立秋の朝の外の空気は少し爽やかだった。連日の猛暑もこの2~3日は朝夕は少ししのぎ易い。昼間も空は薄雲に覆われ昨日までの強烈な日差しが無く時折吹く風は一陣の涼風だ。天文学的にいうと立秋とは太陽黄経135度になった瞬間で今年は8月8日15時01分との事だ。
6時15分に着いたサクラソウ自生地は前回の予測通りジャコウアゲハが飛び回っていた。コバギボウシが全域で花を咲かせていたが、一日花という事もあり、咲き終わった花も多かった。遺伝子情報をもとにしたAPG分類ではキジカクシ科というが、旧のユリ科の方がなじみやすい。
キジカクシ科のコバギボウシ。蕾の形が橋の擬宝珠に似るのが名の由来
同じユリ科でAPG分類ではワスレグサ科に移されたノカンゾウは花はほぼ終っていたが、果が割れて種子がみられた。
ノカンゾウのキスゲ科はマアなじみ易いかも
果が割れて艶のある種子が3室に分かれて入っていた。種子は黒くてエナメルのような艶があるが形は角の丸い4~5角形で、少なくとも20個以上は入っています。
左の果はわれるとすぐに種子がこぼれ落ちそうです
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