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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

政府、ユネスコ分担金支払いへ・・・また日本外交は譲ってしまった!!

2017年12月21日 | 政治

政府、ユネスコ分担金支払いへ…

2017年12月21日 09時18分

 政府は20日、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)への今年の分担金などを支払う方針を固めた。

 

 支払うのは、分担金34億8700万円と任意拠出金4億8100万円で、いずれも2017年度予算で手当てする。年末までに手続きを終える見通しだ。

 政府はユネスコの「世界の記憶(世界記憶遺産)」について審査制度の透明性などを問題視し、支払いを留保していたが、一定の改善が見られると判断した。

 「世界の記憶」を巡っては、中国が申請した「南京大虐殺の文書」が15年10月に登録され、政府は「選考過程が不透明だ」として審査の中立性や透明性を高めるよう働きかけてきた。

 ユネスコは今年10月、執行委員会で改善に向けた決議を採択したほか、日中韓などの市民団体が申請していた「慰安婦問題の関連資料」の登録を先送りした。

2017年12月21日 09時18分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
 
★ 「先送り」程度でこのような妥協をする、政府には毅然たる「国の名誉」を護るどころか、世界にはあらぬ誤解をうむことばかり。税金のつかいかたをめぐって老若対立や教育無償化など日本国内でチマチマと「内線状態」のようなものを誘っているが、外国やこのような組織相手には「ほいほい」と大金を出す。
情けないのはこれを批判する現政府支持者があまりにも少ないことだ。
 
「尖閣」も妥協してチャイナ側の「配慮」を得たのであろう、その場その場でおかしな妥協をしていく姿に目を覆うばかりだ。
河野外務大臣、最近「外務大臣にも専用機を」と主張する。
 
河野太郎外相は18日の自民党外交部会で、平成31年度予算での外相専用機の導入に意欲を示した。候補機種に米ガルフストリーム社の「650ER」の名前を挙げ「20人乗りだが、(米国の)東海岸まで給油なしで行ける」と“おねだり”した。(河野外務大臣は「おねだり」という表現に対し怒っている報道があったが)

 皇族や首相の外遊には政府専用機が使用されるが、外相は民間機が使われている。河野氏は海外で会談相手から食事に誘われても、飛行機の搭乗時間を理由に断っているエピソードを紹介し「小さくて良いし、中古でもかまわない」と切実に訴えた。

 出席者から三菱重工業が開発している国産ジェット旅客機「MRJ」はどうかと問われると「足が短くてだめなんです」と航続距離を理由に難色を示した。http://www.sankei.com/smp/politics/news/171218/plt1712180038-s1.html

 
その是非について早速・・・N議員など「賛成」のツイートがある。
衆議院議員 長尾たかし認証済みアカウント @takashinagao 12月18日
私は賛成です。 加えて申すならば、答弁予定がない閣僚の予算委員会等出席が、国益をどれだけ損ねていることか! 外交交渉力向上と機動性効率性は、不可分。多額の予算はこの為に必要です。 仮に、日常生活おける贅沢と比べるとするならば、それは何の意味も持ちません。
 
愚策ばかり、よく言うよ!!
 
 
このような国民が納得しない件を「白紙委任」されたとばかり強行することの驕りを感じる。
 
そしていつのまにか決まっていくことの多いこと、私たち日本人の名誉も差し出してどこの「保守」か?
 
また公私のけじめも薄い安倍昭恵氏の親しい知人たちを招いて「年末忘年会」を「公邸」で開くなどという報道もされたが、あれから何の音沙汰もない。昭恵氏のフェイスブックではこの日は「ザ・ニュースペーパー」という芸人と一緒の写真がある。
 
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219821
 
夫人の行動をとがめない首相にも問題、と書かれているがいつものことだ。
 
それに「ホシュ」議員たち、フェイスブックの写真がいつもいつも自分たちのグループ関係を示すような写真、「こんなことをしていても話の中身はすごいですよ」と書くのだったらその「話の中身」は極秘事項なので言えません・・・じゃあ、これらの写真は何の為?ああ、記念写真の一種ね!!
 
覚悟のない議員たちがこのようなありさま、日本はユネスコにも「はいはい」ですか。
 
心血を注いで国を思い行動する国士に後足で砂をかけるようなこの状況、本当にこのままでは大変なことになります。
 
 
★ 無知な安倍さんを騙すのはごく簡単、外国からはカモ?に見えるカモ。 
 
 
 
ブログのティールーム
 
 
 
 名歌手カルロ・ベルゴンツイが歌うヴェルディ「運命の力」より~天使のようなレオノーラよ
 

Carlo bergonzi: Verdi - La Forza del destino, 'La vita è inferno... O tu che in seno agli angeli'

]

・・・2分30秒から聴きどころです。正統派のヴェルディ歌唱!!「神の前に慈悲などない」インカの血を引くアルヴァーロは神に慈悲を祈るのですが・・・。一方スペインの名門貴族令嬢レオノーラは厳しい修道院で神に祈れば祈るほど「煩悩」は断ち切れず・・・ピエタ(慈悲)なる言葉はただ虚しく。

カルロ・ベルゴンツイは素晴らしかった、これぞヴェルディ、重量級の声だがなんと清々しいことか・・・。熱狂する聴衆!!!

