大学生に教えられることもある。
スウェーデンに留学する学生さんの推薦文を書くにあたって彼から出てきた言葉が「Society5.0」やら「地政学」やら、私も今年初めて出会った言葉のオンパレードでびっくり。
時々このような秀才にも出会えるのは楽しい。
それで「エドテック」という言葉が出てきた。
半世紀もすれば説明不要なのだろうが、令和の初期には説明が必要だ。
簡単に述べると「AIによる学習」となるだろう。AIの質問に答えると、その答を基にAIが次の質問をする、ということのようだ。
こうなると、Society3.0に合わせて作った学校教育は不要になる。
オランダあたりは、その実験がかなり進んでいるそうだ。
日本は文科省があまりにもたもたしているので、経産省が動き始めたという。
以上がその秀才君の話だが、「またか」と思うことしきり。
ずっと以前の記事でも書いたように思うが、1970年台の学習指導要領は戦後最もハイレベルだった。これは「文部省の政策では国際競争に追い付かない」という理由で、当時の経済企画庁が画定した結果だ、と今は亡き堺屋太一さんがNHKテレビで発言していらした。
そんなことがあるんだ!と当時は驚いただけだったけど、歴史は繰り返している。
経産省、がんばれ!
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