(アテネシリーズもいよいよやっと最終回。長くお付き合い頂いた方、ありがとうござました)
前夜のコンサートに加えて、土曜日の夜はオペラを見に行きました。ギリシャ国立オペラ座という「ギリシャの作曲家や音楽家にとっての檜舞台であり、あのマリア・カラスがデビューした舞台」(ギリシャ観光局)です。
カラスがデビューした舞台というだけでも期待が膨らみます。しかし・・・・・、オリンピアシアターと言う名がついたオペラハウスに到着したら、かなりがっかり。「これでは、日本の過疎の町の映画館と変らんではないか」という貧相な正面。これなら、私の日本の地元の市民公会堂のほうがずっと立派です。
でも、劇場内は狭いながらも、結構きれいでホッとした。ちょっと安っぽいけど。観光客っぽい人は見かけず、代わる代わる挨拶を交わしている風景を見ると、殆どが地元の人っぽくて、地元のためのオペラっていう雰囲気はアットホームな感じがしていいです。この日は、初演の初日で、テレビカメラも入り、結構、華やいだ雰囲気でした。
オペラの作品は、ギリシャの作曲家スピロ・サマラの最後のオペラ「The Cretan Girl」。もちろん、私は初めてです。それでも、歌やセリフはイタリア語で、ギリシャ語の字幕がついていた。なので、愛国を背景にした一種のラブコメディであることは想像はついたものの、具体的な話の筋は殆どわからずじまいでした。
でも、音楽はフォークダンス的なメロディや、耳に馴染みやすい軽快な音楽が中心で、とっても楽しめました。歌手陣もロイヤルオペラ等に比べるともちろん劣るものの、取り立てて不満もありません。むしろ合唱が多用されていて、美しいし、盛り上がります。
「2回の休憩を挟んで、終演は11時」と係りのお姉さんから聴いたので、翌日のマラソンに備え、2回目の休憩時に退館。翌日のマラソンがなければ最後まで見たかったです。
Title:The Cretan Girl
When:12.11.11 - 04.12.11
Where:OLYMPIA THEATRE –
Premiere 12 November 2011
The Cretan Girl
Spyros Samaras
Libretto: N. Laskaris & P. Dimitrakopoulos
New production
Petros Zoulias' timeless direction brings us back to a Crete under Venetian rule in Spyros Samaras’ comic opera, The Cretan Girl, which was the composer’s last work. A charming mix of love and patriotism, The Cretan Girl is bound to win over fans of operetta with its great melodies. Through the sound of shots being fired and through kisses, songs and traditional Cretan dances, Crete celebrates its revolution and the key players celebrate the fact they can at last come together.
Conductor Elias Voudouris
Director, Text Editor Petros Zoulias
Set – Costume Designs Anastasia Arseni
Lighting Design Katerina Marangoudaki
Αρετή Γεωργία Ηλιοπούλου
Κοντέσα Μαρία Μητσοπούλου
Δούκας Γιώργος Ματθαιακάκης
Δούκισσα Τζούλια Σουγλάκου
Παύλος Γιάννης Χριστόπουλος
Μιχάλης Δημήτρης Σιγαλός
Φουρλάνος Κωστής Ρασιδάκης
Δον Πλάτσιντο
Παύλος Μαρόπουλος
featuring the G.N.O Orchestra, Choir and Corps de Ballet
Place:OLYMPIA THEATRE
前夜のコンサートに加えて、土曜日の夜はオペラを見に行きました。ギリシャ国立オペラ座という「ギリシャの作曲家や音楽家にとっての檜舞台であり、あのマリア・カラスがデビューした舞台」(ギリシャ観光局)です。
カラスがデビューした舞台というだけでも期待が膨らみます。しかし・・・・・、オリンピアシアターと言う名がついたオペラハウスに到着したら、かなりがっかり。「これでは、日本の過疎の町の映画館と変らんではないか」という貧相な正面。これなら、私の日本の地元の市民公会堂のほうがずっと立派です。
でも、劇場内は狭いながらも、結構きれいでホッとした。ちょっと安っぽいけど。観光客っぽい人は見かけず、代わる代わる挨拶を交わしている風景を見ると、殆どが地元の人っぽくて、地元のためのオペラっていう雰囲気はアットホームな感じがしていいです。この日は、初演の初日で、テレビカメラも入り、結構、華やいだ雰囲気でした。
オペラの作品は、ギリシャの作曲家スピロ・サマラの最後のオペラ「The Cretan Girl」。もちろん、私は初めてです。それでも、歌やセリフはイタリア語で、ギリシャ語の字幕がついていた。なので、愛国を背景にした一種のラブコメディであることは想像はついたものの、具体的な話の筋は殆どわからずじまいでした。
でも、音楽はフォークダンス的なメロディや、耳に馴染みやすい軽快な音楽が中心で、とっても楽しめました。歌手陣もロイヤルオペラ等に比べるともちろん劣るものの、取り立てて不満もありません。むしろ合唱が多用されていて、美しいし、盛り上がります。
「2回の休憩を挟んで、終演は11時」と係りのお姉さんから聴いたので、翌日のマラソンに備え、2回目の休憩時に退館。翌日のマラソンがなければ最後まで見たかったです。
Title:The Cretan Girl
When:12.11.11 - 04.12.11
Where:OLYMPIA THEATRE –
Premiere 12 November 2011
The Cretan Girl
Spyros Samaras
Libretto: N. Laskaris & P. Dimitrakopoulos
New production
Petros Zoulias' timeless direction brings us back to a Crete under Venetian rule in Spyros Samaras’ comic opera, The Cretan Girl, which was the composer’s last work. A charming mix of love and patriotism, The Cretan Girl is bound to win over fans of operetta with its great melodies. Through the sound of shots being fired and through kisses, songs and traditional Cretan dances, Crete celebrates its revolution and the key players celebrate the fact they can at last come together.
Conductor Elias Voudouris
Director, Text Editor Petros Zoulias
Set – Costume Designs Anastasia Arseni
Lighting Design Katerina Marangoudaki
Αρετή Γεωργία Ηλιοπούλου
Κοντέσα Μαρία Μητσοπούλου
Δούκας Γιώργος Ματθαιακάκης
Δούκισσα Τζούλια Σουγλάκου
Παύλος Γιάννης Χριστόπουλος
Μιχάλης Δημήτρης Σιγαλός
Φουρλάνος Κωστής Ρασιδάκης
Δον Πλάτσιντο
Παύλος Μαρόπουλος
featuring the G.N.O Orchestra, Choir and Corps de Ballet
Place:OLYMPIA THEATRE