教育は従軍慰安婦の問題にしても南京事件にしても、わざわざマイナスなるものを捏造してまで子供達に教え、辛く悲しい思いをさせてきたのではないでしょうか。
 渡辺氏も炭鉱町で朝鮮人が酷使されるのを目撃されたのかも知れません。しかし、シベリアで日本人が極寒の中で強制労働させられ亡くなっていくところは見ておられないでしょう。自分が体験したことだけで全てを判断してはいけないと、私はいつも自戒しています。(以上)





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