ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

北朝鮮に対する不安、日本の保守派の「世代間の争い」、そして三たび倉西雅子先生の文を。

2018年05月15日 | 政治

★ 北朝鮮関係、実際のところ何があっても不思議ではありません。

またある有料動画を見ると北朝鮮は「天皇陛下を平壌に」ということも考えているかもしれない、そういえばかつて「天安門事件」でチャイナは世界中から非難を浴びていた時に日本の天皇皇后両陛下の訪中を要請したことがあり、実現させました。

小沢一郎氏が胡錦濤時代に次代のリーダーとして「習近平」を強引に天皇陛下と会わせるということをし、左右を問わず非難の嵐でした。まさか「北朝鮮」に天皇陛下を、ということはあり得ないとは思いますが、もしかしたら…などと不安もよぎります。

そして私は何かあると「天皇・天皇」と連呼するかの如く書いて、自らのバカな文に箔をつけるようなことをする政治家は一切信用していません。自分は何だというのか、情けないにも程があります。

★★ 国際政治学者、倉西雅子先生が北朝鮮関係で第3弾をお書きなので、許可を頂き転載しましたのでご覧ください。

 

ポンペオ米国務長官の“体制保障”は何を意味するのか?

 6月12日に予定されている米朝首脳会談まで1カ月を切った今月13日、アメリカのポンペオ米国務長官は、核放棄の見返りとして「金正恩委員長に安全の保証を与える必要がある」とする見解を示したそうです。マスメディアでは、“北朝鮮の体制保障”と解されておりますが、ポンペオ長官の発言には、以下のような様々な解釈が成り立ちます。

 第一の解釈は、マスメディアの表現通り、建国以来今日に至るまで敷かれてきた金一族世襲による独裁体制の維持を保障する、というものです。同独裁体制とは、共産主義と主体思想が入り混じった特異な全体主義体制でもあり、国民の人権や自由は著しく抑圧されています。言い換えますと、アメリカは、北朝鮮に対して非民主的、かつ、強権的な現行の体制に対して変革を求めず、これを容認する方針に転じたこととなります。また、さらに踏み込んだ体制保障を約したとなれば、北朝鮮国民が同体制に反発し、民主化を求めてその打倒に立ち上がった場合に、自由と民主主義の最大の擁護者であったはずのアメリカが介入して民主化運動を鎮圧するという驚愕の事態も想定されます。

 第二に、ポンペオ長官が使用した‘安全’という言葉に注目すれば、アメリカが保障するのは北朝鮮の国家体制そのものではなく、‘米軍による対北先制攻撃は控える’という意味である可能性もあります。この解釈では、暗に朝鮮戦争の終結による米朝国交正常化を示唆したこととなります。朝鮮半島の南北再統一の問題はさて置くとしても、米朝間における敵対関係の終焉と同時に、アメリカによって北朝鮮の安全保障が確約されたこととなります。

 そして第三の解釈は、保障を与える相手として名指しされた‘金正恩委員長’を重視したものです。この場合は、‘核を放棄すれば、金委員長の一身は保証する’という、北朝鮮に対して相当に厳しい意味合いとなります。アメリカは、北朝鮮に対して圧倒的な軍事力を以って核放棄を迫っていますので、ポンペオ長官の発言は、いわば、強行突入を前にして人質犯に対して投降を勧告する‘命が惜しければ、核を放棄せよ’との、警察官のセリフとなりましょう。あるいは、アメリカ政府は、既に金委員長の亡命先を手配しているかもしれません。

 以上に主要な3つの解釈を挙げました、ポンペオ長官の発言は、その意味するところによって、今後の展開について全く違うシナリオを描くことができます。果たしてアメリカは、金委員長に対して何を保障しているのでしょうか。(以上、倉西雅子先生)

 

★★★ (ベッラの意見)ポンぺオ氏の北朝鮮での発言などから、日本が北朝鮮に「一兆円」支援する、ということをどういうことなのか、私のブログに書いたのは次の通りです。(まだご覧になっていらっしゃらない方は下記のリンクをクリックでお願いします)

 https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/1c68ab0408818d7ab4b727f0057582e4

 https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/9c4220b72e2df590432549d89b132026

 国会では反日野党と自公の与党との論争が続いていますが、私は左右どちらでもない方々に最近このような話を伺っています。「野党もしつこいし、そればかりで全くダメだ」もちろん与党のことも厳しく批判されています。またテレビは有名タレントのスキャンダルが花盛り。「尖閣」周辺の危機や北海道の反日左派の実態など、ほとんど知らない。

 日本は「世界の草刈り場」にされ、また日本国内では一生懸命働いてきたご年配の方々を「老害」「ジジイ」「ババア」と、ホシュと称する一部の人たちは「セクハラ」には声を荒げますが、こうしたことには黙認または積極的に被害者意識いっぱいで世代間争いをモットーにし、得意げになっている方もいます。本来の「敵」を誤っているのです。

私がたまたま病院に行くと、顔が青く変色し腫れあがったお年寄りがいます。これは想像するだけで怖ろしい、付き添っているヘルパーさんのような方に「どうされたのですか?」と伺っても「転んだのよ」という答えです。そんなはずはありません。幼児・乳児などの事件もそうです。また若い世代の「ひきこもり」も「経済」だけの問題ではないような気がします。ぜひ専門家はこの部門でも声をあげてほしいと思います。家庭崩壊、本当に恐ろしい。

 日本が置かれた現状を考え、日本の富はどう搾取され、貧しくなっているのか、ということも視野を広げて考えなければなりません。日本人学生よりも優遇される外国人学生、増える外国人教授、野放しにされる反日活動家、「スパイ防止法」を、という声がすすまない日本。

 愛する日本のことを思うと不安になります。

 ブログのティールーム

 

  本日は巨匠ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのチェロ、チャイコフスキー作曲「アンダンテ・カンタービレ」をどうぞお聴きください。

 Mstislav Rostropovich - Tchaikovsky's Andante Cantabile

 

 

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