ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

女性MCから感じる乙女ティックさとサトウ氏の頭の回転のはやさ・・・でもこれでいい?

2018年05月19日 | 政治

★ そうそう、その通りですよ、サトウ先生、素晴らしい頭の回転になるほど、と納得しましたが・・・

【Front Japan 桜】政治男女共同法成立の行方 / 野党に塩を送らないために / 北朝鮮の戦略的“ちゃぶ台返し[桜H30/5/18]

「政治男女共同法成立」のことですが、強制力がないことと、「努力」を要請することは実際に何にもしません、ということ。全会一致で決めたことは、表だって反対する人がいない、だから決まったという。

女性にゲタを履かせることは事実上憲法違反、女性が主流・女性だけの党にはならないだろう、野田聖子氏のコメントも立場上のことであろう、と・・・。

国会ってどうでもいいことは話をして決定するんだね、しかしその裏で着々と進んでいる国連の意を受けた反日集団が日本をメチャクチャにしようとしていることについては、目を向けない。

「スパイ防止法」なんていつになったら決まるのだ?

サトウ氏は理路整然と頭の回転が速いことで驚かされるが、私はこんなことを言って何になる?と納得できない。

佐波さんは「子供を持つ女性の声を」と仰るが、サトウ氏は(ここは納得できるが)乳幼児を抱えた主婦が国会に出てくることは難しいとバッサリ。それはその通り、佐波さんの話はいつも欺瞞だ。だいたいチャンネル桜の女性MCは「情緒に訴える」ことしかできないのか、そしてある時は被害者意識満載で話す。「保守はいわないけれど左派はよく取り組んでいる」とかね。

LGBTのことでも、これを進めていくのは別の目的があるように思えてならない。

元女性とか元男性とか・・・これが最優先か? 日本の防衛はどうするんだ。

もうやめてんかあ・・・(奥山篤信氏のセリフじゃないけれど)

それにサトウ氏、なぜサイトにいつもsayaの写真が毎回出てくるの???飾りか?http://kenjisato1966.com/

サトウ氏は「あんたトランプの何なのさ」というタイトルで安倍さんのことを書いていたけれど、「あんた〇〇の何なのさ」って誰かに書かれたら怒るだろうなあ(あほらしいから思っていても書かないけれど。理不尽なものは感じています)

 

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この歌、何度聞いても心が洗われるようで・・・マックス・ローレンツのヴァーグナー「ローエングリン」から~愛する白鳥よ

 

Max Lorenz Sings "Mein Lieber Schwan" from Lohengrin

 

 

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【クライン孝子氏】民主化とスパイ、非情なるアメリカの刃

2018年05月17日 | 政治

★ クライン孝子氏の著作「日本人の知らないスパイ活動の全貌」、前のエントリでご紹介したが、これはすごい本でスリリング、また下記の動画でクライン孝子女史が話されている内容も「スリリング」な一端が聴き取れる。

【言いたい放談】民主化とスパイ、非情なるアメリカの刃[H30/5/17]

北朝鮮の金正恩がかなりビビッていること、中東の情勢、リビア方式、フセイン、などなど。そしてクライン女史の取材はあのプーチンにも向けられ、すぐに屈強な男たちに囲まれ阻止されたことなど、もっともクライン女史はあのシュタージ(東独の秘密警察)にも対峙したのだからジャーナリスト魂というかたくましいことこの上ない。

よくある別のドイツの情報を書いた本を読むと、表面だけの「このようですよ」だったり、側面から眺めた感想だったりする。

そういうのと根本的に違うのだ。そういえばこの前、チャンネル桜の動画で福島女史が言っていたけれど、覚悟を決めて男女を問わず本気で取材しないとならない、女だからって言えないし、こうして女性ジャーナリストが突き進むというのは昔は許されなかった、だから「女だから」とすれば取材の前線からはずされる、という話をされていたが、クライン孝子氏の場合は「軍隊について戦場」にまで行って書いているのだから、その大変さは特に仰らないが、この本を読んでいてすぐに察することができる。

★★ では別の話を。

セクハラのことで、昨日某ベテラン?政治家がフェイスブックに偉そうに書いていたが、私は「あなたが言うな!」と厳しい批判をしている。今までさんざん下品な話をして顰蹙を買っている人がここぞとばかり「セクハラなど」と説教調に書くと、怒りと軽蔑が込み上げる。この人の講演を聴いた女性たちがあきれて途中で退席したこともきいている。

