その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

楽天モバイルパーク宮城に行ってイーグルスを応援して来た!

2024-10-06 08:18:53 | 日記 (2012.8~)

先日、仕事で仙台へ出張した折りに、立ち寄った東北営業所の仕事仲間から、楽天の応援に誘っていただいた。外野のボックス席を取っているのだが、1人分まだ余裕があるという。「行く、行く」と即答し、終業後、一緒に球場へ。

楽天モバイルパーク宮城を訪れるのは初めて。コンパクトな球場で、いろんなお店やイベントがある。レフトスタンド奥には観覧車まであって、まさにボールパークとしての楽しさが一杯。天候も暑すぎず、寒すぎずで、これ以上のナイター日和はないほど。


(1塁側内野席からの眺め。自席は外野席だが、スタンドを自由に動いて回れる)

ボックス席というか東京ドームとかにある年間予約席なのかと思ったら、まさに外野バックスクリーン横にテーブル付きのボックスが仕切られていて、6.7名のグループで楽しめるようになっている。テーブルと椅子が設置されているボックスもあれば、相撲の升席のようにただ人工芝が敷いてあるだけのボックスもある。そこなら、大人は寝転がって観戦できるし、小さな子供も放っておける。

我らが陣取ったテーブル・椅子付きのボックスからは、フィールド全体を俯瞰できるうえに、ピッチとの高低差もあまりなく、とっても見やすい。試合観ながら、宴会で、一粒で2度おいしいとはまさにこのことだ。

クライマックスシリーズ進出を左右する大事なゲームだったが、楽天は攻撃振るわず、途中で同点に追いついたものの、その後マリーンズに追加点を許し1-2の敗北に終わった。まあ、これだけ打てなきゃしょうがないね。

試合終わっても、ボックス席の宴会は続いて、そのまま反省会。私を除いた6名ちゅう5名はユニフォーム着用だから、ああでもない、こうでもないという戦評が続いた。選手と今シーズンの実情にも疎いので私には発言機会はないが、銭湯内のような野球談議は聞いているだけでも面白い。

帰りは仙台駅まで徒歩で。20分弱ぐらいかな。駅チカの飲み屋が集まった飲み屋フロアで2次会。散々、酔っぱらって、午前様前に解散となりました。応援スタイルも土地土地の楽しさがあるわ。

(付録)仙台飯紹介

ランチで食べたマーボー焼きそば。上げ麺の上に麻婆豆腐がかかっている。仙台のどっかの中華料理屋さんが賄料理として作ったのが、広まったらしい。麻婆豆腐は、辛さも痺れもしっかりした本格麻婆。それが、揚げ麺にしっかり馴染んでとっても美味しい。ただ、同僚によると、「店によっては全然惜しくないとこもあるから注意です」とのこと。

その麻婆焼きそばのおかげで、夜の球場宴会では殆ど食べず。ホテルに戻ってから、ちょっと小腹が空いたので、仙台と言えば、そばの神田。いつも盤石の美味しさです。

 


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春風亭昇太・桂宮地「二人会」(+桂小すみ) @調布グリーンホール

2024-09-13 07:30:41 | 日記 (2012.8~)

笑点〈大喜利〉の司会、レギュラーメンバーとして夫々活躍される春風亭昇太と桂宮地の「二人会」に足を運んだ。

ただ、今回の私のお目当ては、今年のゴールデンウイークに浅草演芸ホールで初実演に接した音曲担当の桂こすみ姐さん。その時は、初めて生で聴く姐さんの三味線と唄、そして越後獅子とともに、プッチーニ「蝶々夫人」での引用部分を歌ってくれたのが感激だった。

今回は後半、トリを務める昇太さんの前に登場。越後獅子も弾いてくれたが、「蝶々夫人」についてはほんの触りだけの歌の披露だったのは残念。

一方で、今回の目玉は七・七・七・五の音律で歌われる「隅田川さえ 竿さすのに・・・」の替え歌。隅田川をナイル川、ラプラタ河に置き換え、曲も思い切って編曲した「干乾しのピラニア」をご披露頂いた。「隅田川・・・」との違いや、現場を想像させる曲と歌が素晴らしい。

