ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

中国の王毅、欧州でさんざん/欧米ばかりか世界で孤立する中国 / クライン孝子女史「モリア難民キャンプの炎上は事故か?」

2020年09月12日 | 政治

★ 中国の王毅外相、勇んでヨーロッパに行くが結果はさんざんだったようです。王毅の強い言葉は宮崎正弘氏は「外国に言っているのではなく北京に向かって言っている」という、確かにそう思います。
歴史を見てもかつてあれほどチャイナ圏の「使者」は弁舌巧みだったのに今はどうでしょう。
完全に周囲が見えなくなっているようですね。
ここで「歴史」の名言を♪

小利を見ればすなわち大事成らず
カルタゴ軍のハンニバルは、 BC218年にアルプスを越え、 イタリアをうかがっていた。 ローマの将軍ファビウスは、 ハンニバルの戦術を読み、 直接の戦闘を避けながら、 その自滅を待つ持久戦戦術をとった。 ここまでは良かったが、 ローマ内には功をあせる者が出て、 性急な攻撃のためにかえって形勢が不利となってしまった。 目先のことにこだわった戦術は必ず失敗する。

—–その後ローマは、 スキピオの活躍あって、 BC202年にやっとカルタゴに勝利する。

「プルターク英雄伝 (ファビウス・マクシムス)」

中共外相欧州訪問 イタリア首相面談拒否 ドイツ外相香港国家安全法撤回要求|深層分析

この動画を見て王毅外相の悲惨さが世界中に伝わったでしょう。「北京」を向いての行動・言論ですので当然ですね。
ご参考記事・・・下記のリンクをクリックでご覧ください。

小国チェコが「中国からのカネ」より「台湾との友好」を選んだワケ

https://news.yahoo.co.jp/articles/504b97b77c12fcc619333a28836e1c6dd1213d4e



【Front Japan 桜】欧米ばかりか世界で孤立する中国 / プラハの春に遭遇した松平康隆さんの遺訓[桜R2/9/11]



新しく言い出したデジタルとか防災省とか奇をてらうものであり、今の省でできることである。日本の防衛について「攻撃こそ最大の防御である」のに「敵基地・・・」など抜本的なことに挑まないまま、我が国の安全についての機能がない。
国民の声を聴かず消費税を上げた、世界が大非難する国の長を「国賓」に招く、など安倍さんの晩年はひどいものだ。
そしてアメリカは反中国を強化している。台湾の防空識別圏を40回以上侵入している、日本も中国船が尖閣に侵入が続く。
政府に「何やっているんだ」と言わねばならない。マスメディアの報道は「産経」以外少ない。
米大統領選挙ではトランプとバイデンは接戦という状態、バイデンはハリス女史を副大統領に選んだことも最悪、一般の選挙民は「ボケ老人」より「エネルギッシュな政治家」を選ぶ。トランプに優勢に情勢は変わるのでは?フロリダはあのマルコ・ルビオもいる。
テレビCMでも「〇社はダメ、こちらのほうがいい!」というののしりあいがある、ましてや政治などもっと。日本では考えられないことだ。
EUでは「親中」が薄まり、反チャイナより反トランプより強くなった。「マスクをやるから・・・」という取引きやセンロウ外交はフランスなどのプライドに火をつけた。そこに出てきたのはチェコである。プラハ市は北京との姉妹都市を解消。「鉄のカーテンはもう御免だ」というヨーロッパ。「レノンの壁」(ジョン・レノンのこと)が発展、香港の事件ではみんなが「レノンの壁」再現でどこにも貼られた。
エリザベス女王が「習近平のマナーはなっていない」と言ってから外交の礼節などがなっていないと習近平への風当たりが強くなった。
イタリアではカバン産業が中国に乗っ取られたり、ウクライナのマフィアが中国のマフィアと連携していた。
不法滞在が何人いるかわからない。

習近平は身から出た錆がわかっていない。王毅の強硬な発言はなぜか?それは外国に対してというより「北京」に言っているのだ。中国の力強い味方はロシアのプーチン、「ハバロフスク問題」は日本ではあまり知られていないが、ヨーロッパでは大事件になっている。ハバロフスクの市長をプーチン派に替えてしまったりした。
ロシアとドイツは親密だったが、今は経済でもめている。次はベラルーシ問題、ベラルーシは秘密警察が多い。
ルカシェンコは80パーセントの独占で当選、というがこれは全くの嘘、これでもEUは態度を硬化。今のベラルーシ大統領を支持しているのは中国とロシアだけ。

コソボだが独立したことはNATOが緊急に独立させ、国家の態をなしていない。スペインが今も独立を認めないのはバルセロナ問題に火が付くから。コソボはもともとセルビア人の国だった。今はアルバニア人が入ってきている。
(ここから面白くなりますが、走り書きはここで)

【言いたい放談】モリア難民キャンプの炎上は事故なのかそれとも...[R2/9/10]



ソース画像を表示
https://www.asahi.com/articles/ASN9B3DBZN99UHBI02V.html

ギリシャの最大のモリア難民キャンプの炎上、1万2千人も焼け出された。
日本ではあまり報道されていない。ドイツでは報道されているがカリフォルニアの火事と同じくらい。
ヨーロッパに難民を入れてしまったのでこれからもどんどん来るのではないか。

ドイツは「美しい顔」をしようとして難民を各地に引きいれようとしたが、拒否されている。
ドイツはすぐにヒトラーなどと言われるので本音がなかなか言えない。その偽善さがあるが、どんどん難民が来るのでどこかで止めないとダメだろう。どうにもならなくなってくる。
ドイツが完全に他民族国家に変質してしまった。たまには大変賢い人も入ってくるが。
そういうことを宣伝して国民を納得させようとするところもある。
「自分の国」がどんどんなくなってくる。ほんの一部だけが世界を支配しているから。
日本にもそういう人がいる。「移民法」を決めた時からそうだ。
きちっとした日本を護る法が必要。スパイというのはどういうものであるか、日本人は知らない。
本気でスパイ防止法を取り上げようとしない。(走り書き)


ブログのティールーム


写真は「ローエングリン」を歌うマックス・ローレンツ(全曲録音は残っていない)

戦前の大歌手、マックス・ローレンツが歌うヴァーグナー「トリスタンとイゾルデ」(現在は一部しか録音が残っていない)
人一倍責任感が強く無双の英雄であるトリスタンが自分が尊敬する王に後妻としてすすめた美しいイゾルデ姫(トリスタンはひそかにイゾルデに憧れていた)をあきらめようとし、イゾルデもまた本心を隠していたがトリスタンを愛しながら憎み「毒酒」をすすめる。それを飲み干した二人は侍女がすり替えた「愛の酒」であることを知らず、相思相愛となり王を裏切ることとなる。
しかし、「トリスタン」は誰よりも真面目で王への忠誠心もあつく硬派の武人だけにその苦悩は深い。
(「アーサー王の美しい王妃グイネビアと騎士ランスロットとの恋を思う)

Max Lorenz sings 'Mein Kurwenal, du trauter Freund!' from Richard Wagner's 'Tristan und Isolde'





晩年のマックス・ローレンツに会ったマリア・カラス(1955年)「天才は天才を知る」でしょうね。
戦後のローレンツは不遇だった。



戦前の二大歌手、ローレンツとソプラノのフラグスタート、ヴァーグナー「トリスタンとイゾルデ」の一場面の写真が残っている。「毒酒」と信じた酒は「愛の酒」であった・・・

コメント (2)
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