コメント (2)
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突然、チャンネルAJERのyoutubeが見ることができなくなったことについて

2017年12月21日 | 政治

★ 保守動画のチャンネルAJERが突然、見ることができなくなった。

 AJERcast会員の皆様


12月18日、Youtubeのアカウント”channelajer02"が、突然、Googleにより
アカウント停止が行われました。
原因は明らかにされておりません、また、復帰の目途も立っておりませんのでご了承ください。
月曜日以降の前半映像につきましては、下記URLをお使い下さい。
 http://wwwlnk.net/cc/hCbSqyHc/ 

ニコニコ動画は、今まで通り問題ありません。
また、AJERcastの12月18日以降の前半映像につきましては、当面の間、会員/非会員視聴可と致します。

ChannelAJER 運営事務局 栗山 勉

 上記のリンクで見ることが出来なかったのですが、フェイスブックに栗山氏から下記のようにお知らせがありました。 

 

YoutubeのChannelAJER02が、停止されましたので、
コチラをご覧下さい。
https://goo.gl/3VQRVd
または、にこにこ動画、
AJERcast(http://ajer.jp/)...
で、引き続きご覧ください。

 

★ また、チャンネルAJERの突然のアクシデントで西村幸佑氏がこのようにフェイスブックに書いていらっしゃる。

 

「チャンネルAjer 栗山勉」のYoutubeアカウント停止と新しい全体主義・・・西村幸佑氏

チャンネルAjerのYoutubeアカウントが、二日前に突如停止された。
最近アクセスも鰻上りで、チャンネル登録者も10万人に迫る勢いだった。アップロードされた動画は4000になり、影響力も持ち始めていた。そんなときに、何の前触れもなしの突然のアカウント停止。
幸い、Ajer本体にはオリジナル動画が存在し、登録し、ログインするだけで視聴できるし、ニコニコ動画にも同じものが存在している。
ただ、Youtube、つまりGoogleの運営ポリシーには大いなる疑問が湧く。僕の「Weekend 西村」が毎週配信されていたということだけでなく、多くの政治家、言論人、学者。ジャーナリストなどの膨大なコンテンツが配信されていたのに、Youtubeには社会的な責任が問われないのだろうか? いったい、背後に何があったのか?
停止になったチャンネルAjerのページには以下の文言が記載されている。
《このアカウントは、スパム、詐欺、誤解を招くコンテンツに関する YouTube ポリシーやその他の利用規約に対する度重なる違反、または重大な違反のため停止されています。》
これは新しい全体主義が、いよいよ発動されたという書庫に他ならない。
多くの出演者や関係者と共に、この事態にどう立ち向かうかを議論すべきだと思っている。

★ 何かが不気味に動いているような気がしてならない。「重大な違反」なんてどこにも見当たらない。「誹謗中傷」の内容でもないし、地味すぎるくらい真面目な内容だった。

西村幸佑氏の「ウイークエンド西村」や三宅博先生の「天衣無縫、三宅の一刀両断シリーズ」や石井望長崎純心大学准教授の貴重な「尖閣」の歴史などの動画があった。もちろん私のブログにもよくご紹介してきた。

栗山氏をはじめ、視聴者の落胆、そして心血を注いだ内容のお話をしてくださった先生方のお気持ちを思うとやりきれない。

他のつまらない誹謗中傷・人気取りのyoutubeは放置状態なのに、このような真面目なチャンネルが消えるなんて、裏で何が動いてるのか考えただけでもぞっとする。

★★ ついに言論統制?などと考えてしまう・・・。理由がわからないだけに心配だ。

ブログのティールーム

 

本日は20世紀の名歌手、イタリアが誇ったダニエル・バリオーニがヴェルディ「マクベス」より~マクダッフのアリア<ああ、父の手は>

勇者マクダッフの不在中に妻子が殺された、マクダッフはマクベスへの復讐を誓う。ドラマティックな声のテノーレが聴かせる名唱です。カルーソ、マリオ・デル・モナコ、フランコ・コレッリ、カルロ・ベルゴンツイら歴史的な名歌手がその素晴らしい声と劇的な表現を歌ってきました。このyoutubeのバリオーニも見事です。

Daniele Barioni "Ah, la paterna mano" Macbeth

 

★ しかし下記のカルロ・ベルゴンツイが歌う同じ曲を聴いて、特に後半の高貴な歌唱、もうヴェルディを歌うために生まれて来た名歌手だと感嘆しました。(バリオーニの素晴らしい歌が少し平面的に聴こえたほどです。)ヴェルディの「歌の魂」を全身であらわしているのです。

かつて私はちょっとした美人の親しい友人に「カルロ・ベルゴンツイのリサイタルに行かない?」というと「行かない」って・・・。その女性はハンサムなアルフレード・クラウスとかバス歌手のニコライ・ギャウロフのファンでした。カルーソだって歌いだしたらロメオのようないい男に感じるようになるって戦前の評論家あらえびす(作家の野村胡堂)が書いていたのに、それにベルゴンツイの男らしさはカップッチッリと並んで女性よりも男性にファンが多かった。

Carlo Bergonzi "O figli...A la paterna mano" Macbeth

 歌詞大意

私の子供たちよ、子供たちよ、みんな殺された!
共にいたあわれな母親も!!
あの凶暴な虎のもとに妻子を置いてきたのか。

ああ、この父の手は愛しいそなたたちを護れなかった、
暗殺者たちが殺すのを、
そなたたちは亡命していた私を空しく呼んだであろう。
最後の息の時・・・。

どうか私をあの暴政者の前にお導き下さい、主よ、
それでもやつらが逃げようとするのであれば
主のお許しを暴君どもに与えてもよい!!

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