江川のフェンスに絡んだアオツヅラフジが黒く熟した液状の核果を多く付けていた。
ふと気づくと、黒い体に赤と黄色の斑点が鮮やかな毛虫が4~5匹盛んに動き回っていた。
尺取虫のように体を円くして進んでいるのもいて、何匹かシャッターを押した。
4~5㎝の長さで体の中ほどの疣足が退化しているので、尺取虫のような動きをする
帰ってアオツヅラフジの食草で検索するとチョウ目ヤガ科エグリバ類の蛾で、ヒメエグリバとあった。翅がえぐれているのが名の由来という。写真で見ると枯葉のような色と形で、幼虫のような美しさどころか奇妙な成虫だ。6~10月に見られ、モモ、ナシ、カキなどの果実の液を吸う害虫という。
成虫は昆虫エクスプローラのヒメエグリバ参照
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