【伊藤貫】アメリカ例外主義の陥穽[桜H27/2/9]
2015/02/09 に公開
パックス・アメリカーナを拗らせた米国務省は、いまや「アメリカン・イクセプショナリズム」を掲げて我が道を行っているが、端から見ればそれは「いつか来た道」ではないかとの疑問が拭えない。それどころか中東へのコミットを繰り返して疲弊するうちに、いつしか自らのアイデンティティまでも見失っているようにさえ見えるのである。何故、アメリカはこれほど同じ失敗を繰り返しながら、しかもそれを省みることができないのか?しばしば独善に陥りがちなアメリカ人の気質について、国際政治アナリストの伊藤貫氏に解説していただきます。
(動画の解説)
★ 久しぶりに伊藤貫氏が出演、アメリカのことにくわしい伊藤氏のお話です。
「アメリカだけが正しい」と思ってやってきたことが、ほとんど失敗してきている。
北朝鮮の核ミサイルも抑えられない、尖閣、ウクライナ、中東、・・・
今後のアメリカは中東や東アジアから遠ざかっていく。
>パワーオブバランス
パワーオブバランスの世界に戻るのであれば、その5つだか6つだかの権力の一角を日本が担えないものだろうか?
本音を言うと私自身は別に権力の一端を担いたいとは思わない。
日本はのんびりと静かに暮らすので日本の事は「放っておいて」なんだけど、(勿論貿易などは行いますから海外でお仕事されてる方誤解なきようにw)
それは虫のいい話だろう。ならば侵略されないためには、やはり一端を担いたい。
が、なんとなくイギリスやアメリカは、仮にアジアから一国入れるとすれば日本より中国を選びそうな気がする。
弱体化していて、ドルも買ってもらっているし文句を
言いにくいでしょう。
イギリスはかつて「アヘン戦争」でチャイナに大変な
ことをしてきた国です。
紅茶の代金のかわりにアヘンを売りつけ、滅茶苦茶にし、
戦争までしかけて香港を奪った。
なのにチャイナは日本を責める、イギリスを責めない、
日本は桜咲くさまのおっしゃるように、ゆったりとまわりをよく見て、行動してほしいと思います。
伊藤さん、かなり苦しそうです。
熱があるのかもしれませんね。
また出演してほしい、「討論」は潮さんより伊藤さんを
と思いました。