ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

畏友、奥山篤信氏の「安倍元総理の国葬に思う」全文/今までの政治の反省とこれからのこと/その他

2022年09月28日 | 政治
わが畏友、奥山篤信氏が「国葬儀」についてエッセイを書かれています。
◎安倍元首相の国葬に思う 
 
 本日の国葬模様を全部ではなくNHKのニュースで見るとともに菅さんの追悼演説はネットで文字で見た。
菅さんの素晴らしい、そしてそれを読むものに涙を流させる言葉に僕も感動した。
これほどの言葉を書ける人間は政治家の中でも少ないだろう。
それほど誠意と人間性に満ちた言葉だ、それは認めるし、そのような人間関係がゲゼルシャフトの中のゲマインシャフトで存在したことは認めるしそれを公にすることに公私混同だと断定反論する気は毛頭ない。
そしてお二人の素晴らしい人間関係に敬意を評したい。

しかしこの素晴らしいエモーショナルなお二人の間柄と、この安倍さんを国葬として良かったのかとは別問題として今後ともこの決断についての妥当性を徹底的に洗うべきだろう。
あの元幹事長の<手を合わせて送ろうじゃないか きっと結果は良かったと思う>などの押し付けがましい日本的な浪花節などで片付けられたらたまらない。16億円で済んだなどあり得ない。僕らの汗と血の国税を無駄に使った責任は徹底的に野党は追求すべきだろう。

物事を菅さんの演説は素晴らしかったにせよ、それで誤魔化されては叶わない。
日本人の悪い癖はまさにここにあるのだ!
菅さんの悪い表現で言えば、言わば自分のエゴの世界に耽溺した男の美しさは、わかった!
君の友情と男の仁義を僕は理解しました。菅さんも素晴らしい人間の心を持っている、それもわかったその通りだ!

しかし国家のレベルの話に私情に換えられたら政治などネポティズムの紀元前の世界になってしまう。現在は近代だ!
従って近くで大きな声で反対を最後まで唱えた共産党や立憲の人々、それは自由主義の表現と言論の自由を求める僕たちにとって、同意できなくても、なくてはならない権利であって、あの国葬を見て<この人たちは人間じゃない 人間の心があるのか>と叫ぶアホッシュの連中など全く僕は相手にしたくない。最低だ!
まさに日本紅衛兵のファッショのリンチだ!それはインチキ保守だと断定する。

なんと軽い最低のリンチ集団が一部雑誌やどっかの私的テレビチャネルや右に乗ったら売れるというまさにインチキ保守たちだ。軽蔑してもしすぎることはないこの全て朝日毎日だあ、反日だあ、人間として許されない!その言葉を聞くだけでファッショやリンチ集団がこの国を蝕んでいることが恐ろしい・
それが言いたくて僕はここに書いたのだ!
菅さんの追悼は素晴らしい、それとこの国葬の正当性と一緒くたにされては叶わない!ことをはっきり言ってやる!
(奥山篤信氏)



菅氏の追悼文はネットでも称賛されている。
菅義偉前首相「追悼の辞」全文 安倍晋三元首相の国葬: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 ブログ主・・・テレビで「国葬儀」を見た。そしてツイッターを見たら、前回に私が書いていた「岩田温」氏のyoutubeへの批判か、それとも「岸・安倍三代について政府に説明を求める」という書き込みがお気にさわったのか、私はブロックされていた。いやはや「ブロック」される、というのは私を敵とみて実施したことだ。
彼の動画のタイトル「バカとアカに鉄槌」、そして話の中身も決して上品とは言えないケンカ腰のものだった。
(640) 【岩田温】日本を滅ぼすバカ(玉川徹・宮根誠司)とアカ(蓮舫・辻元清美・有田芳生)【デイリーWiLL】 - YouTube

下品なせせら笑いや気に入らない人物への子供じみた物真似やバカ笑いなど、この人が「政治学者」かとあきれた。
学者ならきちっと話をするべきであったと思う。声もけたたましく落ち着きが見られない。
「WILL」の編集者も「宗教サベツ」という、こんなこと自民シンジャのサイトを見ると多い言葉だ。


これは「オウム事件」からカルトについて詳しい有田氏のツイッターから。
有田氏は「左派」としての立場で「彼の意見は~」と否定する人も多いが、「カルト問題」にかけては紀藤弁護士や鈴木エイト氏と同じように詳しい。この件は「左右」の政治問題ではないのだ。イデオロギーを超えて今回の問題を正すべきと思う。

