フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

6月の27レポートは穴を開けずに済みそうです

2022年06月28日 15時09分15秒 | 荒川河川敷

二ツ宮からプラザウエストまで荒川河川敷を歩いた。27日は本来なら墓参りを兼ねた荒川河川敷観察日で自転車で行くのが常で、マンスリーレポート27の日だった。今回は右手が不自由で自転車に乗れない苦渋の選択だった。
往復はバスで河川敷約6.2キロを歩く予定だった。3日連続の猛暑日がチョット心配だったが、欠かしたくはなかった。

治水橋近くのまだ工事が終わって間もない堤防にはアカツメクサが繁茂しモンシロチョウが飛び交っていた。バトルしているようなのをよく見ると何と体を折り曲げて交尾拒否をしていた。

交尾を済ませたメスは体を折り曲げて拒否のポーズをとるという

少し先の堤防ではもうセイバンモロコシが占拠していました

植水の横堤に入り途中から昭和田んぼに降りた。昭和田んぼの真中を南北に走る農道兼自転車道を3分の2以上北進した辺りの農業用水水路縁にイヌヌマトラノオが繁茂していた。以前はここら一帯に生育していたが、最近はこの辺りだけになってしまった。

そしてオカトラノオとヌマトラノオの交雑種と言われるイヌヌマトラノオだけしか見られなくなった。

1時間くらい歩いただろうか猛暑日の炎天下で、疲労困憊してしまった。荒川運動公園方向を見ると立木の下に木陰が見える。欲も得も無く緑陰に吸い寄せられた。熱いお湯に浸かったような靴を脱いで生き返った。

第2調節池の工事現場を横目で見ながら自然の中にいながら緑陰がないのを呪いつつ、とにかく前に進んで、残り1時間半でプラザウエストにたどり着いた。