昇太さんの紹介によると(落語家のコメントではあるが)「東京学芸大学出身で、ウイーン音楽大学に国費留学もされているとのこと。もともとはリュート弾き」だそうである。歌も三味線も魅力的で素晴らしい上に、差し込まれる楽器や曲の小話も勉強になる。独演会とまでは行かなくても、どっかでもっと長い時間枠でやってもらえないかしら。今後もフォローしていきたい芸人さんである。

落語の方は、前半は前座さん(春風亭昇ちく)の「初天神」に続いて宮地さん。何度か実演聴いているが、いつもながら声の張りと勢いが素晴らしい。演目は「お見立て」。

トリは昇太さん。鉄板の「笑点」ネタの枕から入って、演目は「不動坊」。昇太さんの落語はいつも手軽で、素直に聴きやすい。

今回は最前列の席を確保していたので、ホール落語と言えども、演者さんの表情もしっかり確認できて嬉しかった。

一方で、会場が大きいと動作や声も自然大きくなるので、必ずしも近ければよいというものでもないのかな、という感想もよぎる。いずれにせよ、2時間10分、たっぷり笑って帰路に就いた。今週前半、仕事でストレス続いたので、良い発散になった。「笑い」はとっても大事。

演目
初天神   昇ちく
お見立て  宮治
 お仲入り
      小すみ
不動坊   昇太


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はじめてBリーグのゲームを観る:アルバルク東京 VS 広島ドラゴンフライズ

2024-09-09 07:34:34 | 日記 (2012.8~)

アルバルクファンからお誘いを受け、初めてBリーグのゲームを観に行った。シーズン開幕は10月からなので、プレシーズンマッチだ。場所は味の素スタジアムの向かいにある武蔵野の森総合スポーツプラザ。この会場も初訪問。

バスケットボールのゲーム観戦は昨秋の米国東海岸を訪れた際に、たまたまニューヨークのマディソンスクウェアガーデンでカレッジバスケットボールのゲーム(これもプレシーズンマッチだった)を観て以来。

飛田給駅から続々とファンが詰めかける。FC東京戦のような人混みにまでは至らないが、アルバルクのユニフォームを着こんだファンたちが、列をなすように会場に続いていて、昨今のバスケットボール人気の高さを伺わせた。

チケットに4階自由席と記載があったので、きっと芥子粒のように見えるだけではと想定していたのだが、会場は想像よりずっとコンパクトで、4階席からでもはっきりと選手が見える。NHKホールの2階席ぐらい。

ゲーム前のお祭り的な雰囲気も、米国には及ばないものの、チアリーダーのダンスや選手紹介の演出など楽しい雰囲気満載だ。

対戦相手の広島は昨シーズンの優勝チームと聞いたので、ゲームのほうはあまり期待していなかったが、第1クオーターからアルバルクのワンサイドの展開で、3ポイントも含めゴールラッシュとなって、嬉しい誤算。広島は選手の調整が遅れているのか、アルバルクのディフェンスが冴えているのかの区別がつかなかったが、シュートの成功率が極めて低くなかなか点が取れない。

外国人選手も一定数交じるが、敏捷な選手の動きやアルバルクのシュートの正確性は、想像以上で楽しめた。一方で、コンタクトの激しさ、ゴール前の厳しさなどはもう少しパワフルであればもっとエキサイティングなのではと思わせた。まあ、プレシーズンゲームだから怪我は避けなくてはいけないので、そんなことも影響しているのかもしれない。

プレシーズンゲームということもあってか、タイムアウトも少なく、試合はサクサクと進み1時間40分ほどでゲームは98-50のアルバルクの完勝で終了した。

野球、サッカー、ラグビー、バスケットボールと日本のプロスポーツ界も競争激しく、ファンの取り合いと思われる。コート上のゲーム以上の厳しさが伺われた。

 

2024年9月7日


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残念なゲーム:多摩川クラシコ2024 FC東京vs川崎フロンターレ @味の素スタジアム

2024-08-16 11:32:40 | 日記 (2012.8~)

6月に数年ぶりにFC東京の応援に味スタに行ったのが、眠っていたサッカー生観戦の楽しさを呼び覚ましてくれた。今回は多摩川クラシコと愛称が付く、多摩川を挟んだ対決である、川崎フロンターレとの対戦。

パリオリンピックでの女子マラソンで鈴木優花選手の力走を見終わってからのスタジアム行きだったので、到着はキックオフ15分前。多摩川クラシコとあって、試合前の盛り上げも普段以上で花火が上がったりで、ほぼ満員の味スタの盛り上がりはパリオリンピックに匹敵するほどでは無いかと思われた。


