フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

土合小学校のサクラソウも新開小学校に負けず元気でした

2023年06月17日 18時18分49秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

久しぶりの感じだったが調べてみると前回行ったのは6月5日本木さんといった以来だった。とにかくご無沙汰してしまったので不安ばかりが先に立って、サクラソウが悲惨な形になっているのではないか、葉がほとんどなくなって株の存在も怪しいのではと不安が募った。
土曜日の午前中でほとんど人もいなかったが花壇はシッカリ水を含んで、サクラソウも大株の6株とハナムグラも3株はシッカリしていた。

以前にハクビシンに荒らされたとの事でネットが備え付けられていたのを本木さんがきれいに張ってくれたのがキチットなっていた。サクラソウの葉も虫に食われたり、枯れかけていたのが栄養剤を入れたこともあるのか元気だった。

これなら遮光ネットはしばらくかけず光合成をシッカリさせた方が良さそうなのでネットをかけるのは少し先に延ばすことにした。

花壇の前の鉄砲ユリに似た花はアフリカハマユウのようだ。ヒガンバナ科ハマオモト属の栽培種で明治時代に輸入され、インドハマユウと呼ばれてきたが、最近アフリカハマユウに変えられて明瞭な花柄があるのが特徴という。

周囲の雑草や枯草をだいぶ処理して、ホースも日の当たらない校舎寄りに戻しておいたが、どうなる事か、応援してくれる方との意思の疎通をしっかりするよう心がけよう。


サクラソウ自生地はノカラマツが花盛りです

2023年06月09日 15時33分54秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

しばらく投稿していないのは自覚していたが、昨日GW以来と気づいて我ながらビックリした。別に体調を崩したわけでもないし、猛烈に忙しかったわけでもない。ついついアップしなかった。
昨日は関東甲信も梅雨入りしたという。平年より1日、昨年より2日遅かったという。

サクラソウ自生地はまだ中央付近が冠水したままだが、ノカラマツの花盛りだ。と言ってもキンポウゲ科の花なので花弁は無く、萼も早落性なので、花は4本の雌しべと多数の雄しべだけだ。

花盛りのノカラマツ(野唐松)

花を正面からアップにしてみると4本の雌しべと多数の雄しべだけでもう萼はない

横から見たこの花には4枚の萼が見える

自生地ではこのほかに多く見られるのはオカトラノオ属の白い大きな花穂だ。残念ながら交雑種のイヌヌマトラノオが大部分だ。

中央にマメヒラタアブが吸蜜に来ています

希少種のノジトラノオはこれからだろうか。


さくら草まつり’23は好天に恵まれ大成功でした

2023年04月16日 16時04分58秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

さくら草まつり’23の4月16日(日)は前日は終日雨、16日の朝も天気予報は晴れにも拘わらず空は一面の厚い雲に覆われていた。
それでも雨はやんでいて降る気配はなかった。ただ、午後からは所により雷雨の予報だった。取り敢えず雨具の用意はして出かけた。観察路に水たまりがないか心配だったが、これまでの乾燥もあり、多少水分を含んでいるかなとの程度くらいだった。


朝9時過ぎの中央観察路。多少柔らかくなっていた程度だった。

サクラソウの花は雨に打たれて哀れをとどめていた

10時を過ぎると空は青空が広がり、暑いくらいの陽が注ぎ始め人出も一段と多くなり芝生広場の屋台は多くの若い家族連れでにぎわい始めた。11時20分頃の屋台の人出

中央観察路の柵の一つにオキクムシがついていた。ジャコウアゲハの蛹で一時はたくさん見られたがジャコウアゲハの幼虫は食草のウマノスズクサを所かまわず食べるので、根元近くの茎まで食べてしまいウマノスズクサを枯らしてしまったので少なくなってしまった。
ちょうど首のあたりに糸を回して吊り下がるので怪談のお菊さんになそらえてお菊虫の名がある

現在、チョウジソウが真っ盛りでたくさんの花をつけていた。

清水勇人さいたま市長もお見えになって、我々のテントも訪れてくれて久しぶりにお話ができた。


今年も新開小学校が校外学習に来てくれました

2023年04月12日 18時02分15秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

今日4月12日は恒例の新開小学校の4年生の校外学習だった。今年は10日が始業式だっただけに先生の準備も大変だったようだが、何とかとかやりくりして来て頂いた。
風は強かったが、晴天で生徒さんたちはタブレットを持っている子もいて時代の違いを感じさせられた。でも興味を示す事や質問はやはり小学4年生でこちらが困ることもあった。嚆矢は「なぜはなびらはハート形なのですか?」との質問だった。
でも私も楽しい時を過ごさせてもらい、写真を撮る機会を逸してしまった。

代わりに前日に撮ったカラスノエンドウとチョウジソウに来たヒゲナガハナバチの写真を掲載してみる。

カラスノエンドウは花の下の筒が長いので口吻が長くないと蜜に届かない。

白いのは花粉団子なのだろうか?何だかよく分からないので分かったら教えて欲しい。

チョウジソウも花の下の花筒が長いので口吻が長くないと吸蜜できない

こうゆう意地の悪い偶然もある。葉が少しずれれば口吻が花筒に入っているのが分かるのに


いつもは下旬に開くチョウジソウが花開いています

2023年04月10日 18時20分03秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

今年はすべての植物の生長がはやい。サクラソウ自生地ではオギが伸びだしスイバももう赤い穂をつけて林立している。
いつもは4月下旬かGWに花開くチョウジソウがもう咲いている。中央観察路のE区に近いあたりでもB区の公園よりでも見られる。

でも何となくひ弱そうな感は否めない。もう少しゆっくり咲きたかったのかも

彩湖の畔にある補完地はヒキノカサが黄色い花をいっぱいに咲かせ、サクラソウの赤と素晴らしいコンストラクトをかもしている。

ヒゲナガハナバチも忙しく吸蜜に飛び回っていて心強い。