しかし、今までさんざん女性に無礼千万なイヤラシイ話を「ちりばめてきた」某ベテラン政治家が周囲の成り行きを見て「わが意を得たり」と反省もなくズケズケ書くのが「恥知らず!!」と私は軽蔑しているのだ。もちろんその老舗偽ホシュとは一切かかわりはないが。

 

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本日はプッチーニ作曲「マノン・レスコー」よりデ・グリューのアリア

マリオ・デル・モナコが歌います。

Donna non vidi mai - Mario del Monaco

 

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ドイツの近代歴史・思想はクライン孝子氏の最新本「日本人の知らないスパイ活動の全貌」

2018年05月16日 | 政治

★ 案外ドイツの近代史や現代のことは「週刊誌」レヴェルしか知らない、あるいは誤解している人が多いと思う。私は音楽家なので音楽史やヴァーグナーなどの研究やイタリアとの比較でおぼろげながら全体像を想像していた。

しかしこの本を手にして、知りたかった疑問が一気に解けた感激が大きく、これを読まなければドイツのことは何を読むの?というほど、充実した内容だった。

クライン孝子氏は戦場にも軍隊と共に行動され、命がけで取材を重ねられた。男性以上の獅子奮迅ぶりである。だから私はクライン女史を「女傑」とお呼びしているが、強い女性ほど優しいもので、「一見優しく見えて実はえげつない女性」が多い中で、純粋な優しさを感じさせるお方だ。苦労を重ねていらっしゃるからこそであろう。

ドイツのことを書いた本は他にもあるが、それはバスの中から街を見たくらいの「案内本」あるいは「週刊誌」のようなおぼろげに輪郭をふんわりと書いたものに過ぎなかったように思う。私も実は何冊も持っているからである。

この本が他のそういう種類の本と一線を引くのは、クライン孝子氏が命をかけて得た取材からのもので、「想像」のものではない、観光案内を少し詳しくしたような類の本とは全く異なる貴重な取材からのものであるということ。

目次をご覧になっただけでもおわかりと思う。しかしアマゾンをはじめどの書籍販売会社でも目次すら載せていないので驚いた。目次をご覧になったらきっと興味津々なことでしょう。

「日本人の知らないスパイ活動の全貌」
著者 クライン孝子、出版社 海竜社
http://www.kairyusha.co.jp/ISBN/ISBN978-4-7593-1609-4.html

情報戦を制する者は、国際政治を制する!著者自ら取材し、体験し、洞察した国際的事件の裏側!そこには必ずスパイの暗躍があった!ドイツから警告する!平和ボケ、情報戦オンチの日本への警鐘!!

★ シュタージとは・・・東独秘密警察のこと

目次

1、ドイツ銀行頭取暗殺事件~シュタージと日独赤軍ハイジャック合戦

2、プーチンの警戒洞察力~KGB

3、ある東ドイツ・スパイの忠告~CIA

4,  ある核科学者のスパイ力~M15

5、世界情報戦に勝利してきた英語圏だが~シギント諜報活動

6、見事なり、イスラエルの対米諜報~米海軍犯罪捜査局分析官

7、「難民助け屋」の本音~ドイツ弱体化工作

8、仕掛けられた日本嫌い、ドイツ嫌い~韓国諜報活動

9、 バチカンの情報力の勝利~バチカンとCIA

10.  オバマのブレーン活用術~CIA

11,   情報機関の作成に後手後手の日本~ドイツでは『連邦情報局』

12,   一枚上手の情報作戦のノウハウ~「シュタージ・ファイル」

13, 「アンネ」破壊は「ニッポン」破壊か~KCIS

14, 対仏略奪戦に勝利したイギリスの過去1~植民地ビジネス

15, 対仏略奪戦に勝利したイギリスの過去2~ナチスの誕生

16,   対仏略奪戦に勝利したイギリスの過去3~EU脱退の真相

17,   米露情報戦の明暗~ロシア連邦保安庁(FSB)