(試合前の盛り上げ  1階指定席に間違って座っていたため、2階席に移動)

ただ、ゲームは超しょぼいもの。前半19分に2点目を取られるまでは、チャンスもあって積極的な姿勢が見れたが、0-2になってからは、逆にチャンスらしいチャンスも無く、イライラの展開が続く。後半も、数少ない好機はものにできず、30分にあっさり3点目を入れられ、絶望。ラスト10分はそれなりに意地の攻撃はあったが、結局無得点のまま、0-3で終了となった。

見ていて、順位は下の川崎に良いようにペースを握られ、川崎の大人のサッカーと時々暴れるがちぐはぐな攻守の若い東京の差が現れた印象の試合だった。いくら超が付くほどの蒸し暑いスタジアムだったが、ホームでこのやられっ放しのゲームありかよ。ともう怒りとも諦めともつかないがっかり感満載のゲーム感で合った。

まあ、今の私はファンとは呼べないなんちゃって応援なので「まし」だが、チームを応援し続けると言いうことは、常勝チームでない限り、こういう試合にいくつも立ち会わなければいけないということで、ファン道の厳しさを察する。

ただ純粋にスポーツを楽しむという点でも現場観戦は面白い。特にサッカーは全体の動きが見渡せるので、戦術的な動きやフォーメーションの変化が手に取るようにわかる。さて、次はいつにしようか。

(2024年8月11日)

 


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三人会 柳亭小痴楽、林家つる子、柳家わさび @有楽町よみうりホール

2024-08-14 07:27:19 | 日記 (2012.8~)

若手真打ちによる三人会。今回のお目当ては、今春抜擢で真打昇進を果たした林家つる子さん。つる子さん聞きたさに、週末の午前中から有楽町よみうりホールへ。

開口一番では二つ目の鈴々舎美馬さん。若い女性落語家さんで、小柄で可愛らしい雰囲気の方。落語界もどんどん多様化してて良いね。

続いて、小痴楽さん。この方、生は去年8月の<しぶらく>以来ですが、NHKラジオ第1の<小痴楽の楽屋ぞめき>がいろんな落語界の裏話が面白くよく聞いてます。切れの良いセリフ回しが好き。新作なのかと思いきや、演目は古典の「堪忍袋」。おかみさんの演技が色っぽかった。

休憩挟んで、つる子さんの登場。演目は季節にぴったりの「お菊の皿」。このお話し、お菊さんが主人に仕組まれて手討ちにされたのを恨んで幽霊として出る「皿屋敷」をもとに、その幽霊お菊と町の庶民との騒動を描いた滑稽話だが、今回のつる子さんの噺は「お菊の皿」部分もかなり詳しく演じてくれた。その「皿屋敷」部分の幽霊お菊さんの怖いこと。そして、楽しんだのは、「お菊の皿」での幽霊スターとなったお菊さんの緩んだお茶目ぶりとの落差。表情や仕草で、同じ人物の変化を、面白おかしく演じるつる子さんの芸を堪能した。

そして、トリはわさびさん。わさびさんも昨年の5月浅草、9月の<しぶらく>以来。てっきり古典かと思いきや、季節感たっぷりの新作「エアコン」。新作は、過去に聞いたことがあったり、ある程度予測がつく「古典」と違って話の展開がどうなるかが分からない。聴く方も「古典」とは違う緊張感がある。今回の「エアコン」もなかなか先が読めない展開を楽しんだ。

ベテランもベテランならではの味があるが、この日のような若手真打の芸は、勢いと芸の両方が楽しめ、とっても刺激的な2時間。

終演後は交通会館の地下へ。13時過ぎだというのに、どの店も混んでてで驚いたが、水沢うどんので鶏うどんを頂く。カラっと上がった鳥のてんぷらとさっぱりとしてるが出汁の効いたうどん汁が上品でとっても美味しく満足。

2024年8月4日

 

 


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立川吉笑 真打トライアル 2024 『古典モード』 @博品館劇場

2024-07-22 07:30:18 | 日記 (2012.8~)

真打への内定は受けたものの、実際の昇進時期が決まっておらず「真打トライアル公演」が続く立川吉笑さんの独演会に足を運びました。会場は、会社の近くの博品館劇場です。新作らくごで知られる吉笑さんですが、今回はタイトル通り古典の3本立て。

