【討論】表現者クライテリオン・スペシャル:安倍総理『器』論とは真実か?[桜R1/10/5]
パネリスト:
川端祐一郎(京都大学大学院助教)
小浜逸郎(評論家)
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
西尾幹二(評論家)
浜崎洋介(文芸批評家)
藤井聡(京都大学大学院教授)
室伏謙一(室伏政策研究室代表・政策コンサルタント)
富岡幸一郎(文芸評論家・関東学院大学教授)
司会:水島総
走り書きですが全部は書けていません。
・・・安倍晋三首相を「好き嫌い・恩になったならない」ではなく、しっかり批判する、ということでこの「討論」となった。
西尾氏は「保守系に耳を傾ける」と思って、教科書問題の責任者であったので大変お世話になった。中川昭一さんと頑張ってくれていた。
まわりのメンバーも保守系の筋金入りの保守だった。安倍さんを「総理に」という文芸春秋の記事をトップに書いた。
ユーモアと機転の早さが上手だった。言葉ということで安倍さんに期待した。
失望感も速かった。総理になられてすぐに失望「河野談話・村山談話等を認める」と言った。
靖国神社には早く行って結局その後は参拝なし。
左に擦り寄って保守系の信頼を失うということに気づいていない。
憲法問題も二項をできないということを総理が「国民がバカだからできない」と言えばよかった。伊藤氏がそう言っている。
日本会議は自民党べったりで最後は自民党のしたことに賛成するということ小堀氏は何をしている?(ここで水島氏が小堀先生はそうではない、と訂正)
初期の話で第一安倍内閣の時は評価が分かれた。
結局「器」ということ、岸田元外務大臣に「器」かと問うたことがある。
文芸春秋で、総理になることが決まった時、インタビューを受けて北朝鮮のミサイルが日本に向けて飛んで来たらどうするか?というところで「日米同盟で金正日の胸元に向けて・・・」というのでビックリしたことがある。人間として「バカ」だということだ。
安倍さんを批判したら「お前は左翼か」といわれた。
安倍さんがアメリカに行ったとき、安倍さんが「慰安婦問題」をブッシュ大統領に謝罪した。
ブッシュの思い込みで勝手に発言したようだが、そうなら即「訂正」しなければならない、と西尾氏は書いた。
日本には戦後20万人の「日本人売春婦」がいたが、お金をくれと名乗り出た売春婦はひとりもいなかった。
日本人の屈辱の中に松本清張はそれを書いた。
ブッシュの前でもオバマの前でも何も言えなかった。
安倍さんに近い「拉致問題担当大臣」が「安倍さんには大変だった」と言った。
前々外務大臣を使わず、「韓国問題」は頑張ったと思う。
日本会議がいけないのはたった一人の責任者がずっと続けていることにある。
・・・以上、最初に西尾幹二氏が述べた言葉である。
田村氏・・・経済の立場で考えるとトランプ政権の重鎮とも話をしてきたが、経済を成長させるのが基本だが、日本では保守で「経済を成長させることはいかに大事か、国民を護ることになる」ということ。アベノミクスは「借り物」だったのでは?どこまで理解しているのか?
規制緩和で新自由主義的なことをしても、浜田氏すら「経済成長につながることはない」と言った。
デフレ圧力を増すような消費税増税をするし、それで満足しているようだし「日本を取り戻す」という成果をあげなければならない。
1997年のころ橋本内閣から日本はひどい目にあっている。
北海道農業も全部やられる。日本におカネが落ちない。ポイント制といっても壊滅するだろう。
こういうことを安倍さんはなぜ考えないのか、さらに加速させることをいう、また「外国人移民・労働」・・・経済を成長させる意気込みもない。
日本のホシュには経済成長を伸ばす信念や哲学が抜けている。
小浜逸郎氏は・・・最初はかなり期待したがTPP賛成で疑問に思った。安倍さんはパフォーマンスは優れている。前を向いてものをいうというイメージが好感をもたれちたし年配女性にも人気がある。
彼の経済政策はことごとく失敗、はたして信念があるのか疑わしいと思うようになった。
彼はパフォーマーとしては受けがよいが、それが政策を問われるのを隠蔽しているのではないか?