18, 日本の情報戦略~日本版NSC

19,   EUが恐れるもの~英国の戦略

20.   偉大なコールのドイツ魂~東西ドイツの情報力


【著者紹介】
クライン孝子 : 1939年(昭和14年)旧満州生まれ。岐阜市立女子短期大学英文科卒。1968年渡欧、ガイドや通訳をしながらチューリッヒ大学、フランクフルト大学でドイツ文学・近代西洋政治学を学ぶ。現在、フランクフルト郊外に在住。ドイツ・ジャーナリスト連盟会員

★★ 私は音楽家だが、クラシックは長い歴史の中で培ってきたものなので、クラシック音楽を究めようとすると当然その国だけでなく周辺諸国の歴史の勉強をしたくなるものだが、学校ではほとんど教えない。そこで「歴女」のごとく、独学で勉強せざるを得ない日々だったが、いつもクライン孝子氏のお話を聴いて、いろいろわからなかったことを私なりに察することができるような気になって嬉しかった。

さらにこの本を手にしてゆっくり丁寧に読み込むことにより、学ぶ楽しさを一身に感じている。

クライン孝子氏に心から感謝する次第です。

 

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本日は無双のヘルデン(英雄)・テナー、マックス・ローレンツが歌うヴァーグナー「ニュルンベルグのマイスタージンガー」~朝の光は輝いて

歌合戦に優勝すれば美しい娘エヴァ(ドイツ語ではイーファ)をお嫁さんにできる、彼女に憧れる青年が歌合戦に見事優勝、エヴァの美しさを讃えて歌う名場面。(・・・女性にとっては最高に嬉しい歌でしょう)

 

100 Singers - MAX LORENZ

 

 

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北朝鮮に対する不安、日本の保守派の「世代間の争い」、そして三たび倉西雅子先生の文を。

2018年05月15日 | 政治

★ 北朝鮮関係、実際のところ何があっても不思議ではありません。

またある有料動画を見ると北朝鮮は「天皇陛下を平壌に」ということも考えているかもしれない、そういえばかつて「天安門事件」でチャイナは世界中から非難を浴びていた時に日本の天皇皇后両陛下の訪中を要請したことがあり、実現させました。

小沢一郎氏が胡錦濤時代に次代のリーダーとして「習近平」を強引に天皇陛下と会わせるということをし、左右を問わず非難の嵐でした。まさか「北朝鮮」に天皇陛下を、ということはあり得ないとは思いますが、もしかしたら…などと不安もよぎります。

そして私は何かあると「天皇・天皇」と連呼するかの如く書いて、自らのバカな文に箔をつけるようなことをする政治家は一切信用していません。自分は何だというのか、情けないにも程があります。

★★ 国際政治学者、倉西雅子先生が北朝鮮関係で第3弾をお書きなので、許可を頂き転載しましたのでご覧ください。

 

ポンペオ米国務長官の“体制保障”は何を意味するのか?

 6月12日に予定されている米朝首脳会談まで1カ月を切った今月13日、アメリカのポンペオ米国務長官は、核放棄の見返りとして「金正恩委員長に安全の保証を与える必要がある」とする見解を示したそうです。マスメディアでは、“北朝鮮の体制保障”と解されておりますが、ポンペオ長官の発言には、以下のような様々な解釈が成り立ちます。

 第一の解釈は、マスメディアの表現通り、建国以来今日に至るまで敷かれてきた金一族世襲による独裁体制の維持を保障する、というものです。同独裁体制とは、共産主義と主体思想が入り混じった特異な全体主義体制でもあり、国民の人権や自由は著しく抑圧されています。言い換えますと、アメリカは、北朝鮮に対して非民主的、かつ、強権的な現行の体制に対して変革を求めず、これを容認する方針に転じたこととなります。また、さらに踏み込んだ体制保障を約したとなれば、北朝鮮国民が同体制に反発し、民主化を求めてその打倒に立ち上がった場合に、自由と民主主義の最大の擁護者であったはずのアメリカが介入して民主化運動を鎮圧するという驚愕の事態も想定されます。

 第二に、ポンペオ長官が使用した‘安全’という言葉に注目すれば、アメリカが保障するのは北朝鮮の国家体制そのものではなく、‘米軍による対北先制攻撃は控える’という意味である可能性もあります。この解釈では、暗に朝鮮戦争の終結による米朝国交正常化を示唆したこととなります。朝鮮半島の南北再統一の問題はさて置くとしても、米朝間における敵対関係の終焉と同時に、アメリカによって北朝鮮の安全保障が確約されたこととなります。