ただ、この日は自虐的なまくらが最高でした。笑った、笑った。エピソードの真偽をいちいち詮索するのは野暮だし、具体的ネタのご披露はマナー違反として差し控えますが、いや~真打になるって大変なんですね。

古典の3本はもちろん聴き応えたっぷり。吉笑さんの落語は勢いと登場人物たちの活き活き度が魅力です。それぞれ作風が異なり、登場人物たちのキャラ設定も大いに違いますが、吉笑さんがそれぞれを演じ分ける表現がお見事。この方の落語は、リラックスしながらも、自然にぐーっと高座に意識が集中していくんですね。当然ながら、眠くなることは一切ありません。結局、終演は予定時刻を15分以上オーバーして、終演は21時20分頃。十二分に楽しませて頂きました。

2つ目の吉笑さんの落語を聞くのはこれが最後になりそうです。次は昇進記念公演に顔を出したいと思います。

 

(以下、写真は撮影Okの時間帯撮影のものです)

2024年7月18日 19:00~

立川吉笑 真打トライアル 2024『古典モード』

十徳
三人旅·おしくら
仲入り
妲己のお百


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7月渋谷らくごで初めて浪曲を楽しむ @ユーロスペース 

2024-07-17 07:18:24 | 日記 (2012.8~)

2ヵ月ぶりの渋谷らくご。今回は2つの収穫があった。

一つは、初めて浪曲をしっかり聴けたこと。過去に寄席で聴いたことはあったものの、落語の間のリラックスタイムみたいに捉えていて、(失礼ながら)正対して聴いたとは言えなかった。今回、会場のユーロスペースのこじんまりとして、音響良き空間、しかも前列4列目と言うこともあって、初めてガチに聴いた。

浪曲師玉川太福さん、中川みね子さん三味線による演目は天保水滸伝から「笹川の花会」。浪曲の世界では代表的な作品のようだが、私自身は予備知識は殆ど無し(登場人物の国定忠治だけ知っていた)。それでも、緊張感溢れるストーリー展開、唸らせる顛末、痺れる太福さんの低音など、想定外の感動だった。三味線と合わせて、これは簡易版ミュージカルなのね、と理解。今の時代、愛好者は減っているのだろうけど、過去から人々に好まれてきただけのことはあるのだなと納得した。

二つ目の収穫は、夏落語の効用。今回の落語は夏にかかわる噺が3つ。勢いある三遊亭兼太郎さん、確実に笑わせてくれる春風亭昇昇師匠、端正で正統派の隅田川馬石師匠と、いずれの方も私にはお初で、三者三様の芸を楽しんだ。エアコン効いたユーロスペース内と言う身体的涼しさに加えて、花火と言った夏の風物詩や夏の蔵に保管されているみかんや鯉のあらい、冷酒と言ったネタを想像しながら話を聞いていると、心理的にも涼しくなる。外は蒸し暑さで不快指数100%。暑いときには落語で避暑という新しい楽しみを見つけてしまった。

 

2024年4月14日 14:00ー16:00

三遊亭兼太郎 たがや
玉川太福、中川みね子 天保水滸伝から「笹川の花会」
春風亭昇昇  千両ミカン
隅田川馬石師匠  青菜


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2年ぶりのFC東京、ナマ応援。vsジュビロ磐田

2024-06-22 07:51:16 | 日記 (2012.8~)

(1週間遅れの観戦記)

2年ぶりにFC東京の応援に味スタへ。ジュビロ磐田と。

子供が小学生の時は、ホームゲームは近所の子供たちと一緒にほぼ皆勤だったんだけど、ここ10年はすっかり不良サポートナーに。

もうナイターには最高の爽やかな初夏の日で、観戦には最高の日よりです。

”You'll Never Walk Alone”を歌って、試合が始まり、次々と色んな応援歌を歌う。久しぶりだ。(ちなみに、イギリスに赴任する前は、”You'll Never Walk Alone”は東京の専用応援歌かと思い込んでいたのですが、当地でリバプールのゲームを観ていたら、まさにこの歌が歌われていて、かなりのショックを受けたのも今となっては懐かしい)

試合は前半は押し気味に進んでいるように見えつつも全然、ゴールを感じさせる攻めはなく、逆に1点を先行されて、超ストレスフルな展開。

ハーフタイムに、偶然、ご近所さんと出くわし、これはびっくり。子供どうしが1学年違いのお友達なので、昔は一緒によく応援に行った人。なんと、子供が成長した後も、しっかりとサポーターを続け、今でも年間シートの指定席で応援されているとのこと。流石だわ。