旧称「統一教会」、現在の名称「家庭連合」について
これまで日本家庭連合は、3つのルートを通じて、毎年数百億円以上の莫大な献金を韓国にある世界本部に送金してきた。


日本家庭連合の口座から韓国の孝情グローバル財団(旧家庭連合宣教会財団)口座に、毎年数百億円前後振り込まれてきた。このように送られた資金のうち、余剰金として現在数千億ウォンの現金が保管されているものと把握される。この資金の大半は日本から送られた献金だ。

日本家庭連合運営資金が枯渇直前、多くの信者が個人破産に直面日本家庭連合が全国的に献金活動を中断して3ヵ月目を迎えている。その結果、日本内の非常運営資金が徐々に底をついているものと見られる。現在残っている資金は、せいぜい80~100億円程度と推定される。



 このほかにも「合同結婚式」で行方不明とされる6500名の日本人女性の問題もある。ソウルなどの大都会に嫁いだのではなく、田舎の嫁不足の貧しい地域の男たちが日本人女性の花嫁を希望して臨時に「統一」に入り、日本人妻に暴力をふるったり、男が働かなかったり、逃げ出そうにも「統一」の教えでマインドコントロールが縛って出ていけない、ついに逃げ出して行方不明になったりする、ということだ。これはぜひ調査をすべき、ここは「政治の力」が必要だ。
「第二の拉致事件」とも言える。・・・もはや「宗教」ではなく、犯罪であろう。

現状では選挙をしても「消去法」で自民党が政権をとると思う。それだからこそ、しっかりしてほしい。
「知らなかった」というのも政治家としての感性や良識がないのか、しかも2019年に弁護団から全議員に「統一教会に祝電や講演、票のとりまとめなどしないでください」という内容の申請書が届いているはず。残念だ。

2019年に全国霊感商法対策弁護士連絡会(略称「全国弁連」)が全国会議員にこのような要望書を出していた。当時の首相をはじめ、閣僚や議員たちはこれを読んだのか?https://www.stopreikan.com/kogi_moshiire/shiryo_20190927.htm
・・・<要望の趣旨>
旧統一教会やその正体を隠した各種イベントに参加したり、賛同メッセージを送らないで下さい。
各種の公職選挙法で定める選挙に旧統一教会信者らの支援を受けないで下さい。結果として信者らの反社会的行動をあおることになります。

その他、そこには重要な「要望」を出しています。
議員さんたちは読んでいないのでしょうね、だから「知らなかった」と。悔しいです!!
それとも大切なことと思わず、「票」の為にそんなことは気にもかけなかった、というのはとても悲しいことです。

良い政治を、というのではなく、自分と考えが違うのは「反日」である、というのはもはや政治ではない。
彼らの常套句「○○がー」というのを拝借すれば、たくさん「✕✕がー」というのがいくらでもある。
情けないのはそういう人たちが「政府」を護っている、という勘違いである。護るべきは国民だ。
「○○三代」というのも考え物ではないでしょうか。真面目で誠意ある政治家が当選できません。
世襲も考え直す必要を感じます。


ブログのティールーム

「国葬儀」でご遺族の方々の献花の時に流れていた音楽、え?この曲が・・・と思ったけれど・・・
マスカーニ作曲「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲。
このオペラは古い慣習とキリスト教が島民に頑ななまでに浸透していた時代、青年トゥリドゥが出征前に婚約していたローラが、兵役を終えて帰ってきたらすでにローラは人妻になっていた。ローラとよりを戻した青年はローラの夫に決闘を申し込まれ、死ぬ。(あらすじ)
このyoutubeは1940年の録音で最初に熱血作曲家のマスカーニが挨拶をする声が入っている。
Parla e dirige Pietro Mascagni l'Intermezzo della sua Cavalleria Rusticana


ソース画像を表示
 
マスカーニ指揮、ジーリ(トゥリドゥ)、ローザ(サントゥッツァ)、ベーキ(アルフィオ)
・・・バリトンのジーノ・ベーキは私の先生だった。ヴェルディの歌唱法を個人レッスンにて教わった。ピアノをオーケストラのように弾きこなし、立体的に歌を指導された。「運命の力」「トゥーランドット」「アドリアーナ・ルクヴルール」「メフィストフェーレ」などなど。大胆に歌うことができた・・・日本では抑えられていた私の歌の表現が噴出したように感じた。「いくらでもヤレ!」と。あれからまもなくお亡くなりになったが、声は全盛期を思わせる見事なバリトンで「ヴェルディバリトン」としての真髄を聴いたおもいであった。


ジーノ・ベーキ(バリトン)が歌うヴェルディ「エルナーニ」より

"O de'verd'anni miei" Gino Bechi



 カルロ・ベルゴンツイは若い頃バリトンであったが、大歌手だったベーキの声を聴いて「これはかなわん」とテノールに転向したと言っていた。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする