フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

前蛹期は2~3日位は普通なのでしょうか?

2024年10月02日 17時06分40秒 | 身辺雑記

10月1日の花壇の周囲にはジャコウアゲハの幼虫がアチコチに点在していた。正面の壁には2匹が近くに居て、左手の方に1匹、右手の大きな柱に2匹、そのズーッと上に1匹、窓枠と竹組に各1匹そして渡り廊下の両方の柱の根元に各1匹いて花壇の中にも終齢に近い幼虫が4~5匹は居た。

案内文の横の正面の壁に1匹だけジャコウアゲハの幼虫が見られます

花壇の外に出ているのはもう終齢で前蛹期の幼虫だろうから翌日には蛹化しているものとばかり思って、今日は午前中に行ってみた。意外や意外正面は1匹になり、右の方の柱は上の方と真ん中に各2匹づつ、窓枠はそのままだった。正面は1匹で左の出っ張ったほうのは蛹化していた。渡り廊下の左右の柱の根元の2匹も蛹になっていた。でも蛹化していたのはこの3匹だけだった。水飲場の下の用具入れの天井についている幼虫もまだそのままだった。

この幼虫は4cmはゆうにあり、大きいし移動も早かった

ウマノスズクサから離れて外に行くのは蛹化の為で前蛹期のための行動と思ったが一晩くらいではそう簡単なものではなさそうだ。そして蛹化した3匹は結構小さい個体だった気がした。これからどんどん蛹化していくのを観察してみよう。
成虫は見なかったが近くに花がないのが可愛そうに思えた。何かいい方法はないだろうか

渡り廊下の柱の根元の蛹はせいぜい3㎝くらいの大きさでした

アオスジアゲハが飛んで来ましたが、すぐに飛んで行ってしまいました


カマキリはジャコウアゲハの幼虫を襲いませんでした

2024年09月30日 17時33分35秒 | 身辺雑記

4㎝はある終齢と思われる一匹のジャコウアゲハの幼虫が花壇の外側のホースに出ていた。蛹化の場所を探し始めたようだ。しばらくすると見えなくなって地面を見ると一生懸命植え込み方面に向かっている。結構速い。どこまでどう行くのか追ってみた。
植込みに入って上の方に行くのかと思ったらそうばかりではない。なるべく太い枝を探すのかと思ったらそうでもない。ぶら下がっている蔓だとかあまり頼りにならない枯れ枝をつたっていく。

中の方を進んでいると何と近くにカマキリがいた。幼虫は気付かずにどんどん進んでいく。長い触覚が届きそうな距離になってようやく気づいたようだ。

カマキリは分かっているのかどうかだが、何となく襲うのは躊躇しているようだ。自分だけが幼虫が食べられたら大変とヤキモキしているうちにジャコウアゲハの幼虫も気づいた様で、方向転換して離れ始めた。カマキリは襲う体勢はとらず静観していた。

アリストロキア酸の毒性を持っていることを分かっていたのだろうか?しばらくするとカマキリの方は何もなかったように他に向かっていた。ジャコウアゲハの幼虫は何となく歩を速めてクチナシの枝に移り、大きな葉の中に入り込んでホッとしているように見えた。


花壇はジャコウアゲハの幼虫のオンパレードです

2024年09月29日 22時14分00秒 | 身辺雑記

花壇のジャコウアゲハの蛹は確認できているのは1匹だけだが、幼虫は殆んどが終齢に近づいているので、これから集中的に蛹化していくだろう。
事実右端のウマノスズクサの塊には外から見えるだけで大きな幼虫が6~7匹は付いて居る。茎を食べられてだいぶ低くなってきていて、他のウマノスズクサ群生も似たり寄ったりで終齢近い幼虫がたくさん付いている。

上の方に出ている確認できる幼虫だけでも3匹だ

田島ヶ原サクラソウ自生地では幼虫が大量発生したことがあり、以後自生地内でのジャコウアゲハは少なくなった気がするが、自生地では一株の大きなウマノスズクサにジャコウアゲハが大量発生して根元から枯らしてしまったが、花壇ではかなり多くの株数があるので、これからの枯れ方を見ていきたいと思う。

蛹化するのに外に出て植え込みに向かう幼虫(右下)は結構這うのが早かった

今日若い株を確認してみたら、まだ卵と若齢幼虫が付いていた。
成虫のジャコウアゲハはここでは自分は一回しか見ていないが、最終の11月頃まではジャコウアゲハ舞うサクラソウ花壇にしたい。

左の葉裏についているのは一齢幼虫でしょう。


庭の支柱で蛹化したジャコウアゲハの蛹を花壇に移しました

2024年09月26日 18時56分28秒 | 身辺雑記

今日は庭の支柱で蛹化したジャコウアゲハの蛹を土合小の花壇に持って行った。蛹化しようとする幼虫は何処に行くか分からないので取り敢えず生徒さんにジャコウアゲハの蛹を知ってもらおうとの思惑だ。

手前のお知らせでジャコウアゲハの幼虫、蛹を図示してある。
現在隣の保健室の窓の下で蛹化しているのがあった。

興味津々の子供たちにとっては格好の蛹だが無事羽化してくれることを祈るばかりだ。

今花壇の真ん中あたりにサクラソウの若い元気な葉が広がっている。今頃出てくるのは今年の種から芽生えたサクラソウだろう。大事にしよう。


なんと蛹化の真っ最中でどこでどう向きが変わったのか未だに不明です

2024年09月25日 14時21分55秒 | 身辺雑記
このところ急に日が短くなって24日も夕方5時を過ぎると薄暗くなり始めた。
9月24日の15時過ぎに庭でジャコウアゲハの前蛹が2匹揃った。暗くなる前に取り敢えず写しておこうと17時過ぎに庭に出てみた。
なんと2匹ともきれいな透き通った飴色に変身中だった。同時に蛹化が始まっていたのだ。
ビックリするやら嬉しいやらで慌ててシャッターを押しまくった。
 
慌ててフラッシュをたいたり、あたふたしながら撮った内の比較的いいのが上の2枚だ。植木鉢のは奥で写しきれなかった。
 
前蛹の時とは支柱に対する向きが逆になっているが、どこがどうなってこうなったのかその時は全く気付かず、未だに不明だ。