後半もイライラする展開が続いたが、後半38分にようやくフリーキックから若手の安斎選手(私は殆ど知らず)がヘディングでゴールを決め、やっと追いつく。ここからは、東京の怒涛の攻めが始まって、応援サイドとしてはこれほど楽しい時間は無かった。結果は残念ながら引き分けで終わったが、久しぶりに来たワイには十二分の楽しさ。

ピッチ全体が見渡せること、現場ならではのサポーターの一体感、ライブ観戦ならではを満喫できた。

また来たいのだが、問題は時間とお金。やりたいこと、行きたいとこが多すぎて、時間とお金という有限資源をどう振り分けるのか。悩みは尽きない。楽しいこと多過ぎるわ。

2024年6月16日 18:00試合開始 @味の素スタジアム


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柳家三三 独演会

2024-05-23 22:30:28 | 日記 (2012.8~)

柳家三三の独演会。前座さん(柳亭市好)の〈寄合酒〉に続いて、〈明烏〉と〈大工調べ〉の2本。いつもながらのキレの良い語りっぷりで古典落語を堪能。〈大工調べ〉の棟梁の啖呵はさすが三三師匠の真骨頂。45分使って、たっぷりの古典は、寄席では味わえない奥深き芸。


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渋谷らくご 5月金曜夜の部 @ユーロスペース

2024-05-18 07:53:46 | 日記 (2012.8~)

久方ぶりの渋谷らくご参戦。夜の予定が空いて、サントリーへ日フィル/カーチュン・ウォンのマーラー9番を聴きに行くか、渋谷で落語を聞くか、両極端な選択肢で結構迷ったが、笑いを取って渋谷へ。

前半戦は2つ目さんによる新作、後半戦は真打による古典、と新旧合わせたバライティに富んだプログラムとなり、とっても充実の金曜の夜となった。

信楽さんは、「落語選手権」以来。あの時も聴いた「変身」も含 めて2本。本人も言っていたが、今一つ歯切れ良くなく、コンディションよくなかったよう。

談吉さんは初めて。これまた新作だが時代設定は不明な、鶴の恩返し的な蝦女性を巡る人情噺。動作を交えた話しっぷりぐっと惹きつけられる。

百栄さんは久しぶり。独特の、まったりした間だが、さすが真打ち。前半たっぷり15分使ったまくら(NHKアナウンサのインタビュー今・昔)と後半は道具屋。

トリの菊之丞さんは1年前に浅草で一度聴いて以来。改めて、柔らかく美しい話口と所作には見とれてしまう。洗練された名人芸を感じる。

終了は午後10時過ぎ。ちょっと遅いが、飲んで10時になるよりはずっと良い。良い週末の始まり方である。

 

5月10日(金)20:00-22:00

「渋谷らくご」

柳亭信楽-警察官/変身
立川談吉-太郎お伊勢
春風亭百栄-道具屋
古今亭菊之丞-鼠穴

来場者数 57名
#シブラク


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2024ゴールデンウイークの谷間:小すみ姐さんを初見 @浅草演芸ホール

2024-05-04 09:18:25 | 日記 (2012.8~)

ゴールデンウイークの谷間で、職場も仕事も落ち着いた1日であったので、仕事帰りに寄席へ立ち寄った。浅草演芸ホールは昨年のゴールデンウイークに訪れて以来1年ぶり。ここは、18時以降は夜間割引あって2500円で見れるのが嬉しい(19時以降は2000円)。

昨年の連休に昼の部に訪れた時は、超満員だったが、この日は平日夜とあってか、まばら。入ったときにはぱっと見30名強ぐらいのお客さんで、お席も超余裕だったので、前列3列目に陣取り芸人さんをがん見して鑑賞。時々目が合ったりして、楽しい楽しい。

