10月1日の花壇の周囲にはジャコウアゲハの幼虫がアチコチに点在していた。正面の壁には2匹が近くに居て、左手の方に1匹、右手の大きな柱に2匹、そのズーッと上に1匹、窓枠と竹組に各1匹そして渡り廊下の両方の柱の根元に各1匹いて花壇の中にも終齢に近い幼虫が4~5匹は居た。
案内文の横の正面の壁に1匹だけジャコウアゲハの幼虫が見られます
花壇の外に出ているのはもう終齢で前蛹期の幼虫だろうから翌日には蛹化しているものとばかり思って、今日は午前中に行ってみた。意外や意外正面は1匹になり、右の方の柱は上の方と真ん中に各2匹づつ、窓枠はそのままだった。正面は1匹で左の出っ張ったほうのは蛹化していた。渡り廊下の左右の柱の根元の2匹も蛹になっていた。でも蛹化していたのはこの3匹だけだった。水飲場の下の用具入れの天井についている幼虫もまだそのままだった。
この幼虫は4cmはゆうにあり、大きいし移動も早かった
ウマノスズクサから離れて外に行くのは蛹化の為で前蛹期のための行動と思ったが一晩くらいではそう簡単なものではなさそうだ。そして蛹化した3匹は結構小さい個体だった気がした。これからどんどん蛹化していくのを観察してみよう。
成虫は見なかったが近くに花がないのが可愛そうに思えた。何かいい方法はないだろうか
渡り廊下の柱の根元の蛹はせいぜい3㎝くらいの大きさでした
アオスジアゲハが飛んで来ましたが、すぐに飛んで行ってしまいました