安倍さんに望まれて3人の方が食事をした、安倍さんは「私には3つの敵がいる。ひとつは朝日新聞(財務省の犬のようなところがある)、グローバリズム、自分一人ではできなからナントカ助けてほしいということだった。
しかしグローバリズム、日韓合意、朝日新聞が曲がりなりにも間違ったと認めているのに「河野談話」を復活させた。あれは韓国の言い分。
さまざまな経済政策、これはやまのようにある。「移民法」「水道の民営化」強引に通した。「種子法の廃止」「派遣」これらは安倍政権の時にできたものである。
信念のなさだろう。日本では竹中平蔵のいうことに抵抗を示したことが見られない。
「安倍人気」はイメージではないか?経済政策の失敗に国民の目がいっていない。
富岡氏・・・朝日だけでなく産経も含めて全紙が賛成した。安倍さんが「美しい国」で株価は上がったが消費税でやばく、成長戦略もダメ、「瑞穂の国」とは全く逆のことになった。外交敗北は民主党であった。GSOMIAはよかった。トランプ大統領に従属しているが今までにない幅広い地球儀外交をしている。
「憲法改正」をやってもらいたい。
何でもいい、加憲でもいい、矛盾に満ちているがそれでも変えてもらいたい。
水島氏・・・これで変えると日本国民が「日本国憲法」というアメリカが作ったものを認めたことになるが?(走り書きここまで)
★ 長くなったのでこれから先は動画をご覧ください。
いったんは走り書きはここまで。
続いて各氏が発言することになります。時間を見つけて全部見るつもりです。
★★ ところで、下記のツイート、フェイスブックで見つけました!!
18歳の香港市民が銃撃された2日後、安倍首相が中国CCTVの取材に応じ、10月3日中国で大きく報道された。
安倍:「日本国民皆が習主席の訪日を心待ちにしております」
今の状況で元首相福田、鳩山、さらに現役首相まで中共に媚びるとは、日本人も恥を知れ!!
★★★ 香港情勢をツイートする人(ジャーナリスト)に「殺害予告」まであるのには驚きました。https://twitter.com/Wl9uZ/status/1180636167563165697
日本には言論の自由があるはずなのですが、フェイスブックやツイッターを「ヘイトスピーチ」などと言って
特定の人を定めて妨害をしているのもいます。
周庭 Agnes Chow Ting 😷認証済みアカウント @chowtingagnes
只今、香港政府が緊急法を引用して覆面禁止法を成立させました。こんなバカバカしい法律を実施したら、市民の怒りは上がるしかないです。 でも、一番大きな問題点は緊急法です。緊急法を通して、政府は立法会を回避して直接法律成立することができます。いわゆる、政府のやりたい放題になります
以前に百田尚樹氏の「カエルの楽園」を読んだのですが、その通りの展開になりつつあります。
また、以前に国連で話した少女に「ノーベル平和賞」だなんて声もあるのに驚いています。
画は「愛国画報」のyohkan画伯の作成です。
ブログのティールーム
上記の薔薇の名前は「マリア・カラス」
本日はヴェルディ「シチリアの晩鐘」からマリア・カラスが歌っているアリアをお聴きください。
Maria Callas sings Elena's Entrance
In alto mare e battuto dai venti, vedi quel pino in sen degli elementi a naufragar già presso?
Ascolti il pianto del marinar pel suo naviglio infranto?
Ascolti il pianto del marinar? Ah! Deh! Tu calma, oh Dio possente,
col tuo riso e cielo e mar; salga a te la prece ardente, in te fida il marinar!
E Dio risponde in suo voler sovrano; a chi fida in sè stesso il cielo arride.
Mortali! il vostro fato è in vostra man,
coraggio,
su coraggio, del mare audaci figli; si sprezzin i perigli, è il gemere viltà!
Al ciel fa grave offesa chi manca di coraggio.
Osate! L'alta impresa Iddio proteggerà!
ワインカラーの字のところ、youtubeの2分50秒から「コラッジョ!!(勇気を!!)大胆な海の息子たちよ!」とシチリアの人々を励ましています。
フランスに侵略されて、人々は教会の夜の鐘で一斉に蜂起する、という歴史的事件をオペラにしたものです。
事件はWIKIに詳しく書かれています。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%81%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%99%A9%E7%A5%B7