 そして第三の解釈は、保障を与える相手として名指しされた‘金正恩委員長’を重視したものです。この場合は、‘核を放棄すれば、金委員長の一身は保証する’という、北朝鮮に対して相当に厳しい意味合いとなります。アメリカは、北朝鮮に対して圧倒的な軍事力を以って核放棄を迫っていますので、ポンペオ長官の発言は、いわば、強行突入を前にして人質犯に対して投降を勧告する‘命が惜しければ、核を放棄せよ’との、警察官のセリフとなりましょう。あるいは、アメリカ政府は、既に金委員長の亡命先を手配しているかもしれません。

 以上に主要な3つの解釈を挙げました、ポンペオ長官の発言は、その意味するところによって、今後の展開について全く違うシナリオを描くことができます。果たしてアメリカは、金委員長に対して何を保障しているのでしょうか。(以上、倉西雅子先生)

 

★★★ (ベッラの意見)ポンぺオ氏の北朝鮮での発言などから、日本が北朝鮮に「一兆円」支援する、ということをどういうことなのか、私のブログに書いたのは次の通りです。(まだご覧になっていらっしゃらない方は下記のリンクをクリックでお願いします)

 https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/1c68ab0408818d7ab4b727f0057582e4

 https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/9c4220b72e2df590432549d89b132026

 国会では反日野党と自公の与党との論争が続いていますが、私は左右どちらでもない方々に最近このような話を伺っています。「野党もしつこいし、そればかりで全くダメだ」もちろん与党のことも厳しく批判されています。またテレビは有名タレントのスキャンダルが花盛り。「尖閣」周辺の危機や北海道の反日左派の実態など、ほとんど知らない。

 日本は「世界の草刈り場」にされ、また日本国内では一生懸命働いてきたご年配の方々を「老害」「ジジイ」「ババア」と、ホシュと称する一部の人たちは「セクハラ」には声を荒げますが、こうしたことには黙認または積極的に被害者意識いっぱいで世代間争いをモットーにし、得意げになっている方もいます。本来の「敵」を誤っているのです。

私がたまたま病院に行くと、顔が青く変色し腫れあがったお年寄りがいます。これは想像するだけで怖ろしい、付き添っているヘルパーさんのような方に「どうされたのですか?」と伺っても「転んだのよ」という答えです。そんなはずはありません。幼児・乳児などの事件もそうです。また若い世代の「ひきこもり」も「経済」だけの問題ではないような気がします。ぜひ専門家はこの部門でも声をあげてほしいと思います。家庭崩壊、本当に恐ろしい。

 日本が置かれた現状を考え、日本の富はどう搾取され、貧しくなっているのか、ということも視野を広げて考えなければなりません。日本人学生よりも優遇される外国人学生、増える外国人教授、野放しにされる反日活動家、「スパイ防止法」を、という声がすすまない日本。

 愛する日本のことを思うと不安になります。

 ブログのティールーム

 

  本日は巨匠ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのチェロ、チャイコフスキー作曲「アンダンテ・カンタービレ」をどうぞお聴きください。

 Mstislav Rostropovich - Tchaikovsky's Andante Cantabile

 

 

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国際政治学者 倉西雅子先生のご意見、それと私の意見ですが「政局で争うと道を誤る」

2018年05月13日 | 政治

★ 国際政治学者の倉西雅子先生はいつも冷静な判断を示してくださいます。今回、倉西先生の許可を得て転載をさせていただくことになりました。どうぞご覧ください。

北朝鮮への見返りは不要なのでは?-対北支援の悪しき先入観

2018-05-12 15:36:33 | 国際政治
報道に拠りますと、米朝首脳会談を控え、ポンペオ米国務長官は、北朝鮮が早期に非核化のための具体的な行動を採れば、経済支援を行う用意がある旨の発言をしたそうです。果たして、国際法や国連安保理決議を無視して秘かに核開発を行った北朝鮮に対して、見返りを与える必要はあるのでしょうか。