真打さんたちの落語は夫々、芸分違って楽しめたが、今回の掘り出しは初実演鑑賞の桂小すみさん。三味線、唄、踊りを披露頂いたのだが、夫々素晴しかった。個人的に嬉しかったのは、冒頭に「越後獅子」を三味線に唄をつけてくれたのだが、その後にこの曲がプッチーニの〈蝶々夫人〉での引用されていることを、実演付き(本当のイタリア語の歌詞だったかどうかは分からなかったけど、それっぽかった)で解説。〈蝶々夫人〉にいくつも日本民謡が使われているのは知ってはいたし、聴いてもいたのだが、こうやってオリジナルと比較なんてなかなか聴けない。この方、歌声も本当に綺麗で、安定している。加えて、この日は〈奴さん、姐さん〉の舞つきで、いろんな芸を満喫させてもらった。ちょっと、これから追っかけてみたい。

トリは、初めて聞く春風亭柳之介さんの〈付き馬〉。通りの良い声に、歯切れのよい話しっぷりだ。男前の風貌で、こちらも十二分に楽しませてもらった。

良い、連休の中日であった。

 

2024年4月30日

 

(夜の部 途中から)
瞳ナナ マジック
昔昔亭桃太郎 結婚相談所
春風亭笑好 動物園
ねづっち 漫才
三遊亭遊馬 転失気
柳亭楽輔 風呂敷
桂小すみ 奴さん姐さん
春風亭柳之介 付き馬

 


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春爛漫の日比谷公園

2024-04-19 07:32:33 | 日記 (2012.8~)

週末の野川・武蔵野公園がとっても素晴らしかったので、お客様訪問の途中、日比谷公園に立ち寄り、都心の春もほんの一瞬楽しみました。

丁度、木々に新緑の若葉が芽吹き始めたところ。これから毎日、表情が変わっていくんですよね。

池の周辺の緑も眩しいくらい。

チューチップ畑も。

公園中央の緑地は今全面改修中でフェンスが張ってあり少々興ざめですが、気軽に立ち寄れる都心のオアシスとして、日比谷公園はとっても貴重です。

2024年4月15日

 

 


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春爛漫の武蔵野 @野川・武蔵野公園

2024-04-18 07:41:32 | 日記 (2012.8~)

ついこの間までコートを着て出歩いていたのが、いつの間にか夏の気配さえ感じられる本格的な春となりました。日曜日の朝、春を感じに野川・武蔵野公園に朝ジョグに。


朝7時過ぎの武蔵野公園。犬の散歩に来る人、ジョッガー、朝の散歩・・・、夫々の目的で、朝の新鮮な空気を吸いこんでいます。

こちらは野川公園。まだ陽が低いので木々の影が長いです。


なかなか紫の色が捉えきれていないのですが、息を飲むうつくさです。

 


武蔵野公園から野川沿いに小金井方面へ。枝垂桜の並木道になっています。


音声ファイルが無いのが残念ですが、この辺りは、この季節うぐいすが鳴きます。この日は3羽を視認。


野川公園入口手前の「大沢の里」。この季節、毎年鯉のぼりが上がります。この日、この朝時間帯は無風で、鯉も死んだように元気なし。

眩しいくらいの新緑の若緑、さまざまな鳥の鳴き声、最初は冷たいぐらいだったのがどんどん温まってくる空気・・・自分の感覚をフルオープンにして、感度も上げてゆっくりゆっくりのジョギングは、自分の心身への最高のプレゼントです。

2024年4月14日


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柳家喬太郎 独演会

2024-03-07 05:43:45 | 日記 (2012.8~)

2034年3月6日

落語会

 


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鈴本演芸場、初訪問!

2024-02-26 07:43:32 | 日記 (2012.8~)

初めて上野の鈴本演芸場に足を運びました。

浅草演芸ホールよりもこぢんまりとしてアットホームな雰囲気があります。3連休の初日ということで、冷たい雨が降る中でしたが、8割近くの座席は埋まっていて熱気一杯です。

昼の部、途中からの入場でしたが、落語5席に奇術・漫才・浮世節を楽しみました。落語だけでないのは寄席の良さですね。

昨年の浅草以来の林家正蔵さんが久しぶりに聞けたのは嬉しかった。トリは林家勧之助「中村仲蔵」。人情噺をしっかり聞かせてもらいました。トリを除いては一人当たりの時間は短いですが、いろんな落語家、芸人さんの芸に触れ、久しぶりの寄席を満喫しました。

2024年2月23日 

落語       柳家こゑん           ?

奇術       如月琉   

落語       春風亭一朝           たいこ腹

漫才       ホンキートンク   

落語       春風亭一蔵           権助魚

落語       林家正蔵 ?             

浮世節    立花橋之助          

落語       林家勧之助           中村仲蔵


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