フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

新開小の4年生が例年の如く現地学習に来園

2016年04月18日 17時31分27秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

新開小学校の生徒を歓迎するかのように朝からテントの上で囀っていたホウジロ

9時30分には新開(しびらき)小学校の4年生53人が現地学習に来園。今日18日は前日と打って変わって穏やかな春の日だった。
新開小は毎年来てくれるが小さな時からサクラソウ自生地を知ってもらうのは非常にいい事だ。
最初の観察に入口の支柱についていたジャコウアゲハのさなぎを選んだ。事前に確認した時、ずいぶん色が薄くなっていると思ったが、朝に羽化して我々が観察路に入った後に羽化したジャコウアゲハが入り口付近を飛んでいたとの事だった。

新開小の生徒たち。20分歩いて来て見学の用意を始める

見学中にも羽化したばかりのジャコウアゲハのオスを見つけたが、かなり遠くで、子どもたちの目の早さに驚いた。

羽化して間もないジャコウアゲハ。20分後くらいには元気よく飛んでいったようだ


去年は6日に咲いた我家の鉢植えの綾波(薄色)が花を付けた。初咲きは1週間遅かったが、3花茎が伸びてそれぞれ3~4花を咲かせている。自分は殆どやらなかったが、女房が夏の間の水遣りを欠かさず、日陰に置いておいた成果のようだ。

名の綾波薄色にふさわしい上品な色だ


さくら草まつり'16は生憎の荒天で残念でした

2016年04月17日 16時19分42秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

さくら草まつり'16の17日は生憎の強風にまじる雨の悪天候で、折角のお祭りが台無しだった。

9時40分頃にやってきたが、この子たちは舞台に上がれたのだろうか

人気の催し物も中止が相次ぎ、通路の両側を埋め尽くした露店も閑古鳥が鳴き開店休業状態だった。田島ケ原サクラソウ自生地を守る会の近くにテントを張ったさくら郵便局はテントを南北に張り替えたりして工夫していたが、どうにもならず早々に撤退してしまった。

通常なら盛大に湯気を立てている焼きそば屋さんも鉄板には何ものっていません

我々もお昼近くまで頑張ったが次第に風雨が強くなり、テントの前も閉めて雨風をしのぐ有様で、早急な好転も望めず、12時近くに解散せざるを得なかった。
サクラソウ自生地はノウルシやノカラマツが大きくなってサクラソウを隠してしまっている上にスイバが伸び出して見える所もスダレ越しにしてしまっている。
観察路近くのサクラソウの周りのオギなどをむしり取った跡があり、非常に残念で「撮り花」の風上にも置けぬ奴と思う。

赤いバツ印の下はむしり取られたオギやヨシの残骸。撮り花の資格ナシだ

色々探してもこの冬にはついに見つからなかったお菊虫がなんと一番身近な囲柵の柱にあったのにはビックリ。Oさんの大ヒットだ。

正面から見たら、あると分かっていても見つけられないほど柱に同化しています


桜区役所のサクラソウ展で11枚が見られました

2016年04月14日 18時56分13秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

桜区のサクラソウ展が明日15日12時まで桜区役所1階展示場で開催中だ。
サクラソウ花壇を中心に多くのサクラソウが展示されていて、いずれもかれんで優しく見ごたえがある。

その中でビックリなのは万才楽の一つの花の花びらが11枚な事だ。
過去にサクラソウ自生地で10枚はあったが、11枚は初めてだ。柱頭が2つあり、雄しべも見られる。等花柱花にも見えるがどうだろう。

真ん中の花びらの根元を数えると確実に11枚が付いています


穏やかな春の日に多くの人が訪れています

2016年04月12日 11時52分03秒 | 身辺雑記

昨日と打って変わって暖かい日に恵まれ、サクラソウ自生地には多くの人が訪れています。


今日から定例の株数調査が始まり臨時職員の方達が中に入って作業を開始しました。このところサクラソウは毎年減り続けているので、今年の結果は大いに注目です。


もう、17日のさくら草まつりの準備も始まっていました。天気予報では日曜日は雨模様なので心配ですが、よくなる事を祈ります。


桜草公園の桜は今日の日曜日以降も見られそうです

2016年04月10日 18時44分40秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

市街地よりも遅い桜の花も今日10日の日曜日が最終の見ごろと思いましたが、風が無かったのでまだまだかなりの花が残って見られる状態です。

このところ旧桜草公園の入り口から入った土手のノリ面に群舞しているメスアカケバエが今日も多く飛び回っていました。別に人間に害を与える事も無いようですが、こんなに多いと気持ちが悪い。とにかく素早く飛び回っていてナカナカシャッターを切れない。ようやく金網のフェンスに止まったのを写せた。

メスアカケバエのオス

メスアカケバエのメスは頭が非常に小さいのがよく分かる

メスアカケバエのメスはごく少ないようだが今朝は幸運にもギシギシに止まっているのを見つけた。オスはメスを探して飛び回り、やっと交尾しても別の雄が後から交尾するとその雄の子孫が残るため、2~3日も交尾状態を続けるというくらいで、メスは非常に貴重のようだ。

以前から付けていた浦和からのバス停の案内を雨に濡れても大丈夫な加工をした案内も併掲して2連チャンで掲載した。

さくら草橋交差点には渡り切った所に暫定的な案内表示を立てて貰っている。あくまで交差点の手前に立てるまでの暫定措置という事で、早く手前に立ててもらいたいが、お役所仕事はナカナカ時間がかかる。