フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

サクラソウの正常な種子繁殖の担い手はヒゲナガハナバチのようです

2022年04月22日 13時09分08秒 | 荒川河川敷

20日の穀雨のレポートをアップして21日は宇宙サクラソウを栽培している栄小学校を訪れ、錦乃原櫻草園に寄ってきた。
錦乃原櫻草園はかなり紅色の濃い花が多いが今年はピンク系の花も多く見られた。ここも結構訪花昆虫が来ていて種子をつけているのも多く見られた。

残念ながらチョットピンボケですがヒゲナガハナバチのようです

復路は天端の自転車道ではなく、河川敷を通ってきた。周囲にはクサノオウやセリバヒエンソウ、そして今河川敷で猛繁殖しているナヨクサフジの花も多く見られた。
ナヨクサフジは花筒が長い事もあるのだろうが、吸蜜に来るハチの滞花時間が長く比較的カメラに収めやすい。

サクラソウに来ていたハチと同じヒゲナガハナバチのようだ。
ナヨクサフジを初めて見たのは確か熊谷辺りの河川敷でそれもかなり前、15年以上前だったと思う。クサフジなどより花も大きく白い所も目立ちきれいな花だとの認識だった。それがどんどん下流に広がり、2年前にはさくら草橋から見下ろす鴨川の河川敷を紫一色に染めるほど急繁茂してきた。それに合わせてヒゲナガハナバチも急増殖してきたようだ。そのお蔭でナヨクサフジが花をつける前はサクラソウのポリネーター役に活躍するようになったのだろう。

繁殖力旺盛な外来種のナヨクサフジは今では悪いイメージしかないが、その繁殖を助けたヒゲナガハナバチが間違いなくサクラソウの正常な種子繁殖の担い手になっていると思う。



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