ni日曜日に走った長野マラソンの1日をお送ります。
【起床~スタート】
4:45起床。目覚ましは5:00セットだったので、ちょっと早いが始動。前日にコンビニ購入したおにぎり、カット野菜、ゆで卵、クリームチーズ、味噌汁、野菜ジュースを食す。
3年前初めて走った時も、長野のホテルを確保できず上田に宿を取った。その際は5:45発の臨時列車に乗ったが、やや早く着きすぎた感があったので、今年は一本遅い6:08に乗る。小諸始発なので長野まで座れないではと心配だったが、到着時はガラガラ。長野で真っ赤なコカコーラ列車に乗り換え、隣の北長野駅で下車。プラットフォームから改札までが大渋滞で、駅の改札を出るのに10分程度掛かってちょっといらいら。次回は階段が近い前方の車両に乗ろう。
≪コカコーラ列車≫
≪まさか改札にたどり着くのに10分かかるとは≫
駅からは15分程度歩いて、会場入りは7:30。すぐにトイレに並ぶ。待ち時間は15分。すっきりした後は荷物預けて、8時にスタートエリアへ。ここまで完璧と思っていたが、準備運動してないことに気づいた、高橋尚子さん(Qちゃん)リードの体操で体を温めるが、曇り空の天候は結構寒く、体が冷える。
≪スタートエリアに集合≫
今回は自己新目指して、3時間45分を切ることが第一目標だ。
≪いよいよ42kの旅スタート。スタート台に上がっているのはQちゃん≫
【スタート~10km】
薄曇りの天気で低めの気温は、マラソンには絶好のコンディション。定刻8:30にスタート。相変わらず沿道は凄い応援で一杯。久しぶりの歓声の中で走れる喜びに、嬉しくなって、スピードがついつい上がりがち。アップダウンがあり、自分のペースを掴みにくい。5キロ通過は26分53秒で理想の入り方。5k過ぎから善光寺の参道を下る。ここで早くも最初のアクシデント。スタート前に体を冷やしたためか、トイレに行きたくなってきた。我慢するか、早めにトイレに行くか、頭の中でいろんなシミレーションを走らせる。10キロ地点で52分59秒で、5kのラップが26分6秒を確認して、この感じなら早めに行っておこうと判断し、ビッグハットのトイレに寄り道。50秒ロスしたが、体楽になって仕切りなおし。
【10k~ハーフ】
多少声援も落ちついてきたので、ペースを意識して走るが、トイレロスを取り返そうとして、どうしても早くなる。市街から犀川沿いの道に出て展望が開けて、気持ちがいい。15キロ地点で1:19:52で、5kラップは26:57(トイレロスを除くと26:7)、自分としては練習でも例がないハイペース。もう少し抑えるべきだが、3時間45分切りのためにはこのぐらいのペースが必要だし、気持ちと脚がコントロール不能。もう行けるところまで行くしかないかと割り切る。
応援地帯となっているMウエーブ周回の声援がまた凄い。これまで液体だけだったエイドがやっと給食が始まる。バナナを取ってほうばる。五輪大橋は私が嫌いな自動車道路特有の緩やかな上り。20キロで1時間46分6秒で5キロラップが26.14。あとどのくらいこのペースを続けられるのか・・・
≪Mウエーブ通過≫
【ハーフ~ゴール】
オリンピック・モニュメントであるホワイトリングを見ながら幅広の道が広がる。走りやすい。桜や桃の花が美しい。雲が切れ太陽が顔を出し始め、気温が上がってきた。25キロ地点は、2時間12分16秒で5キロラップは26分9秒。相変わらずハイペースが続く。まだ17キロもあるが、カウントダウンを意識し始める。ハーフを超え体が疲れてきたのがわかる。この辺りからペースが落ちてきた。千曲川に出たところでQちゃんが「頑張ってください~」と一声かけてくれた上にハイタッチ。これはとっても元気が出るのだが、贅沢言えば、もっと疲労婚倍の30キロ以降でご登場いただくともっと嬉しいなあという思いが頭をよぎる。
≪野球少年の応援は嬉しい≫
30kは3時間6分59秒、5キロラップは27分50秒。いよいよペース落ちが明らかに。この辺りは真田家ゆかりの松代エリアにあたるためか、真田の兜を被った女性陣達が応援してくれる。ここから35キロぐらいまでは淡々と。 34kの給水場に立っている桜が丁度見頃だった。 岩野橋を渡って、最後の堤防沿いの一本道。見通し良く、気分が良い。35kは3時間6分59秒で5キロラップが27分50秒。そういえば3年前はここでもう完全に足が止まった場所だ。ペースは落ちたが今年はまだいけるぞ。左手にゴールのオリンピックスタジアムも見えてくるが、まだ7kある。右となりをすーっと「おじいさん」(明らかに70代か80代)に抜かれた。大したもんだなあ。この最後の堤防道路が長く5k近くある。まだかまだかと思いつつ、やっと川を離れ、一般道に出て40キロ時点。3時間37分32秒。
≪梅の花が美しい≫
≪34キロ地点の給水所≫
目標の3時間45分切れは届かなかったゴールは手元の時計で3時間51分台。オリンピックで言えば、銅メダルぐらいかな。
やっぱり、この大会最高です。沿道の大応援、スムーズな運営、出場選手の規模、ボランティアの皆さんの笑顔、素晴らしい景色、この満足度の高さはなかなか他の大会ではない。唯一の難点であるエントリー競争の厳しさだが、必ず来年も走って自己記録をやぶりたい。
それにしても今回は疲労困憊。前回は、長野駅そば屋で天ぷらそば食べて、善行寺観光して帰京したのですが、今回は疲れ果てて、観光どころか、めし、ビールは全くのどが通らない。吐き気を催したぐらいです。そばは駅の立ち食いそば屋でかけそばだけ頂きながらも、ショート観光の気分も無く、予定の新幹線を早めて帰京しました。
2019年4月21日