 北朝鮮への見返り提供は、犯罪者に対して武器を置くことを条件に報償を与えるに等しくなりますので、社会倫理に反することは言うまでもありません。同国の核開発とは人類を人質にとった犯罪とも言えますので、北朝鮮にとりましては、半ばその目的を達成したことになります。おそらく、同国にとっての核開発計画とは、保有に成功すれば軍事的優位と脅迫の手段を手に入れ、放棄すれば見返りとして巨額の資金を引き出せますので、どちらに転んでも自国が‘得’をする国家戦略であったのでしょう。

 こうした北朝鮮の狡猾さを考えますと、迂闊に見返りを与えることは、国際社会において深刻なモラル・ハザードをもたらしかねません。北朝鮮のみならず、他の諸国も同国の策略を模倣する可能性を否定できないからです。放棄に対する見返り目当ての、‘核兵器の拡散’ならぬ‘核開発計画の拡散’も国際社会が怖れるべき事態です。

 そして、ここで考えるべきは、北朝鮮に対する経済支援を当然のことと見なす先入観です。その先入観とは、()同国は、目下、国民の大半が飢えに苦しみ、経済が停滞した最貧国である、()日朝国交正常化に際して、日本国は北朝鮮に対して巨額の経済支援をすべきである、()朝鮮半島の南北再統一のためには、対北支援が必要である、といったものです。これらの先入観が存在する故に、国際社会は経済支援を当然視し、北朝鮮もまた、核問題を梃子にこれらのポケットから最大限の資金を獲得ようと画策していると推測されるのです。

 しかしながら、以上の諸点の何れもが国際法上の根拠があるわけではありません。()については、長期に亘り、統制経済を敷いてきた北朝鮮の自己責任であって国際社会に支援義務があるわけではありませんし、()についても、冷戦期にあって韓国支援のために締結された日韓請求権協定を先例と見なすとすれば、今日とは状況も政治的意味合いも異なっています。また、()に関しては、ドイツの再統一の事例に従えば、第一義的な支援責任は韓国にあります。しかも、それが国家犯罪の見返りとなれば、国際法秩序を揺るがしかねないモラル・ハザードであることは既に述べました。

 しかも、一説によれば、欧州諸国や中国等の対北融和政策の背景には、北朝鮮に埋蔵されているウランを始めとした豊富な鉱物資源があります。イランに対する経済支援が話題とならないように、仮に北朝鮮が、‘完全、検証可能かつ不可逆的な核廃棄(CVID)’を以って核を放棄し、経済制裁が解除された場合には、同国は、鉱物資源の輸出を以って自力で経済開発を行うべきです。見返りとしての北朝鮮への経済支援は、米中対立が先鋭化している中、‘敵に塩を送る’結果となりかねないのですから、この案は見送る方が賢明であると思うのです。(以上、倉西雅子先生)
 
 

★★ (ベッラの意見)それから私が常々感じていることですが、「憲法改正」は安倍総理がひとり主張してきたのではないということです。平沼赳夫前衆議院議員が戦後、最初の選挙から一貫して述べてこられ、三宅博先生をはじめ、多くの方々が仰ったことで「改正」でなくて「自主憲法」を主張してこられたのです。

しかもあの共産党ですら、最初はアメリカが決めた現憲法を否定していたのです。

今は、憲法云々している暇などもうない、尖閣周辺は勿論のこと、沖縄や北海道も大変心配な状況です。

国民は「おまかせ定食」を許していません。また反日左派の売国定食?なども論外です。

目の前にある問題は山積みです。国民は自分の日々の生活に必死です。そのために国会議員を送り込んでいるんですが、今は混乱状態です。

国民にとって諸派の諍いなど関係のないこと、でしょう。あまりにも諸派の立場を護ろうとするあまり、肝心の国家国民を護れなくなるのです。私はどこにも属していません。

ハッキリ言えることは「日本の為」かどうか?で判断するしかないのです。「種子法廃止」「水道民営化」「カジノ」「パチンコ」など反対です。教育費バラマキや外国人留学生に対する日本人以上の厚遇も反対です。

「日本の為」であるかどうか・・・です。

 

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本日はフリッツ・ヴンダーリヒの美しいテノーレで「奥様お手をどうぞ」

Fritz Wunderlich - "Ich küsse Ihre Hand, Madame"

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