その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

渋谷らくご10周年記念興行 最終日最終公演に行ってきた

2024-11-14 12:27:31 | 落語

シブラク10周年記念興行最終日最終公演に伺いました。

初めて行ったのが2023年8月なので、まだ1年ちょっとの通い経験しかありません。ただ、必ずしも混みあっているとは言えない公演が多いのも事実でありまして、ちょっとお先が心配になることもあるのですが、10年続けられているってホント凄いです。私自身、粒ぞろいの演者さん、高座との距離の近さ、たっぷりの時間、アットホームな雰囲気、クッション効いて座りやすい椅子と、いいとこずくめのこの渋谷らくごは大好きで、極力毎月足を運ぶようにしています。

今回は10周年記念月ということで、会場のユーロライブの出入口付近には記念のポスターや常連の演者さんたちの写真入りポスターが掲示されていたりしていて雰囲気を盛り上げてました。私も今回は気合を入れて、前売り券を買って、最前列に座りました。

最終日最終公演は小痴楽師匠、文蔵師匠、いちかさん、吉笑さんという豪華メンバー。いちかさんの講談は初めてですが、その発声の気持ちよさ、表情の豊かさ、話の盛り上げ方などなど流石です。真面目な正直者が報われるお話ですが、涙を誘われました。

主任は来年6月の真打昇進が決まっている吉笑さん。「カレンダー」は彼の新作ものとしては結構定番ものという話を聞いたことがありますが、私は初めて。マシンガントークに乗って、縦横無尽に展開するドタバタ喜劇はいつもながら聴衆を惹きつけて離しません。

小痴楽師匠、文三師匠はいつも通り楽しませて頂きました。小痴楽師匠が読書家とは聞いてましたが、都市伝説/陰謀論好きとは知りませんでした。いちかさん曰く、若ヤクザ、年寄ヤクザ、インテリヤクザの三名、それぞれ持ち味違って、最終公演に相応しい盛り上がりでした。

終演は22時15分過ぎ。2時間15分超を大いに笑ってストレス発散。これからも通いますので、よろしくです。

 

2024年11月13日 20:00~

 

柳亭小痴楽 花色木綿
橘家文蔵  千早ふる
市川いちか  報恩出席俥
立川吉笑 カレンダー


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